人魚姫と野球小僧   作:ホークス馬鹿

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8話です。


8話

春季県大会を優勝した、俺達一ノ瀬学園は、意気揚々と関東大会に挑む。

俺達は、明日の2回戦の第2試合だ。

今さっきその相手が決まり、相手は今年の選抜の準々決勝で負けた相手だ。俺はその日チーム事情で投げず、ベンチで敗戦を見届けた。

あの日の借りを返すチャンスだ。

 

純(あの日は投げなかったけど、今日は俺が先発。ゼッテー借りを返してやる!)

 

吉田「純、行くぞ。」

 

純「あぁ。」

 

よっしゃ、やってやる!!

 

 

一方成幸たちは・・・

 

うるか「しっかし、成幸風邪が治って良かったね!」

 

成幸「あぁ、なんとかなったよ。」

 

古橋「ごめんね。私の風邪がうつっちゃったんだよね。」

 

成幸「古橋のせいじゃないって。体調管理を怠った俺が悪いんだし。」

 

緒方「でも、テストが終わったタイミングで本当に良かったですね。」

 

成幸「あぁ、そうだな。よし、今日も気合入れて勉強頑張ろうぜ!」

 

すると、

 

うるか「そういえば、今日純の試合だったね。」

 

成幸「そういえば、そうだったな。」

 

うるか「観に行きたかったなぁ・・・。」

 

成幸「まぁ、こればかりはしょーがねーよ。俺ら授業あるし、武元は部活だろ。」

 

うるか「うん・・・。」

 

成幸「さぁ、気を取り直して勉強しようぜ。」

 

こうして、成幸達は勉強を再開したのであった。

 

 

ちなみに一ノ瀬学園は、初戦を5-0と快勝し、純もこの試合完封勝利を収め、準々決勝に進出したのであった。

 

 

それから4日後、

その日武元は、部活が終わり、家の部屋のベッドの上で寝転んで天井を見上げていた。

 

うるか「・・・純。」

 

ここ最近、勉強も部活もあまり身が入らなかった。それは純がいないからである。

 

去年もこういったことが普通にあったのだが、ここまで寂しい気持ちにはならなかった。そのため、川瀬と海原はもちろん、他の部員達には迷惑をかけてしまった。

 

純が成幸の教育係のサポート役になって、純と特に深く関わるようになったからか、以前よりもっと、顔が見たい、会って話がしたい、そんな気持ちが日に日にどんどん強くなっていったのである。

 

うるか(これって、純のことがもっと好きになったってことかな・・・。)

 

右腕を顔の上に乗せて目を閉じる。すると真っ先に純の顔が浮かび上がってくる。

 

うるか(純・・・、会いたいよ・・・。会って、色々話がしたいよ・・・。)

 

 

一方一ノ瀬ナイン達は、

 

純「・・・?」

 

不意に、純は武元の声が聞こえた気がしたので、視線を窓に向ける。

 

じっ、とその方向に目を向けたまま純は黙ってしまう。

 

吉田「純、どうかしたか?」

 

純「いや・・・、なんもない。」

 

吉田「そうか。明日決勝だからな、今日はゆっくり休めよ。」

 

純「今日投げてねーから疲れは全くないんだが、まぁ、お言葉に甘えて。」

 

吉田「あぁ、お休み。」

 

純「あぁ。」

 

そして、2人は別れた。

 

純(なんか、武元の声が聞こえた気がするんだが、気のせいか・・・。)

 

そう思いながら、休んだ純であった。

 

翌日、関東大会決勝は、純の投打に渡る活躍で、10-0と快勝し、堂々と関東大会を優勝で飾ったのであった。

 

 

それから数日後、

 

一ノ瀬学園3-B教室では、

 

海原「うるか、最近元気ないね。なんでかは分かるけど・・・。」

 

川瀬「そうね。にしても異常じゃない?去年まではこんなことなかったのに。」

 

うるか「うう~、そうだけど・・・。」

 

川瀬と海原、武元ら水泳部員が一緒になって話している。

 

川瀬「でも安達君、関東大会では大活躍だったじゃん。」

 

うるか「そうだね・・・(はぁ、寂しいよ・・・)。」

 

海原「ダメだこりゃ・・・。」

 

そう話していたときだった。

 

純「あぁ、いたいた。おーい、武元。」

 

うるか「純!?」

 

武元が勢いよくガバッと起き上がった。

 

純「おはよ、武元。川瀬も海原も。」

 

うるか「オ、オハヨウ、純!?」

 

海原「おはよう、安達君。」

 

川瀬「おはよう、安達。」

 

純「武元、勉強はかどってる?」

 

うるか「うん、まぁなんとか。」

 

純「そっか・・・。」

 

うるか「あっ、関東大会優勝オメデトー!」

 

純「ありがとう。」

 

うるか「次は夏だね。頑張って!!ゼッタイ観に行くから!!」

 

純「あぁ、ありがと。」

 

そう言って、純は武元の頭を撫でた。

 

うるか(久しぶりの純の姿。そして頭を撫でられた。ヤバイ、幸せ・・・///このまま永遠に続けば良いのに・・・。)

 

するとチャイムが鳴り、

 

純「そんじゃあ、俺行くわ。」

 

うるか「えっ、あ、うん。また後で。」

 

そうして、純は3-Bの教室を後にしたのであった。

 

最も、その日武元は川瀬と海原の2人に盛大にからかわれたのであるが・・・。




投稿できました。

いやぁ、今日は1番グダってるわ(泣)

書いてて、自分でも分かんなくなってきたから・・・。

今日のうるか、可愛く書けたかな・・・。

それで許してください(土下座)

では、また!!
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