成幸「よーしみんな!来週からはついに3年最初の中間テストだ!!なんとしても平均点以上とってやろうぜ!」
俺達は、来週行われる中間テストのため、図書室で勉強をしていた。
うるか「おお!気合入ってんね、成幸!」
純「まぁ、教育係になって初めてのテストだ。そりゃあ気合入るわ。」
うるか「そうだね!あり?それにひきかえ・・・、文乃っちとリズりん、なんか元気なくない?」
純「確かに。どうかしたの?」
古橋「そ、そんなことないよ!よぉーしがんばるぞぉ!」
そして、俺達は勉強を始めた。
成幸「だからここの『have to』は、『持つ』じゃなくて、『しなくてはならない』で・・・」
うるか「うぇっ、えーっ・・・と、『must』と同じってこと?」
成幸「おっ、よく覚えたな!でも、否定文では意味変わるから気をつけろよ。」
純「スゲーじゃん、武元。」
うるか「へへ、ありがと、純。」
すると、
緒方「あの・・・、唯我さん。お願いがあるのですが。」
緒方が成に話しかけてきた。
緒方「明日の日曜、私のうちで勉強を見てくれませんか。」
どうやら、勉強の手伝いのお願いらしい。
成幸「あぁ、いいぜ。」
緒方「ありがとうございます。では、明日。」
そう言って、緒方は勉強を再開した。
そして、中間テスト当日・・・
純「うぃーっす、成。」
成幸「おぉ、純か。」
純「あぁ、いよいよだな。」
成幸「あぁ、あいつらなら大丈夫だろう。」
純「そうだな。じゃ、また後で。」
成幸「あぁ、また。」
そう言って俺達は席に戻った。
そして、初日のテストが終わった後・・・
成幸「自己採点結果・・・、」
純成幸うるか「71点!?」
成幸「えええマジで!?どうしたお前!?」
純「マジスゲーじゃん!?」
うるか「リズりんスゲー!!」
緒方「国語でこんなハイグレードな点数初めてとりました・・・。」
成幸「よく頑張ったなぁ、緒方・・・。」
純「成が泣いてる・・・。」
うるか「あぁーっ、ホントだ!」
成幸「バッカ、泣いてねーよバッカ!」
緒方(抜き打ち問題、マグレで正解したのは黙っておきましょう・・・。)
純「後は明日の数学だけだな。」
成幸「あぁ、気合入れていこうぜ古橋!!」
そう言って、俺達は振り向いたが、
古橋「まっかせてー、ゴホゴホ・・・。」
純「おい、これって・・・。」
成幸「アカンやつや・・・。」
明らかに体調がヤバイ姿であった・・・。
保健室
成幸「38.5度。完全にダメなやつじゃねぇか・・・。」
純「あぁ、これは・・・。」
緒方「大丈夫ですか文乃?」
うるか「こりゃ明日のテスト厳しそうだねー・・・。」
成幸「そうだな・・・。先生に相談して、明日の分は追試にしてもらおうか・・・。」
純「だな。そうした方が良いかも。」
すると古橋が、
古橋「そっ、それはダメ・・・!ゴホゴホ!」
そう言ってきた。
うるか「文乃っち!!」
緒方「う、うどん食べますか!?」
純「お前ら、落ち着け。」
古橋「ゴホゴホ・・・。追試になったら、テストの点数8割換算になっちゃう・・・。数学、ただでさえ厳しいのに、それじゃ平均点なんて絶対・・・。」
成幸「いや、でもお前・・・。」
純「これで体壊したらヤベーぞ。」
すると武元が、
うるか「じゃーさ、明日までに治すっきゃないね!」
一瞬場が微妙な空気に包まれた。
うるか「ダイジョーブ!風邪なんかあったかい物食べて、一晩寝れば治るから!」
純「まぁ、そうかもしんねーが・・・。」
成幸(武元、誰もがお前と同じシンプルな体の作りをしてるとは思わない方が良いぞ・・・。)
うるか「てなわけで、気合入れて看病するよ、純、成幸!」
そうして、武元と俺、そして成の3人で古橋の看病に行くことになった。
その道中・・・
成幸「看病は良いけど、本当に俺達が行っても良いのかな・・・」
純「まぁ、いんじゃね。別に看病くらいで古橋は文句言わねーだろ。」
成幸「そうだけど・・・、しかし緒方、店の手伝いで行けないからって、食材やら何やら持たせすぎたろ。」
純「まぁ、そんだけ古橋のことが心配なんだろ。おっ、地図によるとココだな。」
俺達の目の前には、でかい家というか、屋敷があった。
純「スゲー家。」
成幸「さては金持ちか。」
そう言って、成はインターホンを鳴らした。
成幸「おや?」
純「そういや、『今日誰も家にいないから、勝手に入って良いよ。』って言ってたな。」
成幸「そうだったな。それって、ハードル高くない?」
純「まぁ、本人がそう言ってるんだから、いんじゃね。お邪魔しまーす。」
成幸「お・・・、お邪魔します・・・、うお、玄関広・・・っ!」
純「階段もフカフカだし、音もしねーな。」
成幸「あぁ、そうだな。」
そう言って、俺達は古橋の部屋の前に着いた。
純「ここか。」
俺はノックをし、
純「おーい古橋、具合はどうだ・・・?」
うるか「あっちょっ待っ!!」
古橋「え・・・っ。」
俺達の目の前には上半身裸になって武元に背中を拭いてもらっている古橋の姿があった。成に至っては、固まっちゃったよ。
古橋「え、え・・・?」
純「あっ、わりい。」
うるか「純のばかー!!女子の部屋返事聞かずに入るとか何考えてんの!?変態っ!!」
純「だから、悪かったって!!」
成幸「わーっ、すみませんすみません!!」
うるか「早く出てけ!!」
そう言って、武元は俺達にタオルを投げつけた。あっ、避けたら成に当たった。
純「あぁ、俺中学の時に武元んちに行ったことがあって、その名残でつい・・・。」
成幸「何してくれてんだよ、お前!!」
うるか「もう入っていーよ。」
成幸「ひゃいっ!!」
純「そっか。」
すると武元は、俺と成を、特に俺のことを見つめる。
純「何、どしたの?」
うるか「別にぃ・・・、やっぱ純も男の子だし・・・、『そういう』の・・・、見たいと思うもんなの・・・かなって。」
純「そういうのって・・・?」
うるか「はっ、違うから!見せたりしないからね!純のエッチ!!」
純「何言ってんの、お前!?」
そして、俺達は古橋の部屋に入った。
成幸「古橋、具合はどうだ?これ差し入れ・・・って、なんで顔まで布団かぶってんだ?」
成がそう言うと古橋は、
古橋「・・・だって、パ・・・パジャマだし・・・、か・・・髪とかボサボサだし・・・恥ずかしい・・・。」
成幸「おっおおそうか!!」
純(こりゃぁ、普通の男が見たら、コロッと落ちるぞ・・・。)
うるか(ぬぅーっ、女のあたしから見てもカワイイなくっそー!!)
俺達はキッチンに移動し、
うるか「ひゃー、広いキッチン!うちとは大違い!さてと・・・、純と成幸が食材持ってきてくれたし、腕を振るっちゃおうかな♡」
成幸(おいおい大丈夫なのか・・・!?)
成が不安を感じていたので、
純「大丈夫だよ。こいつの料理はマジで美味いから。」
そう言ってやった。すると武元はそのまま素早い手つきで、料理を作った。
うるか「じゃーんっ、うるか特製玉子がゆと・・・、しょうがとねぎのとろみスープ!あったまるよーっ!」
成幸「おおーっ!?」
純「やべ、美味そー!!」
そして、成と俺は玉子がゆを口に運んだ。
成幸「うっまーっ!!なんだこれ超うめぇ!純の言うとおり、ホントに料理できたんだ!!」
純「お前また腕上げたんじゃね!?更に美味くなってる!!」
うるか「まぁ、あの時純に褒められたのが嬉しくて・・・///」
純「しかし、お前そういうカッコしてると、なんか新妻みてーだな。」
うるか「えっ・・・。」
すると武元の脳内の中で・・・
うるか『ダーリン、ただいまのチューは?』
純『ハニー、ただいまのチューだ。』
妄想終了
うるか「ななななに言ってんのもーっ!!」
純「?」
そして夜・・・
古橋「ん。」
成幸「起きたか古橋。具合どうだ?」
古橋「うん・・・、ありがとう。3人のおかげで熱もだいぶ下がったみたい・・・。」
純「うん、大分顔色良さそうだな。」
成幸「あぁ、そうだな。」
純「あっ、俺ちょっとスーパーに行ってくるわ。」
成幸「あぁ、分かった。何買うんだ?」
純「ちょっとな。」
そう言って、俺はスーパーに行った。
古橋「唯我君、安達君と本当に仲が良いね。」
成幸「まぁ、小学校の頃からの付き合いだしな。」
古橋「そう言えば、そう言ってたね。あっ・・・。」
成幸「あ、あの、すまん古橋・・・、机の上に広げてたテキスト、見させてもらったんだが・・・、お前今回のテスト範囲・・・、けっこう解けてるじゃねーか!」
古橋「え、えへへっ、やっぱりそうかなっ?」
古橋「・・・ちょっと前にね・・・、唯我君教えてくれたでしょ?『数式も結局は人間が考えた物で、そうなった理由はちゃんとあるし、心も通ってる』って。あの言葉で・・・、ちょっとだけ苦手意識がなくなってきたのかも・・・。」
そう言って、古橋は布団から出て、
古橋「だから、これからもどうか・・・、よろしくお願いします!唯我君となら、ちょっとだけ夢に手が届きそうな気がしてきたよ。」
成幸「お・・・、おお、こちらこそ・・・。ってそろそろ布団に戻った方が・・・。」
古橋「え?もう大丈夫だよー。ホラ元気!」
成幸「いや・・・、そう言う意味じゃなくて・・・。目のやり場に大変困るというか・・・。」
古橋「ふぁっ、キャアアアアーッ、なんで早く言ってくれないのばかーっ!」
成幸「すみませんすみません。なんか言い話してたら言い出しづらくて・・・!はい、僕は部屋から出てきます!!」
うるか「あれ、文乃っち起きたの?純はどこ?」
純「帰ったぞーって、何やってんだお前ら?」
古橋「キャアアアアーッ、見ないで安達君!!」
純「おぉ、悪い。成、よう分からんが一旦部屋出るぞ。」
成幸「あぁ、すまん!!」
こうして、また俺達は部屋を出た。俺がいない間何があったんだ。
うるか「終わったよー。まったく成幸ったら・・・。」
成幸「なんか言い出しづらくて・・・。」
うるか「ふーん。それより、純はどこに行ってたの?」
純「近くのスーパーに行って、肉とモヤシを買ってきた。風邪用の肉野菜炒めを作ろうと思って。」
うるか「おおーっ、そうなんだ。」
純「お前らの分も作るぞ。」
うるか「ホント!!メッチャ嬉しー!!」
純「はは。武元ほどじゃねーけどな。成も良いよな。」
成幸「あぁ、良いぜ。」
純「よし!じゃあ待ってろ!!」
そう言って、俺は素早い手つきで,肉野菜炒めを作った。
純「ほい、肉野菜炒めの出来上がり!!」
うるか「ヤバイっ!!チョー美味しい!!」
成幸「お前また腕上げた?」
純「たいしたもんじゃねーよ。さて、古橋にも持って行くぞ。」
そうして、俺達は肉野菜炒めを食べたのであった。
そして次の日の放課後・・・
うるか「コホン。てなわけでー!中間テスト、クリアおめでとー!よーし今日は飲むぞー!」
成幸「武元・・・、お前の英語全然赤点ギリギリなんだが・・・。」
純「成。今日くらいはいんじゃね。」
古橋「そうだよ、唯我君。」
成幸「ま・・・、そうだな。」
純(第一関門はクリアってとこか。先は長そーだけど・・・。)
成幸「ふぇ・・・、ふぇーっくしょーい!!」
純うるか緒方「「「!?」」」
古橋「ゆ・・・唯我君・・・!?」
その後、成は思いっきり古橋の風邪がうつったのであった・・・。
投稿できました。
今回は一番スムーズにかけた気がする(笑)
でも、疲れた・・・(泣)
次回はあのイベントだけど、豪華賞品はどうしよ・・・。
あっ、でもその前に関東大会を編集しなきゃ・・・。
ちょっとゆっくり考えます。
では、また!!