おはようございます、あきこまです。
本日は短めです。繋ぎと思ってもらえれば幸いです。
おでかけシスター二週目に入りましたね…色紙ののどかは無事獲得しましたよ。私が引いたのは花楓でしたが友人が交換してくれました…感謝感謝。
花楓とのおでけけ前日譚を2話ほど予定してます。花楓おでけけが終わった後は俺ガイル1期の内容に行きたいと思ってますのでこれからもよろしくお願いいたします。
憂鬱な一週間の学校が終わりお台場の日から数日が経過した今日は土曜日、先日花楓が優勝賞品として俺を連れ回す日は明日となっている。
今日までの学校では材木座が雪ノ下にコテンパンに打ちのめされていたり、戸塚のいるテニス部に奉仕部が協力する事になり主に雪ノ下が主導で指導してる最中、葉山・三浦率いるトップカースト軍団と戦う訳分からん展開になったり色々とあった。
そしてそんな今日は二度寝すること無く珍しく朝から起きた俺がリビングに行きコーヒーでも準備しようとしたところである。
リビングに向かうと扉の向こうに人の気配が感じられた。恐らく小町だろうと勝手に思い込み扉を開ける。
「おはようございます」
だがそこに居たのは小町ではなく牧之原だった。
「おう……なにしてんの?」
「麻衣さんからのお届け物が比企谷くん宛にありまして、それを届けた次第です」
そう言った牧之原は自身の背後よりよくコミックマーケットなる物で見るサイズのショッパーを取り出し俺の前に差し出した。
「これ全部?」
「はい! あとー……あ、あった! これも一緒に入ってました」
ショッパーと共にガサゴソと手持ちのカバンから取りだした封筒を俺に手渡した。封筒には、物凄く丁寧な字で「比企谷八幡様」と書かれていた。
「じゃあ渡しましたからね? 良ければ後で何が入ってたのか教えてくださいね」
「もう行くのか?」
「はい! 今日は家族旅行で一泊してくるのです! お土産持ってきますね」
「いや、そんな気を遣わんでも……」
「何を言ってますか、遠慮は言いっこなしですよ」
それではー、なんて間の抜けた声を残して牧之原は旅行に向かった。
今更ながらリビングに小町の姿を確認できなかったのでとりあえず受け取った物を持ち自分の部屋に向かった。
こういう場面、人はどちらから手を付けるだろうか。
目の前にインパクト大きめで存在するショッパー。
その人が俺に向けて宛てたメッセージがある手紙。
俺は迷いなく後者であり、封筒を開封した。
「ハチくんへ
先日のお台場はありがとう。君と出会ってから咲太やのどかに花楓ちゃん、もちろん私も笑顔絶える事無く過ごしてます。それに翔子ちゃんも引っ越す前は凄く不安そうな顔ばかりしてたから千葉に行く度安心してます。ありがとう!
お礼と言っても君は素直に受けとってくれないと思ったので受け取らざるを得ない形にさせてもらいました。ショッパーの中には君に合いそうな洋服を入れました。
花楓ちゃんに聞いたけど日曜にお出かけするみたいだから、咲太みたいに何も準備しないで適当な服を着るなんてことが無いように私が見繕いました。ぜひ使ってください!
P.S のどかが毎日君の事を話題に出します。電話とかでもいいからたまに構ってあげてね?」
「麻衣さん……」
なんか、ここまでしてもらってすげぇ申し訳ないと思う反面で頂いたものには感謝の念しか感じない。なんせ、俺には服のセンスという物がほぼ無いに等しい物だ。
数年前まで着れればいいのスタンスでいたファッションという分類で最近は小町がコレ! と選んだものばかり着ていたから大助かりしてしまう。
しかし……これはこれで悩みが出る。
「麻衣さん……相当数送ってね?」
上のシャツやら羽織物などだけで八着はある。そこにパンツや帽子等の装飾品も複数あった。
お礼の電話をするのはそうなんだがちょっと我が妹にこの中から選ぶ最適な服を見てもらおうと小町の部屋に向かう。しかし、ノックをしても返事が無い。
「……ハイハイ?」
「あ、お前今どこにいるよ」
「あー、旅行?」
「……友人? 家族?」
「……後者かな」
「あぁ……いつものやつね」
「ごめん、お兄ちゃん起こしても中々起きなかったからお父さんが急かして……」
「居ないのはわかったが、帰宅はいつだ?」
「明日! お土産買ってくね!」
そもそも、起こす以前に俺はそんな話すら聞いてなかったのだが。
まぁ、俺が家族旅行に行かないのはいつもの事だし仮に誘われてもいつも行ってない挙句今回はちゃんと予定が入ってたから尚更。俺も小町に花楓と出かけるとか言ってないし? ……これ以上考えても詮無き事だ、はい終わり。
服を見てくれそうなやつがまさかの二人して家族旅行に出かけてるというなんともな偶然がありちょっと困ってはいるが解決しそうにないのでとりあえず予定を前倒しにして……。
「もしもし?」
「あ、えっと……ご無沙汰してます? ひ、比企谷です」
「なんで途中疑問が入ったのか分からないけど……おはようハチくん」
「今は……電話大丈夫ですか?」
「ええ、休憩中だから平気よ。どしたの?」
「あぁいえ……すみません服頂いてしまって。しかも相当数」
「あ、届いた? こちらこそいつもありがとうね。送った服の何着かは撮影で使った衣装を買取ってるやつもあるから全部新品という訳では無いけど……」
「いえ! 頂けるだけありがたいです! ありがとうございます」
ついでに少し相談してみるか。
「で、お礼ついでにご相談がありまして……」
「言ってみて?」
「組み合わせはコレがいいとかの見定めをしてもらいたかったんですが……小町も牧之原も家族旅行でいないんですよ」
「……(ハチくん家の)家族旅行なのよね?」
「はい、(俺抜きの)家族旅行です。牧之原は牧之原家の家族旅行です」
「(そういう家庭なのかしら……)そう、私も相談乗ってあげたいんたげど撮影何時終わるか分からないし……かと言ってテレビ電話だと実際の質感とか感じられないし……あ、ハチくん一応今日は空いてるのよね?」
「いやアレが「なに?」……あったような気がしたんですが何も無いですはい」
「ならお昼頃を目安に先遣隊を送るわ! 私も後で合流するから!」
「……いいんすか?」
「明日は花楓ちゃんとお出かけするんでしょ? ……あの子も昔色々あった子だし、私にとっても二人目の妹の様な子だからできるだけ助けてあげたいの」
その色々と言うのは俺同様の事なのか、それともそれ以上なのか、麻衣さんがここまで言うって事は後者なんだろうけど俺如きがそういうに口を出すべきでは無い。
「あ、休憩終わりそう。私の方は終わったらすぐ行くから! また後でね!」
「あ、はい! すみません忙しい所にかけてしまい」
「良いのよ、ハチくんも私にとっては弟の様な子なんだから」
慌てて切断した麻衣さんはとてもバタついていたのだろう、しかし……。
「弟……か」
あの国民的女優桜島麻衣に弟認定されるとは……俺の人生どこで進路変わったのかなぁ……舎弟の間違えかな?
数時間後。
家のインターホンが鳴らされた、特に来客の用はなかった気がするがあるとすれば先程麻衣さんが言ってた先遣隊なのかもしれない。
「はい」
「ご注文頂きました! デリバリーファッションチェック先遣隊です♪」
「お帰りください」
「早く開けなさい」
お、怒ってらっしゃる……画面越しでも伝わってくる迫力が……てか声がさっきと違うし。
先遣隊ねぇ……そうだよね……なんか薄々そんな気がしたけどさぁ、一応言っておいた方いいよね……。
ガチャ
「だから、先遣隊ってどなたですかね」
「わったしーだよー!!」
マジで誰?
「アタシ」
「いや、お前はわかる。俺が言ってるのはこっち」
確かにインターホンでは目の前にいる豊浜のどかが笑顔で身振り手振りしていた。だが実際の声は豊浜では無いことくらい分かった、ならその後ろにいるやつは……。
「初めまして! 私アイドルグループ、スイートバレットのセンター務めてます!広川卯月です♪」
ア、アイドル増えたァ……。
パンツ履かないアイドルが出場してしまいました。誰とは言いませんがまた青ブタ側より出る人がこの後予定されてます。
今回もありがとうございました!