ウマ娘とトレーナーの甘い日常   作:2度漬けウインナー

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前回の最後に言っていたように、今回はスペちゃんこと、スペシャルウィークのお話です!
今回は甘さに振り切って作ったので、糖分摂りすぎ注意です!
今回は前書きは少なめ!本編へどうぞ!


私が描く彼との未来

「わぁ〜!綺麗〜!」

 

「だろ?うちの地元じゃ有名なんだ。」

 

現在私、スペシャルウィークはトレーナーさんと実家に一緒に来ています!何故このようなことになったかと言うと…

 

 

 

→数日前の学園にて…

 

 

 

「よし!今日はこれぐらいで切り上げるかぁ!」

 

「はい!お疲れ様でした!それじゃあ…」

 

トレセン学園のグラウンドにてトレーニングをしていたスペシャルウィークとトレーナーは、そろそろ日も沈み始めたため練習を切り上げた。

するとスペシャルウィークは()()()()をしてもらう為に、トレーナーに小走りで駆け寄る。

 

「よーしスペ!今日も頑張ったな〜!!!」

 

「えへへ〜今日も頑張りました!」

 

トレーナーは駆け寄ってきたスペの頭を少し強めに撫でてやる。初めは髪が乱れないように優しく撫でていたのだが、「もっと強く撫でて貰えると、トレーナーの愛がより一層感じられます!」とスペからの申し出があったため、今は強めに撫でるようにしている。

 

「はふぅ…これをして貰えるだけで、練習の疲れなんて吹き飛んじゃいます…」

 

「そいつはよかった。んじゃ帰ろうか。」

 

そう言いトレーナーさんは、私の方に手を差し出してくる。私もその手を握り返し、寮への帰路を一緒に歩く。

 

「えへへへ〜 …」

 

「どうしたスペ?今日は嬉しいことでもあったのか?」

 

「えぇ。まぁ、なんと言うか…やっぱり嬉しいな〜って」

 

そう。私スペシャルウィークは、トレーナーさんとお付き合いをさせて頂くことになりました!きっかけはURAファイナルでの優勝。私はあのレースで勝つことが出来れば、トレーナーに自分の気持ちを伝えると決めていたのですが、まさかトレーナーさんからプロポーズをして貰えるとは思っていなくて、とてもビックリしたのを今でも鮮明に覚えています。

それ以来私はトレーナーと2人きりの時はこうして手を繋いだり、頭を撫でて貰ったり、時には口付けを交わすこともあります!

 

「それは俺も同じだよ。スペと一緒に居られて滅茶苦茶幸せ。愛してるよ、スペ」

 

「私もですっ!」

 

そして軽く口付けをすると、トレーナーがふと思い出したように私にこんな話をしてきた。

 

「あ、そうだ。スペ、今週の金・土・日は空いているか?」

 

「今週のですか?うーん…確か空いていたはずでしたけれど…どうしたんですか?」

 

「実は実家からたまには顔見せろって言われてさ、実家に帰らなきゃいけなくなったんだけど、一緒に来ない?」

 

トレーナーさんの実家に!?私が!?このチャンスを逃す訳にはいきません!将来のお嫁さんとして、トレーナーのご両親にも挨拶をしなきゃ!

 

「行きます!行かせてください!」

 

「良かった〜。断られたらどうしようかと思ったよ〜」

 

トレーナーは安心したように胸を撫で下ろした。

 

「私はトレーナーさんからのお願いは、よっぽどのことじゃない限り断りませんよ。…なによりも、将来のお嫁さんとして、しっかりとご両親に挨拶しないと…ですから!」

 

「…もぉ〜〜!俺の彼女可愛すぎるだろ〜!!!」

 

「わっ!トレーナーさんったら…外ですよ〜もう〜!」

 

恥ずかしながらにそう伝えると、トレーナーは私のことをギューっと抱きしめてくれた。私も口では嫌がっているものの、トレーナーと同じくらいギューっと抱きつく。恋は盲目。しょうがない。

 

「んじゃあスペ!今週末、よろしくな!」

 

「はい!楽しみに待ってますね!」

 

寮に着いてしまったので最後にもう一度トレーナーとキスをすると、お互いの部屋へと戻っていった。

 

「えへへ、楽しみだなぁ…金曜日!」

 

このような経緯があって、私はトレーナーさんの実家へ行くこととなりました!

 

 

 

 

→現在

 

 

 

 

「トレーナーさんの話では聞いていましたけど、実物は想像してた何倍も綺麗でした!」

 

「だろう?あの場所は俺の青春の塊のようなもんだからな。昔はあそこでよく友達と遊んだもんだ。」

 

私は前からトレーナーさんから話されていた。地元の海を見に行ってきました。トレーナーさんが話していた通り、海は透き通っていてとても綺麗で、日があまり当たらない場所にあるのでとても幻想的な雰囲気のした場所でした。

 

「あら?あんた久しぶりじゃないか!見ないうちまたおっきくなったね〜!」

 

「おー八百屋のおばちゃん!久しぶりだなぁ〜元気だったか?」

 

「もちろんさ!まだまだ若者には負けてないよ!その隣にいる嬢ちゃんは?」

 

トレーナーさんと歩いていると、前から元気そうなおばあさんがやってきた。トレーナーさんの会話を聞く限り、昔からの知り合いなのだろう。話している時の顔が嬉しそうで、私の心も暖かくなる。そんなことを考えていたら、私のことについてトレーナーさんに質問をしていた。

 

「この子かい?この子は俺の大切な彼女だよ。」

 

「あの!えっと…スペシャルウィークです!いつもトレーナーにお世話になってます!」

 

「このべっぴんさんがあんたの彼女かい!?いやぁあんたも隅に置けないねぇ!」

「もちろんさ。俺の自慢の彼女だよ 」

 

自慢の彼女…!嬉しくて頬が緩んじゃうよぉ…

 

「スペシャルウィークちゃんで合ってるかい?根はとてもいい子だからさ。こいつを、よろしく頼むよ。」

 

「はい!任せてください!」

 

「はっはっは!いい返事だ!これはあの商店はもう安泰だねぇ!」

 

私の返事に満足したのか、八百屋のおばあさんはそのまま歩いて去っていった。私はトレーナーさんと手を繋ぎ直すと、そのまま実家へと向かっていった。

 

 

 

「よし。着いたぞ。ここが俺の実家だ。」

 

「これは…駄菓子屋ですか?」

 

そこには星空商店と書いてある看板がある大きな一軒家があった。

 

「そう。駄菓子屋。この近辺だと1番大きいから、地元の子供たちがいっぱい来るんだよ」

 

「人気なんですね。」

 

「まぁな!…おーい!帰ったぞー!」

 

「あらおかえり!久しぶりじゃない〜!元気にしてた?」

 

「おお!帰ったか!久しぶりじゃねぇか!」

 

トレーナーが店の奥に呼びかけると、お義母さんとお義父さんと思われる2人がやってきた。トレーナーさんはしばらく帰れていなかったのだろう。お二人共とても嬉しそうだ。

 

(そうだ!挨拶を、挨拶をしなきゃ!)

 

私も挨拶をしなくてはと思っていたら

 

「お!ということは貴方がスペシャルウィークちゃんね!話には聞いていたけど可愛いわ〜!」

 

「わわわっ!」

 

「本当にべっぴんさんだなぁ、よくこんな子を捕まえられたもんだ!」

 

お義母さんは私の姿を見るなり、走って近寄るとそのまま抱きついてきた。トレーナーさんが言葉より体が動くことが多いのは、この血を引いているからなのだろう。

 

「さぁ上がって上がって!都会とは色々と違うけれど、ゆっくりしていってね!」

 

そうして私はトレーナーの家を満喫した。お義父さんは昔のトレーナーのアルバムを見せて下さり、お義母さんほとても美味しいご飯を用意してくれた。とても充実し、幸せな時間だった。

 

 

 

→その日の夜

 

 

 

私はお風呂から上がってトレーナーの部屋に戻っている途中、このような会話が聞こえた。

 

「ところで結婚のプロポーズはいつするんだい?」

 

「っ///!」

全身が熱くなるのを感じた。…結婚。いつかはすると思っているけれど、改めて聞くとやはり恥ずかしくなってしまう。恐らくこの話はこれ以上聞かない方が良いだろう。私は急いで、しかし音を立てないように気をつけながらトレーナーさんの部屋へと向かった。

 

 

 

「よし。んじゃあそろそろ寝よっか。スペ、ほら。」

 

「はい!お邪魔しま〜す…」

 

トレーナーさんと話していたらいつの間にかもうすぐ日付が変わる時間だった。そろそろ寝るためにトレーナーさんが自分の布団を捲る。その中に私も入り正面から抱きつく。これが私とトレーナーさんの就寝スタイルだ。

 

「それじゃあ、おやすみ、スペ」

 

「はい。おやすみなさい。トレーナーさん」

 

寝る前に最後の口付けを交わす。このまま寝てしまおうとも思ったが、1つだけ聞いておきたいことがあった。

 

「トレーナーさん…まだ起きてますか?」

 

「起きてるぞ〜どうした。」

 

「1つ、聞きたいことがあって、私たちの将来の話です。」

 

「…おう。」

 

将来の話というワードを出したら、トレーナーも真面目な話と理解してくれたのだろう。顔つきが真剣なものへと変わる

 

「えっと、盗み聞きをする気は全くなかったんですけど、たまたま聞こえてしまったんです。…結婚のプロポーズ」

 

「聞こえちゃったかぁ…」

 

トレーナーは顔に手を当て、やっちまったというような表情をしている。

 

「まだスペは学生だ。流石にまだプロポーズは出来ない。けれどそのタイミングが来た時、俺は必ず君に結婚を申し出る。だから、あと少しだけ待っていてくれ。必ず迎えに行くからさ。」

 

「…はいっ!もちろんです!けれど、あまりまたせ過ぎないでくださいねっ?」

 

そうして私たちは今までで1番長い時間、とても深い口付けをした。この約束を体に染み込ませるように。忘れないように。

 

 

 

 

→数年後

 

 

 

 

「お姉ちゃーん!これお願いします!」

 

「はーい!…うん!ピッタリ!いつもありがとね〜!」

 

地元でいちばん大きな駄菓子屋、長く続いているこの店は、今は美人な看板娘がいることでも有名である。

 

「お疲れ様。だいぶ板についてきたな」

 

「貴方!お仕事お疲れ様。この後は?」

 

「完全フリー。だからさ、午後の仕事は母さんに任せて、少し散歩をしないか?」

 

「いいですね!何処に連れて行ってくれるんですか?」

 

「それは、行ってからのお楽しみさ。」

 

そうして彼女と彼は口付けを交わし、手を繋ぐ。何も変わっていないように見える。変わったことと言えば、2()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

 

 

ここは星空商店。この店は地元で1番大きいことで有名で、美人な看板娘がいることでも有名で、そしてもう1つ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

想い人と結婚が出来る。恋愛スポットとしても、有名である。




どうでしたでしょうか?今回は基本ずっと甘いシーンが続いていたので、描いてる本人も口から砂糖ダバダバでした(笑)けれど描いてて凄く楽しかったです!
次回のお話の人物は何人かピックアップは出来てるので、直ぐに上げられると思います。

今回の作品も、最後まで読んで下さりありがとうございます!次回もよろしくお願いします!

このウマ娘のifstoryが見てみたい!

  • トウカイテイオー、メジロマックイーン
  • サイレンススズカ、シンボリルドルフ
  • オグリキャップ、エアグルーヴ
  • スペシャルウィーク、ゴールドシップ
  • アグネスタキオン、ミホノブルボン
  • サクラバクシンオー、ライスシャワー
  • ナリタブライアン、テイエムオペラオー
  • マンハッタンカフェ、ナイスネイチャ
  • タマモクロス、セイウンスカイ
  • サトノダイヤモンド、キタサンブラック
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