人魚姫と野球小僧   作:ホークス馬鹿

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47話です。


47話

安達家

 

 

 

うるか「おっじゃましやーっす!」

 

古橋「お、お邪魔しまーす。」

 

緒方「お邪魔します。」

 

成幸「すまんな、純。急に頼んじゃって。」

 

純「良いって良いって。上がんな。」

 

この日、純の家に、いつものメンバーがやって来た。その理由は、純の家で勉強会をするからだ。そして、純は自身の部屋に案内した。

 

純「適当に座って良いよ。飲み物入れてくるから。」

 

純はそう言って部屋を後にした。

 

うるか「そう言えば、純の家に来るなんてスゴイ久し振りだなぁ・・・。」

 

成幸「俺もだ。武元は、よく純の家に行ってたんだって。」

 

うるか「そーだよ。それで、純のお母さんと仲良くなったんだ。」

 

成幸「そうなんだ。」

 

すると、男子の部屋は初めての古橋と緒方は、純の部屋を見渡していた。

 

うるか「文乃っちとリズりんは、純の部屋というより、男子の部屋が初めてだもんね。」

 

古橋「う、うん。よく分かんないけど、男の子の部屋って分かる部屋だね。」

 

緒方「私もよく分かりませんが、成幸さんと違うなと感じました。」

 

成幸「緒方・・・、俺と純を比べないで・・・。」

 

緒方のサラリと言われた言葉に、成幸はズーンとした。

 

うるか「それにしても、相変わらず漫画多いなぁ。それと、野球の雑誌。」

 

そう言って、武元は純の部屋の本棚を見て、触っていた。

 

成幸「お、おい武元、あまり触ると・・・。」

 

古橋「そ、そうだよ。流石に安達君も怒るんじゃ・・・。」

 

うるか「え?大丈夫だよ!あたし、よくやってる事だし。」

 

そう言って、武元は高校野球の雑誌が特に並んでいる本棚を触っていると、ある雑誌を発見した。

 

うるか「ん?」

 

それは、グラビア写真集で『たわわな小悪魔♡鷹本えりか写真集 元競泳選手の初!撮り下ろし』というタイトルだった。

 

うるか(えーっ!!?こここここれ、グラビア写真集ってやつー!?しかも元競泳選手とか書いてるし何コレ何コレ!?)

 

これには武元は動揺し、更にページをめくると、

 

うるか(わわわ、結構キワドイ写真あるじゃんもーっ!純もやっぱ男の子なんだ・・・。純ってば、純ってば!)

 

といったのがあり、目を覆ってしまったが、その目の隙間から少しじーっと見ていたのだった。その様子を見ていた

 

成幸「何してんだ、武元?」

 

古橋「さあ、あの雑誌の辺りを取ってからだね・・・。」

 

緒方「どうしたんでしょうか?」

 

成幸らは不審に思っていた。その時、

 

純「お待たせー。よし、やろうぜー。」

 

成幸「ああ、ありがとうな。」

 

古橋「ありがとね、安達君。」

 

緒方「ありがとうございます、安達さん。」

 

と純がお茶を持ってやって来た。その瞬間、

 

うるか「う、うん!!やろう!!」

 

と言って、咄嗟にグラビア写真集を隠したのであった。

そして、勉強を始めたのだが、

 

うるか(と・・・、咄嗟に隠しちったけど・・・、やっぱ純、こーゆーオトナの色気ムンムンなコが好きなんかなぁ・・・。)

 

例のグラビア写真集のせいで集中できなかった。すると、

 

うるか「なっ、なぁんか・・・ちょっぴり足痺れちったなぁ・・・♡」

 

と足を崩し大胆な姿勢を取った。

 

うるか(こ・・・こんなカンジ・・・?)

 

これには、

 

成幸(な、何やってんだ武元・・・!!?)

 

古橋(う、うるかちゃん・・・!!?)

 

緒方(うるかさん・・・!?)

 

成幸らは驚いていたが純は、

 

純「・・・。」

 

日本史のテキストを読んでいたため、気付いていない雰囲気だった。

それに対して武元は、肩口を見せるなどしたが、当の純本人は全く気付いていない感じであった。成幸達は動揺していたが。これには、

 

うるか(何コレすっごい負けた感・・・。)

 

と撃沈してしまったが、

 

うるか(アスリートとして負けたまんまはナットクいかないっ!!そう、あくまでアスリートとしてッッ!!)

 

とよく分からない事を決意し、

 

うるか「トイレ借りんね純ッ!!」

 

そう言って、武元はトイレに行ったのだった。

 

純「・・・なぁ、成。」

 

成幸「ど、どうした純?」

 

純「さっきからあいつ何やってんの?」

 

成幸「お、俺にも・・・。つーか、気付いてたんだ。」

 

純「まぁ、うん。」

 

古橋「うるかちゃん、安達君の本棚を触ってからだよね・・・?」

 

緒方「はい。何かの雑誌を読んでから急にです。」

 

純「雑誌・・・?」

 

そう言って、純は本棚を見たが、

 

純「いつも通りの野球雑誌じゃねーか。」

 

と言った。

 

成幸「そっか・・・ん?武元の座ってた所の近くに何か・・・」

 

すると、何かを見つけた成幸はそれを取り出した。それは、先程武元が読んでいたグラビア写真集だった。

 

成幸「えええぇーっ!!?これ・・・武元のなのか!!?」

 

純「えーっと、『たわわな小悪魔♡鷹本えりか写真集』・・・ああ、鷹本えりかね。」

 

成幸「純、知ってんのか!?」

 

純「ああ、元競泳選手で、一時は美人スイマーとして人気があったぞ。」

 

成幸「そ、そうなんだ。」

 

しかし、

 

古橋「ふーん・・・たわわ。恐らくだけどうるかちゃん、その雑誌を読んでからだと思うよ、様子が変だったのは。」

 

と古橋は死んだ目で雑誌を見て言った。

 

緒方「では、この雑誌は・・・」

 

そう言って、純を見た。

 

純「いや、こんなの買った覚えねーぞ。何でこんなのが・・・ん?」

 

そう言って純は雑誌を取ると、中から何か紙切れが出てきた。それを拾うと、

 

純「・・・コイツの仕業か・・・。」

 

そう言って、純は紙切れを成幸達に見せた。一方の武元は、

 

うるか「うーん・・・、オトナの色気ってムズカシイ・・・。ジッサイに見てやんないと、よく分かんないや・・・。」

 

と言いスマホを出して、

 

うるか「こうかな?」

 

パシャ

 

うるか「こんなカンジ?もっと下のアングルの方が・・・」

 

パシャパシャ

 

グラビアポーズの真似をしながら撮っていた。

 

うるか(わわわ、これちょっとえっちかも・・・。)

 

と思っていたが、自身が何故純の家に来たのかその目的を忘れてしまっていたが、すぐに思い出し、慌てて戻った。

 

うるか「ゴメン!戻っ・・・」

 

しかし、グラビア写真集があるのに気付いた武元は慌てて雑誌を取ろうとしたが、大森の仕業だと分かって一安心したのだった。

 

 

 

 

帰り道

 

 

 

うるか「はぁ・・・大森っちのシワザだったとは・・・。」

 

純「まさか、あいつあんなのを本棚に入れてたとは・・・。」

 

うるか「あはは・・・。」

 

勉強会が終わった後、純は武元を家まで送っていた。

 

純「お前、それで今日おかしかったのか・・・。」

 

うるか「だってー、純の本棚にあんなのがあるなんて思わなくてー!!」

 

純「まあ、確かにな。けど、お前のグラビアポーズ、見て見たかったかも。」

 

うるか「あーっ!!もう、からかわないでよー!!」

 

純「いてて、ははは!!」

 

うるか「もー!!」

 

その道中、

 

水希「純さんっ!!武元先輩っ!!」

 

純「ん?」

 

うるか「!」

 

水希「お久し振りです!偶然ですね!」

 

水希達とあった。

 

純「おお、水希ちゃん!葉月ちゃんと和樹君も久し振り!」

 

葉月「純兄ちゃんだー。」

 

和樹「久し振りー。」

 

うるか「みずきん!ちびっ子達もひっさしぶりじゃん!部活、続いてる?」

 

葉月「水泳のねーちゃんだー。」

 

和樹「ユーメイジンだー。」

 

水希「はっはい、何とか!武元先輩みたいにスポーツ推薦狙って頑張りますっ!!」

 

純「頑張れよっ!」

 

水希「はいっ!!」

 

うるか「いーね!」

 

と話していると、

 

葉・和「「ねーねーうるかちゃん、いつ純兄ちゃんのお嫁さんになるの?」」

 

と言われ、

 

うるか「えっ!!?そ、それは・・・その・・・はぅ・・・///」

 

武元は顔を赤くしてしまい、話せなかった。それに、

 

純「はは、近いうちな。」

 

と純は2人の頭を撫でながら言った。

 

水希「絶対お似合いですってー!!」

 

うるか「み、みずきんまで!!もー!!」

 

純「いてて!!うるか、いてーって!!」

 

と更に顔を真っ赤にしながら純の胸をポカポカと叩いたのだった。




投稿できました。

今回は12巻の問98を見て、アレンジしました。

相変わらず読みづらいかもしれませんが、お許し下さい(土下座)

鷹本えりかの設定は、オリジナルです。

では、また!!
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