通算UAが増えていて、毎回見るとビックリします…本当にありがとうございます…滅茶苦茶嬉しいですし、とても励みになります!
前置きはここまで!本編へどうぞ!
「流石にメジロの尾がキレましたわ!!!」
私メジロマックイーンは、とても怒っています。怒りの矛先はもちろん。私のトレーナーさんに対してです。
…いえ、トレーナーさんの事が嫌いな訳ではないのです。むしろ大好きです。暇時間があると彼のことを考える位には大好きです。大好きなのですが…
「どうして私のアピールに何の反応もしてくれないのでしょうか…!」
そう。私がトレーナーさんに対して必死にアプローチを行っているにも関わらず、全く反応を示して下さらないからなのです…
時にはトレーナーさんとさりげなく腕を組んでみたり、トレーナーさんがソファに座ればその隣にピッタリとくっついてみたり、機嫌が良い時は直接『トレーナーさんは私のことを好きですか?』などと、大胆な行為にまで及んでいるのですが…腕を組んでも、くっついても特に反応は無し…好きかと聞いても『そりゃ好きだよ〜』と受け流され…そんなことをされ続けた結果、どんどん自分に自信が無くなってきているのである
「やはり、胸が小さいからなのでしょうか…」
私の体は体調管理に気を配っているため、自分で言うのはなんですが、かなりバランスの良い体つきをしています。しかしそのバランスの良さは身長に対する胸部の大きさにも現れ、決して大きいとは言えないのです。
「スカーレットさんの様ならば、もっと意識して下さったのでしょうか…」
スカーレットとは、同じ中等部のダイワスカーレットの事であり、事実彼女の胸部にはかなり凶暴的な物を所持している。彼女が少し前まで小学生だったと言っても大体の人は信じないだろう。
「いいえ。マイナスな方向に考えてはダメですわ。メジロマックイーン…」
そう自分に喝を入れる
「絶対に振り向かせてみせますわ…メジロ家の名にかけて!」
ここからメジロマックイーンの、必死のアプローチ大作戦が開始されたのであった
→次の日
「トレーナーさんっ!何をしておられるのですか?」
「っと、マックイーンか。今から食堂に向かおうと思ってね。」
食堂ですか…それならば私と同じですわね…
「あら、私もちょうど向かおうと思っていたのです。御一緒しても構いませんか?」
「もちろんだよ。じゃあ一緒に行こうか〜」
(よし。今ですわ!)
待っていたと言わんばかりに自然な流れでトレーナーと腕を組み、体を寄せてピッタリと張り付く。
「…マックイーン」
「あら、どうかなさいましたか?」
(ふふふ…いつもはここまで密着はしない…今回こそ…!)
「マックイーンは体温が高くて暖かいね。」
そう言ってこちらにほほ笑みかけると、特に気にした様子もなく食堂へ向かっていく
(全然…気にしていないですわ!?)
マックイーンは顔を赤くし、酷く動揺しながらもそのままの体勢で食堂について行った。
→食堂にて
現在の時間はお昼時ではないため、食堂は空いていた。座る場所が確保できるため嬉しいことだが、マックイーンにとっては違う意味で好都合だった。
(ふふふ…人が少ないと言うことは、多少大胆な行動をとっても周りからの視線が少ないため多少は恥ずかしさが薄れる…今度こそ…!)
マックイーンはトレーナーと食事をする時は絶対に隣ではなく、前に座るようにしている。そうした方が、常に彼の顔を見つめていられるから。
「ねぇ、トレーナーさん?」
「ん?どうしたの?」
「ぁのっ、1口、どうですか?」
そう言うと、マックイーンは自分の食べていたパフェを少しすくってトレーナーの方にスプーンを向けた。そう、
(これ…滅茶苦茶恥ずかしいですわ!?)
自分で仕掛けましたが、顔が赤くなっていくのが分かりますわ!流石に間接…キスは、やりすぎたでしょうか…?
などとを考えていると
「くれるの?ありがとうマックイーン。君は本当に優しいね!」
そう言って何の躊躇いもなく、パクリと、スプーンを咥えてパフェを食した。特に顔の赤みも増えておらず、気にしていないといった感じだった
(何故平気ですの!?…しかし、何度も続けていれば!)
しかし、マックイーンは一つだけ勘違いをしていた。
人が少なければ注目が集まらないため恥ずかしくない。と思っていたが、その場にいる人数が少ないと、
「ねぇねぇ!マックイーンさんがトレーナーさんにあーんしてるよ!」
「ね〜!しかも同じスプーンでやってるよ!顔を真っ赤にして…勇気を出して頑張ってるんだね!可愛い〜!」
「あ…う…」
(誤算でしたわ!いや、よく良く考えれば分かることですわ!人が少なければそれだけ視点が集まりやすくなるなんてこと…何故こんな簡単なことに私は…!)
顔を真っ赤にして後悔するマックイーン。しかしもう1つ問題が残っていた。
(…そう言えば、このスプーンはトレーナーさんの口に入ったスプーン…私はこのスプーンで残りのパフェも食べなければなりませんの!?)
そう。この若干視線が集まる中、先程あーんをしたスプーンを使って残りのパフェを食べなければならないのである。実際ならスプーンを変えればいい話なのだが、今回はそうはいかない
(ここでスプーンを変えるような行為をすれば…もしかしたらトレーナーさんは自分が嫌われていると勘違いしてしまう可能性がある…それだけは阻止しなければっ!大丈夫…これぐらい…大丈っ、夫…)
「っ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」
結局顔を真っ赤にしながら、残りのパフェを食べることに集中した。
トレーナー室にて
(まさかここまで…反応を示して頂けないとは…むしろ私が恥ずかしい思いをしているだけなのでは!?)
これまでのアプローチではトレーナーさんの反応がイマイチだったが、マックイーンにはまだ一つだけ、切り札が残っていた
(滅茶苦茶恥ずかしいですが…やるしかないですわ…メジロ家の名にかけて!)
「
「ん?どうした…ッ!」
「んっ!」
マックイーンは口に棒状のお菓子を咥えて、それをトレーナーの方に向けた。まぁ言ってしまえばポッキーゲームのようなものである。
(恥ずかしい…恥ずかしい…ですがっ、ここで引く訳には…!)
顔を真っ赤にして目を閉じ、拳を胸の前で握りしめプルプルと震えながらトレーナーの行動を待ち続ける
「…ふぅ。マックイーンが、悪いんだからね。」
何か小声で言っていたが上手く聞き取れなかったため、片目を少し開くと、トレーナーさんは咥えられているお菓子を私の口元付近でポキリと折ると、そのまま私の口を、トレーナーさんの口で塞いできた。
…塞いできた!?
「んっ…」
「!?!?!?!?!?!?」
案の上大パニックである。
(どういうことですの!?トレっ!トレーナーさん!?)
「ぷはっ!」
そして繋がっていた影が2つに戻ると、
「マックイーン…アプローチをしてくれるのは嬉しいんだ…嬉しいんだけどさ…」
トレーナーさんは顔を真っ赤にしながら、今までの思いを打ち明けた
「せめて、2人きりの時にしてくれないか…?」
そう言って、私の頬を優しく撫でた
「…アプローチに、気づいていたんですの…?」
「あれだけされて気づかないほど、俺は唐変木じゃないよ…」
「マックイーンのような美しい女性に思いを寄せて貰えるのは嬉しいよ。けれど、沢山人がいる中では…ちょっと恥ずかしい、思いを返してあげられないからさ。」
嗚呼…本当にこの人は…
「だからさ、これからはこうやって2人きりの時に、っ!?」
私は気持ちを抑えられず、トレーナーさんををソファに押し倒し、今度は私の口でトレーナーさんと口を塞いだ。
「んっ…ふふっ!全て、私の勘違いだったようですわね…これで、これからはもっとグイグイいけますわね!」
「…あはは。お手柔らかにお願いします。」
その日はずっと私はトレーナーの上に乗っかり、体全体を密着させて頭を擦り付けていた。その間トレーナーさんはずっと私の頭を撫でてくれました。
(んふふっ…幸せ…!)
それ以降2人きりの時には沢山甘えるようにした。トレーナーさんに乗っかってくっつき甘えたり、仕事中のトレーナーさんの背中に張り付いたり、今まで以上にスキンシップをとるようになった。すこし変わったことと言えば…
「トレーナーさん〜…んっ…」
こうやって私が目をつぶって口を差し出すと
「はいはい…んっ…」
トレーナーさんは口付けをしてくれるようになった。これが今までとの1番の違いだろう。
「んはっ…うふふ…」
そろそろ門限だ。自分の部屋に戻らなくてはならない。しかしいつか時間が来てしまうと分かっていても、私はただ、この時間が少しでも長く続けと願い、先程よりもより一層距離を縮め、もっとトレーナーさんの体温を感じることに専念した。
今回はメジロマックイーンのお話でした!マックイーンとトレーナーは一心同体だからこの距離感も許される…はず?
コメント、お気に入り登録本当にありがとうございます!今回はテイオーからの流れでマックイーンのお話を描きましたが、次回からはコメントでリクエストして頂いたウマ娘のお話を優先的に描いていこうと思っております!
まだまだ至らぬ私ですが、これからも読んで頂けると嬉しいです!
このウマ娘のifstoryが見てみたい!
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