球技大会から数日後、純達一ノ瀬学園の生徒らは、某県の山にある林間学校に来ている。
うるか「山だー!やっばい、テンションあがる!」
古橋「空気が美味しいねー!」
緒方「空気の味が分かるのですか。凄い味覚ですね、文乃。」
古橋「そう言う意味じゃなくて・・・。」
緒方「?」
一方、
成幸「大丈夫か?大森。」
大森「帰りてェ・・・。」
純「成。どうせコイツ、ろくな事考えてねーぞ。」
小林「今年も始まったねー。一ノ瀬学園名物2泊3日学習強化合宿。」
純「それな。勉強に力を入れるだけあるわ。」
大森「何が悲しゅうて山にまで来て・・・、朝から晩まで勉強しなきゃなんねーんだ!せめてフロが混浴であったなら・・・。」
小林「んなわけないじゃん。」
純「確かに。大森、夢を見るのは諦めろ。」
大森「バカヤロウ。このくらい夢見なきゃやってられっか!なあ唯我!!」
すると成幸は、
成幸「うおお!山ウドだ!これ天ぷらにすると美味いんだよ。」
純「成・・・、お前は・・・。」
小林「成ちゃんは通常運転だね。」
成幸「コレは是非持って帰・・・」
先生「こら男子ども、何たむろってるー。」
ガシッ
先生「ほれ、ちゃんと列になって歩く!」
成幸「ああっ、ちょっと待って、あれは妹たちの好物でッ!!」
先生「何を言っとるんだお前は。」
成幸「山ウドォ~っ。」
純「成、諦めろ。」
すると、緒方が成幸の事を凝視していることに気づいた古橋は、
古橋「りっちゃんどうかした?さっきから唯我君のこと凄い見てるけど・・・。」
緒方「え・・・、誰がですか?」
古橋「だからりっちゃんだってば!」
そして教室、成幸は古橋と緒方の間に座り、純は武元の左隣に座っていた。
緒方(まったく文乃も妙なことを・・・。何故私が唯我さんを必要以上に注視しなければならないのですか。)
そう思っていながら、緒方は成幸を見る。
緒方(い・・・いや違います。今のは見たのではなく、たまたま視界に。)
成幸「あ、やべ間違えた。」
すると、成幸は間違えた箇所を消しゴムで消そうとしたが、かなり小さい消しゴムだったため、消しづらそうであった。それを見た緒方は予備の消しゴムを渡そうとしたが、
緒方(これを渡したら・・・、また『見ていた』などという事実無根も甚だしい疑いをかけられてしまうのでは・・・!?私は一体どうすれば・・・。)
すると、
古橋「もー唯我君ってば・・・。これあげる。私予備で2つ持ってるから。」
成幸「い・・・いや、悪いよ古橋。」
古橋「これくらい気にしないでよ。いつも助けてもらってるんだから。」
すると緒方、頬を膨らませたのであった。
成幸「それじゃあ、お言葉に甘えて・・・。」
成幸「わっ。」
古橋「あらら。」
消しゴムを落としてしまった成幸。
成幸「ああ、すまん。」
そう言って消しゴムを拾うが、
うるか「ほい、成幸。」
成幸「ありがとう、武元。」
武元が拾ってくれたので、無事成幸の手に戻ったのだが、それを見ていた緒方は、ますます頬を膨らませたのであった。
自販機
緒方(これはきっとカルシウム不足です。でなければ、この原因不明のイライラに説明がつきません。)
緒方「も・・・、も・・・ちょい。ふくく・・・っ。」
すると、
ガシャン
成幸「よう緒方。勉強は進んでるか?わかんないトコあればいつでも聞い・・・」
しかし、緒方は顔をそらしてしまい、成幸が顔を見ようとしてもそらし続けたのであった。
緒方「ゆっ唯我さんには関係ないでしょう!?放っておいてくださいッ!!」
成幸(ええええ、俺確か・・・、君の教育係だよね!?)
緒方「さささ、さようならッ!!」
成幸「えっ、どこ行くの!?外出禁止だけど・・・。」
緒方「少し外の空気吸ってくるだけです!美味しいらしいので!」
そう言って、緒方は外に出てしまったのであった。
成幸(え・・・何?急な反抗期・・・?)
純「どったの、成?」
成幸「ああ、純か。なんか緒方の様子がおかしくて。」
純「そうなの?まぁ、色々あんじゃね?」
成幸「そうなのかな?」
そして夕方、
うるか「夜枕投げしよーぜ!」
古橋「いえーい!」
純「はは。ここに来ても相変わらずだな、武元。」
うるか「へへ、まあね。」
純「しっかし、山の天気って、変わりやすいなあ。スゲえ雨だぞ。」
うるか「ホントだねー。」
古橋「そうだね。」
純「ああ、こりゃウチの野球部、自主練は隣の体育館かな。」
うるか「えっ、自主練すんの!?」
純「ああ。少しだけな。ボールとかは当然持ってきてねーから、ちょっと体を動かしたりな。」
古橋「そうなんだ。」
うるか「へえ。そういや野球部って、練習時間が終わっても、居残りで練習する人多いね。」
純「まあな。それがウチのスタイルだから。」
うるか「なるほどねー。」
そういったやりとりをしていた3人であった。
その後、
廊下に出て、自販機で飲み物を買っていた武元は、体育館に灯りが付いていることに気づいた。
うるか「誰かいるのかな?」
そう思った武元は、体育館に行くと、中には、シャドーピッチングをしていた純がいた。
うるか(純!?まだ練習してたんだ!しかもあんなに汗かいて。ヤバイ、カッコイイ・・・///)
そう思った武元だが、
うるか(そうだ。純のスポドリ買っておこ。)
そう思って、近くの自販機でスポドリを買ったのであった。
純「ハア、ハア、ふう。」
すると、
うるか「お疲れ。」
純「ん?おお、武元か。」
うるか「うん。はい、これスポドリ。」
純「おお、サンキュー!マジ助かるわ!」
そう言って、純はスポドリを口にした。
純「ところで、武元はなんでココに?」
うるか「うん。自販機で飲み物を買いに行ってたら、体育館に灯りが付いてたから誰かいんのかなーって思って、見に来たら純が練習してるのを見たの。」
純「そっか・・・。」
うるか「ところで、それなんの練習?そのタオルを使ってたけど。」
純「ああ。シャドーピッチング。投球フォームを固めたり、怪我しにくいフォームを作ったり、コントロールを安定させたり、投げるための筋肉を動かしたり、球速をアップさせるための練習。」
うるか「へえ。」
純「まあ、俺みたいなピッチャーにとっては大切な練習だよ。」
うるか「そうなんだ。」
純「武元も、遅くまで練習してんじゃん。」
うるか「うえっ、見てたの?」
純「まあな。スゲーと思うぞ。それに、何か水泳してるときのお前って、ホントカッコイイな。」
うるか「えへへ、あんがと。(キャーッ、純に褒められたー///)」
そして、
純「さて、戻るか。途中まで一緒に行こ。」
うるか「うん。行こ!!」
純「後、これありがと。」
うるか「うん。どういたしまして。」
そう言って、2人は別れるまで廊下で喋っていたのであった。
ちなみに成幸は、外に出て迷子になった緒方を見つけ、事故でキスをしてしまったのは内緒である。
投稿できました。
なんかいつものことだけど、内容がグダってるなぁ(汗)
ホント、文才が欲しい(泣)
成幸と緒方のキスのイベントのお話でしたが、主人公はあまり絡むことがないので、どうしようかなと思っていて、だったら、オリジナルを書こうと思い、最後の方はうるかとの会話にしました。
それで許してください(土下座)
次回は、風呂でのイベントか、そこは飛ばして成幸と桐須先生との一対一での会話のお話か。
どちらにしようか迷っております。つっても、あまり主人公が絡まないので、書いてもオリジナル風にアレンジします。なので、ゆっくり考えてみます。
長文で大変申し訳ございません。では、また!!