サブタイトルを一新しました。
そして、遅ればせながら、明けましておめでとうございます!
今年も頑張って生きましょう!
温かな手の感触。
「…今にも力尽きそうな顔で、らしくないな」
誰かが力強く、しっかりと、手を握り締めてくる。
一体誰が、と顔を上げても、その顔は見えない。
その筈なのに。
「ふっ…そうだな…確かに俺も、らしくない。なら、お互い様だ」
薄ぼんやりとした視界でも、その声を聞けば、正体は自ずと導けた。
そうだ、――だ。
だが同時に、疑問も浮かんだ。
何で、ここにいるんだろうと。
「俺は、お前に手を差し伸べて助ける事が許される奴じゃない。お前は、俺に手を差し伸べられて助けられるような奴じゃない」
いや、そんな事はどうでもいい事なのかも知れない。
――が――だろうと、この状況を打開出来るのなら、それは願ってもない事だった。
僅かだが、身体に力が戻って来ている気がする。
この温かさが、自分に力を分けてくれているのかも知れない。
「…聞こえるか?…ああ、そうだな。いわゆる、四面楚歌と言うやつだ」
大丈夫。
今なら、もう一度立ち上がれる。
これなら、もう一度戦える。
「ん?少し違う、か?…ふっ…そうだったな。お前はそういう奴だった」
不思議な気分だった。
もう、二度と立ち上がれないと思っていた。
ここで終わってしまうのだと、そう思っていた。
「…不思議だ。もう、お前とこうして、当たり前のように話す事は出来ないと思っていた…許されない事だと、思っていたんだ」
だが。
「だが…」
そんな事は、ただの思い込みだった。
「そんな事は、ただの思い込みだった…」
いや、一匹狼を気取って、悲劇の主人公気分に浸っていただけだった。
「…いや、一匹狼を気取って、悲劇の主人公気分に浸っていただけだった」
自分には。
「俺には…」
背中を預けられる仲間がいた筈だったのに。
「背中を預けられる仲間がいた筈だったのに…!」
さあ、一人ごっこはここで終わりだ。
この身体でどこまで出来るのかは分からないけれど、――が背中を守ってくれる今なら、きっと、何でも出来る。
「…ああ、分かってる。許してくれとは言わないさ。ただ、俺と一緒に戦ってくれさえすればいい。今はそれで、十分だ」
全身に圧し掛かっていた冷たい重りは、嘘のように消え去っていた。
立ち上がる。
視界は未だに薄ぼんやりとしていたが、大丈夫。
出来る。
戦える。
「…悔しくて、羨ましくて…どこまでも真っ直ぐで、どこまでも正直なお前の姿に…俺は、嫉妬していたのかも知れないな…」
突然、視界の靄が取り払われた。
「…ふっ…冗談だ。さあ、行こうか。俺の背中は任せたぞ、ジル…?」
妙な感覚だと、そいつは思った。
何故なら、全身を包み込む浮遊感に似たそれは、突然姿を眩ましたかと思うと徐々に痺れへと変化し、そいつの脳内で激しく警告音を鳴らしたからである。
「ジル!!」
「ミスト!!」
ジュリウスとナナは同時に、各々が名付けた呼び名でそいつを呼んだ。
「…う…あ…?」
その危機感に満ちた二人の声から、そいつは自分の置かれている状況が、どうにも望ましくない方向へ転がっている事に気付く事が出来た。
「ちょっ!?…し、新入り!!」
ところで、そんな二人とは違い、そいつに名付けるどころかまともに会話すらしていなかったロミオは、申し合わせたようにそいつの名前を叫ぶ二人に動揺した分、出遅れた。
しかし、行動の意味するところは同じである。
そいつの眼前には、拳が迫っていた。
「…っ!?」
岩と見紛う程の堅固な拳に渦巻く炎の奔流が、うつ伏せで倒れていたそいつの意識を現実へと引き戻す。
装甲の展開が間に合う余地はなかった。
唯一そいつに出来た事と言えば、その一撃からの被害を可能な限り軽減させる事だけだった。
神機を支えにして無理矢理体を起こし、そのままがむしゃらに跳ぶ。
あわよくば、直撃だけでも避ける事が出来ないだろうかと考えた結果だった。
そして、その行動はそいつの意図した通り、可能な限りの被害軽減をもたらした。
拳は、空振りした。
「!?皆、避けるんだっ!!」
だが、まるで避けられる事が分かっていたかのように、空振りした拳に掬い上げられた炎の奔流が拡散する。
それは、無敵時間は甘えとでも言いたげにそいつの胴体に直撃し、地面へと叩き落とした。
「ミスト!!?…このっ!!」
炎の射線上にそいつがいたお陰で、ナナは避ける手間が省けた。
その省けた分の手間を、全てそいつからアラガミを引き離す為に使う事に決めると、威嚇するようにハンマーのブースト機構を起動する。
「ミストから、離れてよっ!!!」
まるでエンジンのようなけたたましい音を立て、ハンマーの後頭部から高出力のエネルギーが放出される。
ナナは、それをいつでも振り回せるようにと、姿勢を低くして腰溜めにするように身構えた。
「!」
それらに気付いたアラガミは、短いステップを数回踏む事で距離を取る。
アラガミ目掛けて放たれた連射弾が空を切り、それを確認する事なくジュリウスは走りながら号令を飛ばす。
「ロミオ!続いて牽制してくれ!ナナ!お前はジルを連れて離脱しろ!」
そして、跳んだ。
「了解!!ナナ、こっちだ!!」
ナナを跳び越しながら空中で神機を切り替え、着地と同時に回り込むようにジュリウスは駆ける。
それを、ロミオは弾丸を撃ち続ける事でサポートする。
そして、ナナは、腹部から背中までが焼け焦げて動かないそいつへと駆け寄った。
「…ミスト…?…ミストが、死んじゃった…?」
そいつを見つめたまま立ち尽くしているナナの様子を見て、異変に気が付いたロミオは、素早くフォローに入る。
「だ、大丈夫だって!ゴッドイーターは、身体が原型留めていれば助けられるから!!」
「でも…でも…!」
そう言って、ナナはロミオの方を振り返った。
「っ…!」
瞳に溢れんばかりに涙を溜め、ふるふると肩を震わせるナナの姿に、ロミオはうっかりときめいてしまった。
牽制射撃が止まる。
「お、俺が!何とかするから!!」
ん?
ロミオは、そいつの状態を目視で確認すると、取り合えず絶命してはいない事が分かった。
「これなら、リンクエイド出来る!」
「…りんく…えいど…?」
そこで、ロミオはそいつの背中に手を当て、互いのオラクル細胞をリンクさせる。
「エンゲージシステムがどうたらこうたらっていう奴で、つまり…」
そして、その総数を平均化した。
つまり、オラクル細胞を受け渡した。
「う…」
すると、不思議な事が起こった。
「…ミスト…!」
少しずつ、そいつの焼け焦げた肌が治癒していくのである。
「自分のオラクル細胞を受け渡す事で、生命活動を再開させるって事らし…」
「ミストー!!」
その光景に居ても立ってもいられなくなったナナは、ロミオの説明も碌に聞かずに、そいつの引き締まった背中に飛び付いた。
「………」
何か腑に落ちないものを感じたロミオだったが、そいつの無事を喜ぶナナの脇腹と太腿に免じて、今回は気にしない事にする。
「よし、全員無事か。一旦態勢を立て直す。D地点へ移動だ」
ジュリウスからの号令と眩い光が届いたのは、丁度そんな時だった。
「…奴の名称はガルム。見ての通り、狼を模した姿をしている。前足のガントレットを介して火のオラクルを操る、厄介な大型アラガミだ」
通路に隠れて様子を窺いつつ、ジュリウスは突然乱入してきたアラガミの解説をしていた。
その途中で、未だに気分が悪そうに、ナナに肩を借りている奴の存在に気が付いた。
「…ジル、顔色が悪いぞ?背後からの不意打ちで、しかも後頭部を強打されていただろう。無理をせず、ここで休んでいてもいい」
そう、それは甲虫のアラガミを倒し終えた後の事だった。
一人だけテンションがおかしい奴がいた事以外には特に問題もなく、ピクニック気分で帰投しようとしていた一同に、突如オペレーターのフランから無線が入ったのである。
その直後、甲虫のアラガミからコアを摘出している最中だったそいつに、狼は襲い掛かったのだった。
「…だい…じょうぶ……きぶん、わるい…だけだから…」
その結果、先程までとは打って変わってテンション低めになったそいつは、誰の目から見ても大丈夫な状態ではなかった。
「…仕方ない、撤退しよう。あいつの相手は俺がしておく。お前達は、その隙に離脱するんだ」
故に、ジュリウスの下した判断は、誰の目から見ても妥当なものだった。
そもそも、本来の任務は既に完了しているのだから、それ以上の事というのは任意によってなされるべきである。
したがって、ここで撤退する事を選択したとしても、何の問題もない筈である。
であるにも関わらず。
「…はっ!エリート揃いの精鋭部隊と聞いて来てみれば、ガルム相手に撤退する素人部隊か」
聞き覚えのない声が響いた。
その声は、この場にいる四人の誰とも違う声で、その響きは、この場にいる四人に対して苛立ちを顕にしていた。
「ふざけやがって…!半端な覚悟で入ってくるなよ…!生きるか死ぬかの世界に!!!」
青い風が吹き抜ける。
それは、四人の背後から通路の外へと飛び出すと、獲物を求めて周囲を見渡す狼の側面を陣取った。
前面が青い帽子に、前面を開け放した青いジャケット。
一見クールな印象を与えるが、色とは裏腹に、それらセットは寒冷地仕様である事が分かる。
そして、長い脚をぴったりしっかりと包む、黒い分厚いズボン。
ナナの開放的な格好とは間逆の立ち位置にあるこの格好は、さながら北国の歴戦者と言ったところだろうか。
見上げる体躯と、それに負けず劣らずな槍の神機を携える様は、まさに戦士のそれであった。
狼の脇腹を槍で突き刺し、巨腕を切り払い、顔面を叩き潰す。
「…すげぇ…」
流れるように繰り出される苛烈な攻撃の数々は、アラガミなど敵ではないかのように圧倒し、翻弄し、捕喰した。
まるで、お手本を見せられているかのような戦闘に、四人は言葉を失っていた。
徹頭徹尾、アラガミを完膚なきまでに八つ裂きにする方法を実演した男は、返り血で赤く染まった槍を振り払う。
そんな男に向ける事が出来た言葉は一つしかなく、四人は口を揃えてこう言った。
「…誰だ?」
「…誰?」
「…で、誰だよ?」
「…?」
今度は本当に、一陣の風が吹き抜ける。
「………ちょっと待て、その反応はおかしいだろ…!おい、ブラッドの隊長は誰だ?!」
まさか、そんな反応が返ってくるとは思っていなかったのか、男は少し動揺しながら声を荒げた。
「俺だ」
しかし、ジュリウスはクールに答える。
「グレム局長から話を聞いていないのか?」
「グレム局長が戻って来ていたのか?」
そして、話が噛み合わない。
「いや…そう言えば、所用で不在だとか言っていたか…」
男はぶつぶつと独り言を呟くと、気を取り直して話を再開する。
「…それなら、挨拶が遅れたな。俺は、ギルバート・マクレイン。さっきブラッドに転属されたところだ。だが…」
そうして、事務的に自己紹介を済ませると、男は四人を睨み付けた。
「生憎、足手纏いと組む気はない。じゃあな」
本日三度目の通り風が過ぎた後には、コアを抜かれたガルムの死体と、四人だけが残されていた。
「……何なの、アイツ…」
「なぁアンタ、初対面でさっきの言い方はないんじゃない?」
任務から戻って来てすぐに、ロミオはギルバートをそう呼び止めた。
すると、話し掛けられた事が癪に障ったのか、ギルバートはぴりぴりとした表情で振り返った。
「…足手纏いを足手纏いと言って、何が悪い。俺は、そんな奴らに足を引っ張られて死ぬのは御免だ」
そんなギルバートの態度に火がついたのか、次第にロミオの言葉が荒々しくなる。
「…はぁ?…人の事を足手纏い足手纏いって、アンタは一体何様のつもりだよ?そりゃあ、ジュリウスやアンタと違って俺達は駆け出しの新人だよ。けど…何で会ったばかりのアンタに、そんな事を言われなきゃいけないんだよ!」
売り言葉に買い言葉とは、まさにこの事だった。
そして、当人達ですら気付かない内に、その言葉遣いは荒々しくなっていく。
「ちっ!お前らみたいに、戦いをお遊びか何かと勘違いしてる奴らを見てると無性に腹が立つんだよ!!」
「お遊びだって…!?お遊びでゴッドイーターになったって、本気で思ってるのかよ!!アンタはっ!!!」
睨み合いと怒声の応酬が繰り広げられる中、それに気付いたフライア職員や後続の三人が集まって来た。
「ちょっ!ロミオ先輩!?」
「二人とも、何をやっているんだ!」
「ロミオさん!?こんなところでちょっと、まずいですよ!」
各々、二人の睨み合いを制止しようとするが、頭に血が上っている様子の二人は聞く耳を持たなかった。
「…あ~、なるほど!アンタ、転属されて来たんだっけ?どうせそっちでもそんな調子でやらかして、厄介払いされたんだろ?!それで俺らに八つ当たりしてるって訳だ!!そうなんだろ!!?」
「―――っっっ!!!!!」
その結果、ロミオの眼前には、拳が迫っていた。
それが予想外過ぎたのか、ロミオは避ける事も出来ずに頬を殴り飛ばされる。
「っっいってぇっっ!!??何すんだよっ!!!!」
背中から思いっきり床に叩き付けられ、ロミオは抗議の声を上げた。
「俺は、気にいらねえガキを殴っただけだっ!!!!」
それに開き直るように、ギルバートは睨み返した。
そこでようやく、ギルバートは周りからの視線に気付いたようだった。
「!……ちっ…処分するんなら、除籍でも独房でも好きにしろ」
それだけ言い残すと、ギルバートは四人に背中を向け、ロビーを後にした。
「…ちっ…何だよアイツ…!」
まるで、嵐の後の静けさとでも言うような、何とも言えない沈黙が辺りに染み渡る。
「んん?何をやっとるんだ貴様ら!お客人の邪魔になるだろうが!さっさと持ち場に戻れい!!」
ところが、その沈黙は長くは続かなかった。
突然の叱責に、その場にいた全員が声の方へと振り返る。
「え…?」
一同の視線の先には、如何にも将軍らしい口髭を蓄え、指でそれを弄びながら背後にいる人物へと視線を移している、恰幅の良い男が立っていた。
「…いやぁ、見苦しいところをお見せしました。さぁさぁ、お構いなくこちらへどうぞ、ユノさん」
男は、後ろ手にしっしっと人を払うような動きをすると、社交辞令のような作り笑顔を浮かべて、その人物をエスコートする。
「い、いえ、私は気にしていませんから、そちらもお気になさらないで下さい」
その様子を見て、フライア職員は思い出したように持ち場へと戻り、ユノと呼ばれた人物を見つめて微動だにしないロミオは、ナナに引っ張り上げられる形で二人に道を譲った。
「いやはや、ユノさんにそう言って貰えるとは、奴らも感激の極みでしょう。全く、戦う事しか能のない使えない連中でしてな。ユノさんにご無礼のないよう私からも言い聞かせておきますので、どうぞご安心下さい」
「ええ、ええ、お心遣い感謝いたします…」
客人の前とはいえ散々な言われようだが、ジュリウスとロミオは全く気にしていないようだった。
むしろ、肝心の客人の方が気にしている始末であり、それを示唆するかのようにちらちらと、頭痛に顔色を奪われている奴に向けて視線を送っていた。
「…?ねぇねぇ、あの人、ミストの事見てない?もしかして、あの人と顔見知りだったりするの?」
そう言われて初めて気が付いたと言わんばかりに、そいつは青い顔を上げた。
目と目が合う。
さらさらと流れる小川のような長い金髪に、花の模様が入った薄黄色のワンピースドレス、ところどころに赤い刺繍やアクセサリーがちりばめられたその女性の姿は、まるで人形のようですらある。
「…ううん、見覚えない」
言葉の通り、そいつにその女性の見覚えはなかったが、どこかで見聞きした事があるような、そんな印象は感じていた。
エレベーターの向こうに、女性の姿が消える。
すると、今までだんまりを決め込んでいたロミオが、突然声を上げた。
「…っ今の、ユノだよ…!葦原ユノ…!マジかよ…!目の前で生のユノを見られるなんて夢みたいだ!俺、ゴッドイーターになって良かった…!!!」
お遊びでゴッドイーターになった訳じゃない、風な事を言っていた事が嘘のように、ロミオは言う。
「ロミオ先輩、あの人の事知ってるんですか?」
そんなはしゃぎようのロミオの空気に付いて行けず、ナナはうっかり口を滑らせてしまった。
「ええっ!!!?ユノだよ、ユノ!!知ってるなんてもんじゃないよ!!むしろ世界的に有名な歌姫の事を知らないなんて、現代を生きる人類にとって致命的文化不足だよ!!?ぶっちゃけありえないだよ!!?」
ナナがその事に気付いたのは、ロミオがユノの来歴について熱く語り始めた頃だった。
「仕方ない、俺がその文化不足を補えるように、ユノについて語って聞かせるから!まず、ユノと言えばネモス・ディアナ!ユノの歌姫としての一歩はここから始まったんだ!!」
「へ、へぇ~、そうなんだぁ~…あ、あ~!私、ミストを医務室まで送って行かないと~!ロミオ先輩、また今度ゆっくり聞かせてね~!」
そして、とんずらした。
「え、ちょっと!?ナナ!?ナナ~!!?」
エレベーターの向こうへと走り去った二人を追い掛けて、ロミオはエレベーターの前で立ち尽くした。
「…そりゃないよ~…」
その一部始終をずっと眺めていたジュリウスとフランは、少し嬉しそうな表情で言葉を交わす。
「ふっ…怒ったり、笑ったり、騒いだり…人が増えるというだけで、こんなにも変わるものなんだな」
「ふふっ、そうですね。この調子だと、ギルバートさんの事も、意外と何とかなるかも知れませんよ?」
「ははっ、違いない」
ふと、ギルバートの話で思い出したかのように、ジュリウスはロミオの方を見たまま言葉を繋げる。
「…そう言えば、ギルバートが任務に付いて来ているなら、教えてくれても良かっただろう」
すると、フランは意地悪く笑みを浮かべながら、言葉を返した。
「ギルバートさんに頼まれていたもので。それと前回、事前に相談してくれなかった仕返しです」
それを聞いて、ジュリウスはやれやれと額に手を当てたのだった。
「全く、手厳しいな…」
今日からレイジバーストの体験版が配信だそうですね。
バレットがどうなっているのか、私、気になります!