ドラゴンボールZ・オルタナティブ~世界線c~   作:三軒過歩

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タイトル考えるのすごく大変です。そのうち(第何話)とかだけになるかもしれません。あと前書きに何書けばいいのかも迷うので前書きは書かない時もままあると思います。それでは今週もよろしくお願いします。


(第四話)一週間の成果

「奥義、狼牙風風拳!」

 

素早い動きで拳を出していく。ここ1週間でライの狼牙風風拳の完成度はヤムチャのそれとほぼ変わらないものとなっていた。またヤムチャにもライという師匠がついたことは大きく、無駄な動きをライによって直されていき、1週間では驚異的な技量を身に着けた。

 

「ライは飲み込み早いなあ。狼牙風風拳を大会でも即興で使えるくらいだから早いとは思ってたがこれほどまでとは。」

 

ヤムチャが感心したようにライに言う。

 

「いえ、ヤムチャさんこそ少し動きを直しただけなのにここまで伸びるとは思いませんでしたよ。このままだと半年もするころには追い越されてます。」

 

今のライはブレスレットを両腕と両足につけている。壺を持っていないための代用品である。重さをある程度自在にでき相当な負荷がかかるカプセルコーポレーション特製のものとなっており、重さを調節することでヤムチャとの実力差を埋めて修業している。

 

「ヤムチャく~ん、ブルマから電話だよ~」

 

そこでブリーフ博士から声をかけられた。

 

「ブルマさんから?たしか亀ハウスに行ったって言ってましたよね。何かあったんでしょうか。」

 

「まあ電話に出てみるよ。何かあったのかもしれないし。」

 

ヤムチャがブリーフ博士のところに向かっていった。

 

「本当にこの人には私より強い、圧倒的なまでの実力がある師匠がいれば化けるんだろうけど。すでにこの人より強い人なんて人外だものなあ。宇宙人とか神様とか存在するならいい師匠になりそうなんだけど。」

 

毎度のごとく自分を棚に上げた発言である。そうこうしているとヤムチャがやってきた。

 

「RR軍の基地に悟空が単身突入しようとしているらしい。一人だとヤバイから援軍に行きたいそうだが、移動手段がないようだ。俺も悟空を助けに行こうと思う。ライも来てほしいのだが。」

 

「…分かりました。行きましょう。彼のような実力者が死のうものならこの世の損失ですからね。」

 

ヤムチャはライはついてこないかもしれないと思っていた。なぜなら

 

「悟空は月を壊した原因で、お前を二度と変身できないようにしたやつでもある。ついてきてくれるのか?」

 

「それはそれです。変身できることを知らなかったみたいですし。だったら教えなかった親の責任でしょう。まあそれでもあまり好きにはなれない人ではありますが、ライバルがいなくなるのは寂しいので。」

 

「今に見てろよ、俺もお前にライバル認定されるように頑張るよ。」

 

「あと数ヶ月後には今の私を超えてますよきっと。さあ、行きましょう。」

 

 

亀ハウスについて後すぐに亀仙人やランチとともに悟空を追いかけ始めた。

 

「そんなに焦らなくても大丈夫ではないですか。この飛行機よりも早い乗り物はそうそうないと思うのですけど、悟空はどうやってRR軍に向かってるのですか?」

 

「筋斗雲という雲じゃ。この飛行機はもちろん、人が乗る乗り物としては今のところ最高速度じゃろうな。」

 

「そんな乗り物でしたら悟空はもう戦い始めてるかもしれませんね。間に合うといいのですが。」

 

「あいつが簡単にやられることはないじゃろう。問題は体力が続くかどうか、疲れ切る前に援護してやれば大丈夫じゃろ。」

 

亀仙人にはそこまでの焦りがない。悟空を信頼しているのだろう。

 

「あいつはあれで意外としっかりしている。死にそうになるまではやらないだろう。」

 

ヤムチャもそこまで焦った様子はない。

 

「信頼されてるんですね。悟空は。」

 

話しているうちにRR軍基地の付近につく。そこで悟空がこちらに向かってきている姿を見つけた。

 

「悟空だ!悟空がいたぞ!」

 

クリリンが悟空を見つけ嬉しそうに叫ぶ。悟空が突撃を思いとどまったと思ったがもうRR軍を壊滅させた後のようだ。

 

(結構な田舎に住んでいる私でさえ知っているくらいの有名な組織をまさかこんな短期間で壊滅させてしまうとは。とんでもない武闘家になったものですね。少し前は私と同じくらいの実力だったはずなのに。)

 

 

悟空がドラゴンレーダーが壊れてしまったというので一度亀ハウスに戻りレーダーを修復することになったが壊れた様子は見受けられない。

 

「どこも壊れていないみたいよ。」

 

「でも七個目のドラゴンボールはうつってねえぞ、最初は七個映ってたんだけどな。」

 

ブルマの推測によるとドラゴンボールは何かに覆われていて周波数をとらえられないということだ。

 

「探し物なら占い婆に占ってもらうといい。占い歴500年の大ベテランじゃ。」

 

「どこにいるんですかその占い婆という方は。」

 

「西の都の先の地域じゃ。ほれ、そこの地図もって行ってくるといい。」

 

ドラゴンボール探しにいやな思い出でもあるのかウーロン、ブルマはカプセルコーポレーションに戻ることにし、亀仙人も亀ハウスに残ることになり、ヤムチャ、プーアル、クリリン、悟空、そしてライが一緒に行くことになった。道中悟空の道着を買い替える際にウパを迎え占い婆の屋敷に向かう。

 

 

「これからお前たちには5人で1対1の勝ち抜き戦をやってもらう。全員に勝てたら無料で占ってやろう。」

 

占い婆の屋敷で占い婆からそのように言われる。それなら大丈夫だと余裕を見せる一行だったが、ドラキュラマンに先鋒のクリリンをやられてしまう。

 

「ウパ君、あいつと戦ってくれませんか。あいつの弱点を利用すれば簡単に勝てる相手だと思うんだ。」

 

ライもヤムチャも、もちろん悟空もドラキュラマンに負けないだけの実力はある。しかし、クリリンも負けてしまった現状、リスクはとらずに戦おうとしての選択をした。

 

「ウパ一人で大丈夫かな。まだ小さい子供なのに。」

 

ヤムチャが心配して舞台に上がるウパを見つめる。

 

「大丈夫ですよ。クリリンさんとの戦いを見る限り完全にドラキュラでしょう。コウモリの特性も持っているかもしれませんけど、コウモリはニンニクや十字架が得意というわけではないですし。」

 

「そうか、そうだよな。ウパ!必ず勝てるぞ、がんばれよ。」

 

「では、試合始めじゃ!」

 

占い婆の合図を聞いてドラキュラマンが突撃してくるがライの合図でウパがニンニクのにおいをかがせる。

 

「うぎゃー!き、貴様ニンニクを食べたな~。」

 

苦しむドラキュラマンにウパが追撃のごとく息をかがせる。たまらずコウモリになり後ろから攻めようとしてくるがそこでウパが十字架のポーズをとった。

 

「ぎゃあああああ!」

 

十字架のポーズをとったウパからコウモリのすがたになって逃げだした。

 

「逃げた!!」

 

ドラキュラマンが空中に逃げ出したがウパは追撃ができず、ドラキュラマンも接近できない状況が続く。

 

「あの審判、この試合引き分けにして両者敗退扱いではだめでしょうか。」

 

「む、確かにそうじゃな、このままでは日が暮れてしまうしの。それでは意味がないからな。ようし、両者引き分け!」

 

ライの提案を占い婆が引き受けこの勝負引き分けとなり、2人目の刺客と戦うことになった。

 

 

「冗談やってないで早く二番手の戦士を出してくだ さいよ。」

 

ヤムチャがなかなか出てこない戦士に出てきてもらうよう占い婆に催促するが占い婆は不気味に笑い言い放った。

 

「はははは、見えないか、そうじゃろうな。透明人間のスケさんじゃ。」

 

「わあぁ、透明人間ですか!一度会ってみたかったんですよ。ぜひ握手してください。あれ、手どこかな。ウパ君も来てみなよ。透明人間に会える機会なんてそうそうないよ。」

 

初めてみる透明人間にライは少しテンション高めに言う。

 

キョトンとしているウパを少し強引に呼び出し、2人でスケさんと握手を交わす。

 

「あの、ライさん。透明人間ってそんな凄いものなんでしょうか。」

 

「それはもう凄いよ。見てればその凄さが分かるんじゃないかな。もう試合が始まるし、すぐ分かるさ。ヤムチャさんが負けるなんてそうそうないから、大したことないように見えるかもしれないけどね。」

 

そう言いながら舞台から降りてヤムチャを応援しようと舞台に向き直る。

 

「それでは試合始め!」

 

「ふふふ、それじゃあ凄いとこ二人に見せちゃおうかな。」

 

スケさんがそういうと、ヤムチャにするどい攻撃を仕掛ける。

 

「や、ヤムチャ様!」

 

プーアルが心配の声を漏らすがどうにもならず、攻撃を一方的に食らう展開が続く。

 

「相手が見えなきゃ、どうしようもない。少しでも見えれば…そ、そうだ!」

 

「悟空、武天老師様とブルマさんを連れてきてくれ、早く!!」

 

クリリンが悟空にブルマと武天老師を連れてくるように言う。舞台の上でヤムチャは戦いの中で透明人間のわずかな動きを探ろうとしていた。

 

「相手が動く時のわずかな気配で動きをつかむしかない。」

 

宣言通り、スケさんの動きをつかんで攻撃をかすらせるが、占い婆が歌い始めたことでまた一方的な展開になった。

 

「審判!歌うのをやめてください!審判は平等でないといけないでしょう。それは透明人間に有利になる行為です。」

 

「ふふふ、確かにそうかもしれないのう、では、ドラキュラマン!」

 

占い婆は歌うのをやめてドラキュラマンを観戦させようとした。

 

「これじゃあだめか、できれば一人で勝ってほしかったけど…ヤムチャさん右腕!」

 

「!やっ!」

 

ライの声を聴いてヤムチャが攻撃する。

 

「左脚、左手、右前、正面、左手!」

 

「やっ、とうっ、えい、はっ、はいーー!」

 

すべてが当たるわけではないが、いくつかの攻撃が当たるようになっていく。

 

「ライ、お前、透明人間が見えるのか⁉」

 

クリリンが驚いてライに問いただす。

 

「見えてませんけど、私、人より鼻がいいんで、匂いをたどっているんです。スケさん匂いもしない無臭戦士だったので、ウパ君に握手してもらってニンニクの匂いをつけてもらったんです。それで相手の位置をさぐってます。…真後ろ、左前、左脚、右脇!」

 

徐々にスケさんを追い詰めて行き、スケさんが白旗を上げて勝負がついた。

 

 

「あ、あれもう決着がついちまったのか?間に合わなかったのか。」

 

スケさんが負けて決着がついてすぐに悟空が亀仙人とブルマを連れてやってきた。

 

「いや、ライの機転でヤムチャが勝った。俺の作戦は使わなくてよくなったから、武天老師様とブルマさんには悪いことしちゃったな。」

 

クリリンがばつの悪そうな顔でいう。

 

「そうよ!私カプセルコーポレーションに帰る途中だったのにさ」

 

「わしもじゃ。帰ってビデオでも見ようと思っとたのに急に連れ出されて何事かと思ったぞ」

 

ブルマと亀仙人がクリリンに向かって文句を言う

 

「申し訳ありません。武天老師様、ブルマさん。」

 

「まあよい。せっかくじゃから悟空がどの程度戦えるのか見せてもらおうかの。あのライという者も気になるしの。」

 

「私もせっかくだから見ていこうかな。ヤムチャが戦うみたいだし。」

 

2人とも雑に悟空に連れてこられた割には怒っていない。悟空の無茶には二人とも慣れてしまったのだろう。そうそうにクリリンを許し、三人目の戦士との戦いの場である悪魔の便所に移動した。




今回も戦闘力紹介はなしです。一週間で戦闘力は上昇してますが戦闘描写がヤムチャのVSスケさんだけなので今回は見送ります。
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