タキオンの勝負服めちゃくちゃ可愛いですよね…レースで1着になった時にあの萌え袖クルクルするの本当に好き…
いつも身の回りのことをほとんどトレーナーに任せているけれど、自分の気持ちを伝えることは下手そう…というイメージの元作らせて頂きました!
それではどうぞ!
ここはトレセン学園に存在する研究室。そこには1人の女性が実験を行っていた。
「…ははは。ようやく完成したぞ!後はモルモット君に飲ませれば…ふふふ…!」
その女性ことアグネスタキオンは何か新しい薬を完成させたのだろう。薄暗い実験室の中で不敵な笑みを浮かべていた。
→次の日の昼時
「来たぞタキオン〜」
おや、ようやく来たようだね。待ちくたびれてしまったよ。
「やぁやぁモルモット君!さっそくだが、この薬を飲んでくれ!」
「えー…また体が発光するとか辞めてくれよ?あれ飲まされた時体発光してるから外出れないし、自分が眩しすぎて寝れないし…めっちゃ大変だったんだぞ?」
「今回は発光なんてしないよ!だから飲んでくれ!さぁさぁさぁ!」
私は彼が飲まないと言う前に、さっさと飲んでもらおうと薬の入った試験管を押し付ける。この薬は絶対に飲んでもらわなくては困るのだ。
「分かった分かった…何で今回はそんなにグイグイ来るんだよ…」
「…よし、飲んだね!?さぁ!気分はどうだい!?正直な意見を聞かせておくれ!」
「…思った以上に味は悪くない。たまに泥水みたいな味がするやつ渡してくるから警戒していたが、そんな心配は要らなかったな。」
モルモット君は私にの質問に対してしっかりとした返答をしてくれた。普段は「まぁ良いんじゃね?」ぐらいしか言わないモルモット君がだ。モルモット君も何故こんなに口が回るのかと、混乱している様子である。
「よしよし。症状は問題無さそうだねぇ!」
「…今回は何を飲ませたんだ?自分で言うのあれだが、普段ならこんなに喋らないはずなんだが」
「それはね、自白剤さ。」
私は満を持して先程飲ませた薬の正体を明かした
「この薬を飲んだ時には嘘をつくことなど無意味。…欠点としては、これはまだ試作品でね。効果時間がとても短いのだよ。だからこそ、さぁ!早く!正直に全てを話してくれたまえ!」
「んなこと言われても…」
「ではこちらから質問をしよう。まずは1つ目、私がいつも行っている実験についてはどう思っているんだい?」
「…初めは何を目的で薬を作ってるか分からなかったから『こいつ何してんだ?頭のネジぶっ飛んでんのか?』って思ってたけど、最近はその薬を使って色んな人の体調を良くしたりしてるから『あ、こいつ根は良い奴だ』って思ってる」
「っ!…そうかいそうかい!では次の質問だ。私のことはどう思っているんだい?」
自白剤を使っているから当然だが、こんなに正直に褒めて貰えると照れてしまうな…
笑ってしまいそうになるのを必死に堪え、私は次の質問をする。
「悪い奴ではないと思う。実際今まで色んな実験に付き合わされてきたが、俺の体が発光したり、某スーパーな人みたいになったりはしたが、俺の人体にマイナスな症状が出るような薬は1回も使ったことがない。自分のことばっかり考えずに、相手のことを考えられるいい子だと思ってる」
「!!っふふふ!そうかそうか!では次が最後の質問だ。1度しか言わないからしっかりと聞きたまえ…」
モルモット君は私のことを悪くは思っていたいようだ。しかし、ここからが本番。いや、これこそが本命。これを聞くためにこの薬を飲ませたのだ。
「…私が君のことを好きだと言ったら、君はその気持ちに答えてくれるかい?」
これが私が、この薬を飲ませ、そして作った目的だった。
モルモット君は考えこむように黙ってしまう。大した時間ではなかっただろう。だが私にとってはとても長い時間に感じた。
「…そうだな、まぁ、断るだろうな。」
「…え?」
…今、何て…?
さっきまであんなに幸せだったはずなのに、体の体温が一気に引いていくのを感じた
「そもそも俺とタキオンの関係はあくまでトレーナーと生徒という関係だ。そんなことは許されない。」
…嫌だ、もう聞きたくない。私は何も薬を飲んでいないはずなのに、視界が歪んでいった。
「まぁまず俺とタキオンでは色々と釣り合わないよ。…そうだな、例えば…」
「もういいっ!!それ以上喋るな!!」
何故っ!何故だ!さっきまではあんなに私を褒めてくれたではないか!それなのに…
「っ!そうだ!薬が少なかったのだな!?大丈夫だ!まだもう一本ある!」
泣いているせいか、どの試験管にどの薬が入っているかが分からない。しかし何故かこの薬だけは直ぐに認識できた。
「さぁ早く飲んでくれ!ほら早く!それで!そう…して…っ!」
「さっきのは嘘だと…言っておくれよ…!」
とうとう私は泣き崩れそうになり、全身の力が抜けていく。私の手から試験管が落ちそうになると、それをトレーナーがしっかりと掴む。
やめろ…やっぱり飲まないでくれ…それでも答えが変わらなかったら、私は本当に…!
しかしその願いも虚しく、トレーナーは中身をすべて飲む。しかし何故か飲み込みはせず、口に含んだままだった。
私が不思議そうに眺めていると…
「何を…んむっ!?」
そのまま私に口付けをし、口に含んでいた薬を私に飲ませてきた。
トレーナーは少し顔を赤らめ、しかしイタズラが成功した少年のような顔をする。
「この自白剤の欠点は、やはり効果時間が短い事だな。答えを考えているうちに効力が切れていたよ。」
あの時、時間が経つのが遅く感じだが、本当に時間が経っていたようだ。
「まぁ、そのおかげで俺は本心と逆のことを言えたって訳だ。まぁ…そういうことだ。俺もちゃんと好きだよ。」
「だからさ、タキオン。お前の正直な気持ちを聞かせてくれないか?」
私は、正直な気持ちを爆発させた。
「…あぁ好きさ!大好きさ!君のことを一日中考えてしまうほどに愛してるさ!君の全ての行動が愛おしいと思えるほどに恋焦がれているさ!けれど、この気持ちを伝えて、断られるのが怖かった…だから…この薬を作って、君の気持ちを先に聞けば…」
「安全に告白を出来ると思ったわけか、けれど思っていた答えとは違ったと。ならば適当に誤魔化せばよかったんじゃないのか?」
「初めはその予定だったんだ。けれど…いざ面と向かって言われると、想像以上に辛かったんだ…!」
私は泣きながら、どんどん気持ちを打ち明ける。もはや恥ずかしいなんて気持ちは全くなかった。
「ありがとな、タキオン。正直に打ち明けてくれて。」
そう言ってトレーナーは私の体を抱きしめる。
「〜〜〜〜〜〜!!!!」
私はただ、その胸の中で涙を流すことしか、出来なかった。
「悪かったよ、流石にアレはタチが悪かったな反省してる。」
トレーナーはあの時言ったことが全て嘘だったことを打ち明ける。
「本当だよ!私は凄く辛かったんだぞ!」
あの後、泣き止んだ私はトレーナーをソファに誘導し先に座らせると、その膝の上に乗っかる。
「しかも私に…く、口移しで薬を飲ませるなど…ちゃんと責任はとってくれるんだろうね!」
「当たり前だ。そもそも俺ら以外にも付き合ってる連中はいるだろ…まぁあの時は気が動転してただろうから、そこまで冷静な判断なんか出来ないか。」
「…本当にいいのかい?」
「ああ。何ならちゃんと告白してやろうか?」
「いいや大丈夫だ!そんなことをされたら恥ずかしさで死んでしまう…!けれど、もう一度ちゃんと、私に口付けをして欲しい…」
「…もちろんさ」
そうして私とトレーナーは、唇を合わせた。
→数日後…
「やぁ我が愛しのモルモット君!申し訳ないのだが、また自白剤の試作品を飲んでいてねぇ、本心しか言えないのだよ。許してくれるかい?」
「またかよ…まぁいいけどさ。んで、なんで呼んだんだ?」
「あぁ、特に意味はないよ。ただ君と一緒に居たかっただけさ。」
「いやそんだけかよ…めんどくせぇな、自白剤…まぁ、いいんだけどさ。俺も一緒にいれたら嬉しいし」
…すまないモルモット君。私が自白剤を飲んだというのは嘘なんだ。私が飲んでいるのはただ色がついただけの水。なんの効果もないんだよ。けれど、まだ自分の気持ちを伝えるのは恥ずかしくてね…こうして薬の力と言い張って私の気持ちを伝えているのさ。
せっかく君と恋人になれたのに本当にすまない。けれどまだ、君のことをはモルモット君と呼ばせてくれ。だけど、いつか。
この薬が完成する頃には、本来の私で、ちゃんと愛を伝えるから。
次回は早めに上げると言ったな…?
本っ当にすみません!!!!結局こんな時間になっちゃいました!!!!!!!
途中でどうしてもタキオンの可愛さが表現出来ず詰まっちゃって、物凄い時間がかかってしまいました…
2、3回描き直した結果完成したお話がこんな感じです。誤字があったり、納得いくお話じゃなかったら本当にすみません…
毎度の事ながら、いつも閲覧等本当にありがとうございます!現在考えているのですが、既に描いてしまったウマ娘たちのその後のお話を描こうか迷っているのですが、どうなんでしょうか…?もしかしたら描くかもしれないので、その時はよろしくお願いします!
長くなってしまってすみません!また次回会いましょう!
このウマ娘のifstoryが見てみたい!
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トウカイテイオー、メジロマックイーン
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サイレンススズカ、シンボリルドルフ
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オグリキャップ、エアグルーヴ
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スペシャルウィーク、ゴールドシップ
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