3-D教室
うるか「『retain』『維持する』『solid』『堅実な』『principal』『主要な』『precise』『正確な』。」
川瀬「最近・・・、えらい頑張ってるじゃないか、うるか。」
うるか「!あはは・・・、まぁ、ちっとね!」
すると、
海原「・・・ねー、うるか。安達君に告白しないの?」
う・川「「!?」」
海原が武元にズバッと言った。
川瀬「お、おい智波、そんな単刀直入に・・・。声でかいし・・・。」
海原「ねーねー、しないの?どうなの、うるか?」
うるか「ど、どうって・・・。」
すると、武元はしばらく黙っていると、
うるか「・・・うん。しない・・・かな。」
と、切ない表情を浮かべながら答えたのであった。
川瀬「海外留学。今はその目標に一心不乱って感じか。あんなきっぱり『告白しない』って・・・、安達のこと、どうする気なんだよあいつ・・・。」
海原「もし・・・。もし告白してうまくいったとしても・・・、留学が決まったらすぐ離れ離れになっちゃうんだよね・・・。安達君もプロに行くと思うし。うるかってそーゆーとこ不器用だしさ、そうなるくらいなら・・・って、自分の気持ちに『歯止め』をかけようとしているのかも・・・。これ以上安達君のこと好きにならないように、距離が近付かないように。」
川瀬「でも、安達がこのことを知ったら、どう思うんだろうな?」
川瀬のその疑問に、
海原「分かんない。安達君もうるかの事が好きなんだと思うけど、時々何を考えているのか全く分かんない時があるから。でも、寂しがると思うな・・・。」
と、海原は言ったのであった。
廊下
純「おっ、いたいた!うるか!」
うるか「純!」
そして、純はある用紙を武元に見せた。
うるか「キャンパス見学?」
純「ああ。これ、成から借りたんだけど、勉強のモチベアップに繋がればと思ってさ、良かったら明日、一緒に行かね?」
しかし、
うるか「音羽大・・・。」
留学を決めている武元は、あまり喜んでおらず、まだ武元が留学することを知らない純は、
純「?どったの?」
純(いつもなら飛び上がるレベルで喜ぶんだが・・・?)
と疑問に思ったのだった。
うるか「んーん!なななんでも・・・。い・・・、行こっか!」
純「・・・そっか。じゃあ明日駅でな。」
そう言って、武元の頭を撫でようとしたが、
さっ
武元に避けられ、若干距離をおかれたのであった。
純(まだ距離があるように感じんな・・・。)
と思った純であった。
翌日、一ノ瀬駅
純「・・・お前、それって水泳部のジャージだよな。なんて斬新なカッコ・・・。」
うるか「そっそう!?フツーだって、こんくらい!さっ行こ、純!」
そう言っていたが、
うるか(今日の純、伊達眼鏡かけてるけど、その姿もカッコいいよ・・・///)
と純の伊達眼鏡姿に見とれていたのであった。
純(変だな・・・。コイツんちに行ったときなんか、フツーに女子らしいカッコしてんだけど・・・)
そう思っていたが、ジャージ姿も似合っていたので、
純「うるかって、何着ても似合うな。」
と正直な気持ちを述べたのであった。すると、武元は恥ずかしさと嬉しさのあまり、しゃがみ込んでしまったのであった。
音羽体育大学
うるか「大学の教室!でっか!!」
純「確かにデケー・・・!!」
うるか「ジム広ッッ!!」
純「確かに・・・!!」
うるか「ゼミ!なんか大人っぽい!!」
純「そうだな・・・!!」
うるか「わぁ!学校に喫煙所!?不良!?あ、そっか!大学生ってハタチもいるんだ!」
純「そうだな・・・。」
そして食堂では、
うるか「うまぁっ!!やっばい学食めっちゃキレーでメニュー多いし・・・、大学サイコーじゃんっ♡」
純「はは。」
すると、頼んだ学食の梨を見た純は、
純「うるか、梨食う?お前、好きだったろ。」
そう言って、爪楊枝に刺して、武元にあげようとした。
うるか「えっ♡いーの!?いただきっ・・・」
しかし、
しゅぱっ
すぐに顔を背けてしまったのであった。
うるか「ご・・・ごめん。やっぱいい・・・。」
純「え?そう?いつもメッチャ食いつくのに・・・。」
うるか「梨とか全然キライだし!!」
純「そう言ってる割にはハラ鳴ってるし、ヨダレ垂らしてんじゃねーか。」
すると、武元も純と同じメニューを頼んでいたので、
純「じゃあ、お前の梨チョーダイ。」
そう言うと、
うるか「えっ!?ダメ!!あげない!!」
と言われたのであった。
純「何でだよ!!」
うるか「ダメなのはダメ!!」
純「・・・分かった。でも、俺の分の梨あげるから、好きにしな。」
そう言って、純は武元に梨をあげたのであった。
うるか「えっ!?う、うん・・・。」
その際、武元は顔を真っ赤にしながら受け取ったのであった。
純「はは。お前顔真っ赤!!」
うるか「も、もー!!」
その時、純達の周りの大学生は、
大学生A(初々しいなー♡)
大学生B(彼氏さんもイケメンで、彼女さんも可愛らしいし。良いなー♡)
何てことを思いながら、2人の様子を見ていたのであった。
純「美味かったな。」
うるか「そーだねー!!」
すると、カップルを何組か見かけた純達。すると、
うるか「カップル多いね・・・。」
純「・・・そうだな。」
と言った。その時、純は武元とカップルになって一緒に過ごす姿を想像したのであった。
純(ふっ、まさかな・・・。)
その時、純と同じ想像をしていた武元も、
うるか「・・・。」
泣きそうかつ切ない表情を浮かべていたのであった。
帰りの電車
うるか「色々あったけど、楽しかったねっ!」
純「ああ、そうだな。」
その時、武元が純にくっついたのであった。
純「どうした、うるか?」
その時純は前を見ると、帰宅ラッシュでくっついたのだと気付いたのだが、
ギュッ
うるか(あっ・・・///)
武元に抱き付いて、帰宅ラッシュの混雑から守ったのであった。その際武元は、幸せかつ恥ずかしい気持ちになったのは内緒である。
投稿できました。
今回は、9巻の問77のお話をアレンジしてみました。
お話の内容が、あっち行ったりこっち行ったりして大変読みづらいと思いますが、お許しください(土下座)
次回ですが、まだ纏まっていないので、ゆっくり考えてみます。
後、この作品の主人公のドラフトの件、意見お願いします!!
では、また!!