図書室
緒・古・う「「「せーの・・・っ。」」」
ばっ
緒方「なんとッ!?皆さんスゴイですッ!?」
うるか「おっしゃ、自己ベストー!!」
純「スゲーじゃん、お前ら!!」
古橋「ま・・・まぁ、範囲決まってる定期テストだし、油断は出来ないけど・・・。これも全部成幸君と安達君のおかげだね!本当にありが・・・」
しかし、成幸は自身の勉強に集中しているせいか、話を聞いていなかったのだった。
純「成?」
成幸「あっ、すまん・・・皆が頑張った結果だよ!学園長も褒めてたぞ!」
うるか「お・・・おおーっ!そんじゃ・・・、例のベップスイセンもバッチリだねっ!」
純「何だよ、ベップスイセンって・・・。」
古橋「VIPね、うるかちゃん・・・。温泉地かな?」
成幸「はは・・・。ん?」
その時、
成幸「やべっ、もうこんな時間か!!すまんこれ・・・今日の分の課題纏めといたから!!じゃあお先!!」
とドタバタした様子でその場を後にしたのだった。
うるか「・・・。」
その様子を見た武元らは、
うるか「・・・何か最近変くない?成幸。」
古橋「分かる。マラソン大会の辺りから妙に毎日忙しないというか・・・、安達君は何か知ってる?」
純「いや、俺も知らねー。最近あいつと関わってねーからなー。」
古橋「そっか・・・。」
純「何かバイトしてたりしてな。それも掛け持ちで。」
純のその発言に対し、
うるか「ま、まっさかー!!」
古橋「そ、そうだよー!!いくらなんでもそれは・・・。」
と言ったのであった。しかし、
緒方「・・・。」
緒方は終始口をつぐんでいたので、
純(緒方、やけに口をつぐんでいるな・・・。何か知ってるのか?)
と思った純であった。そして、純は武元と一緒に、緒方は店の手伝いで帰ったのだが、古橋は気になったのか、変装して成幸の後を追ったのだった。
帰り道
うるか「ねえ。」
純「ん?」
うるか「ホント成幸どうしたんだろうねー?」
純「さあな。俺も最近、あいつとはあまり話していないけど、確かにここ最近おかしいよな・・・。」
うるか「やっぱそうだよねー。」
純「ああ。」
すると、
古橋「あっ。」
純「おっ。」
うるか「文乃っち。」
古橋「安達君とうるかちゃん、ちょうど良い所に!」
純「何だ急に?」
古橋「実は成幸君の事で・・・」
古橋と再会した純と武元は、古橋から成幸に関する事を聞いた。
古橋「・・・という事があったの。」
純「マジでバイトやってたのか。」
うるか「それも2件はしごで・・・。」
古橋「うん・・・。でも、何で・・・。」
純「うーん、俺も分かんねー。流石にそこまでやるほど家は困窮してねーはずだしなぁ・・・。」
うるか「確かに・・・。」
そうして考えていると腹が減ってきたので、純達は緒方の家のうどん屋に行った。
純「ハラ減ったー。」
古橋「ごめん下さい。りっちゃん、うどん2杯・・・いや、やっぱり」
すると、
成幸「いらっしゃいませ!・・・っておお、お前らか!」
成幸が働いていた。
純・う・古(((3件目ェ・・・。)
成幸「親父さん、うどん3杯です!」
緒方父「オウ!てか大将と呼べ大将と!お前に親父と呼ばれる筋合いは・・・」
緒方「ちゃきちゃき作って下さい、大将さん!」
緒方父「リ・・・リズたまはパパと・・・。」
これには流石に、
純「お前流石に働き過ぎだろ!!」
純は成幸に言った。
成幸「なっ!?何でそんなこと知っ・・・あぶなっ」
成幸は、何故知ってるのか驚いていたが、
純「お前、何かあったのか!?説明しろよ!?」
うるか「そーだよ、成幸!?何かあったん!?」
と言われてしまったので、説明をしたのだった。
成幸「大ゲサだよ。ちゃんと体には気を付けてるし、ちょっと欲しい物があるだけだから・・・。」
うるか「ふーん・・・。」
古橋「まあ・・・、無理しないでくれるなら良いけど・・・。」
純「・・・。」
古橋「てかりっちゃん・・・、成幸君がバイトしまくってるの最初から知ってたんだね!?」
緒方「知りません。文乃やうるかさん、安達さんには内緒と言われたので、お口にチャックマンです。」
古橋「放課後からいやに口をつぐんでると思ったら・・・」
その時、純は
純「・・・成、お前、欲しい物って嘘だろ?」
と成幸にそう言った。
成幸「え!?」
うるか「純?」
古橋「安達君?」
緒方「・・・。」
成幸「な、何で・・・。」
純「お前ってさ、嘘つくとき、僅かに目線を上に逸らすクセあるよな。」
と指摘され、
成幸「う・・・。」
これには、成幸はうなってしまった。
純「バイトしてる本当の理由は?それも掛け持ちで。」
成幸「そ、それは・・・」
すると、
ガラガラ
大森「あーハラ減ったー。」
成幸「あ、いらっしゃいませ・・・。」
大森「お?あっれ、皆揃ってどーしたん?」
大森が店にやって来た。
成幸「なんだ大森か。」
緒方「なんだ大森さんですか。」
純「大森か・・・。」
古橋「ああ、大森君だー。」
うるか「やっほー、大森っち!」
大森「おっと、ぞんざ~い。俺きつねうどん大盛りね、大森だけに、フヒ。」
成幸「ほいお待ち。」
大森「うひょー♪うっめ、うっめ。」
そして大森は美味そうにきつねうどんを食べていたが、
大森「あ、そーいやさ唯我ー。何でVIP推薦蹴っちゃったん?」
と言った。
大森「ひょーやっべー。マジここのきつね最強説。」
これには、
純・う・古「「「えっ・・・」」」
純と武元、古橋は驚いてしまい、成幸は目を逸らしてしまい、緒方に至っては口をつぐんでいた。
純・う・古「「「えっ!?」」」
そして、疑問と驚きの声が店内に響いたのだった。
投稿できました。
前回予告した通り、11巻の問96の内容をアレンジし投稿しました。
かなり強引にアレンジしましたので、読みにくかったらお許し下さい(土下座)
ちなみに成幸の嘘をつくときの癖というのは、オリジナルです。
次回ですが、12巻の問97を投稿しようかと思います。
では、また!!