はじめまして、私のエヴァンゲリオン   作:siriusゆう

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今回は若干のガールズラブ要素が混じっています。
マリシン以外は認めないという方は、ページの3分の1くらいまでスクロールをお願いします。
ただ、私としては話の都合上必要だったのでご容赦を。

登場人物にクロスオーバー要素があります。

この物語は一応作者として、エンディングが決まっていますが、マルチエンディングも書きたいと思っています。
アンケートを実施しますので、良かったらご協力お願いします。

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青天霹靂

ヴィレ松代支部。

以前までヴィレの仮設本部として使われていた見知った廊下を、リツコ先生とマヤさんとの三人で歩いている。

 

 

以前、イスラエルの反乱の際に、彼等の研究施設から押収されたエヴァンゲリオンの調査の為に訪れている。

松代支部に調査を任せていたのだが、従来のエヴァと大きな差異が有るため呼ばれたみたいだ。

前にざっと調べた感じでは第1世代のエヴァンゲリオンだったんだけどな…

 

 

「赤木博士、こちらです。」

松代の主任研究員の案内でケージに訪れる。

 

サメのような歯がむき出しになった口、側頭部の集音装置、両目部分にはカバーが着けられているエヴァ。

 

ミサトさん曰く、エヴァンゲリオン無号機。

反乱勢力により秘密裏に開発されていた機体。

フォロー型を超える機体として、第1世代をベースにして造られたと思われるとのことだ。

 

収集されたデータを見る限り、第1世代よりも素体部分が強化されているようだ。

リツコさんはコアブロック、マヤさんは機体システム関連、私は素体、兵装関連に精通しているため、各々が携帯端末に転送された情報を見ている。

 

…なるほどね、こりゃあ直接呼ばれる訳だ。

まさか、本部からの情報流出があったとはね。

 

てっきりアメリカ支部かと思っていたが、本部特有の旧世代の素体ゲノムだよ。

あと、素体のコアブロック周辺が他のエヴァと大きな違いがある。これは今までのエヴァには無い特徴だ。

 

「先輩、どうやら操縦システムに大きな違いがあるみたいです。

少なくとも既存のエヴァと違い、エントリープラグを使わずに操縦するようですね。」

マヤさんが端末から目を離さずにリツコ先生へ報告している。

 

続けて私が報告する。

「素体に関しては本部由来の旧式素体ゲノムが使われていました。兵装関連は第1世代を踏襲しています。しかし、その、コアブロック周辺の素体にはヒトゲノムが一部確認されてます。」

クソだな。こんなこと、理性のある人間のすることじゃ無いでしょ。

 

「そう、やっぱりそうなのね…。

このエヴァはパイロットでなく、外部からの信号を使い操作しようとして開発していたみたいね。

エヴァその物を一つの生命体として造り、外部からの命令を遂行する生体兵器。

近いもので言うなら、S2機関のない使徒といったところかしら。」

深く考え込んでいるリツコ先生。

何か他に気になることでも有るのか、それでもまだ仮説にも至ってないのだろう。

長年一緒に仕事してきて、何となく仕草でわかる。

リツコ先生はそういうところがあるから。

 

 

それにしても、何故こんな物を造ろうと。

まだ間接シンクロシステムの方が兵器としての信頼性が高いはずなのに…

まさか、兵器でなく、実験機として造られたのか?

もしそうなのだとしたら、これを造った人間は何かしら妄執に囚われているような気がする。

じゃなければ、こんな事出来るはずが無いんだ。

 

 

 

結局技術部として、エヴァ無号機に関して破棄処分を提案する事になった。

ネルフやヴィレの手が全くかかっていないエヴァンゲリオンだが、はっきり言って防衛戦力にはならない代物だ。

現行のエヴァとは全く違ったコンセプトだが、その制御系は倫理に反するうえ、到底制御出来ないと言わざるを得ない。

今更エヴァに関して倫理を説くつもりは無いが、アレは論外だ。

…思い出すだけでも反吐が出る、そんな思いは初めてだった。

 

 

 

 

 

 

 

自室に戻ってからも無号機の事が頭から離れない。

洗面台の鏡に映る自分の表情は、眉間に皺を寄せ冷たい目をしていた。

蛇口から水を出し、顔にかけていく。

駄目だ、こんなふうに感情を荒ぶらせるな…

そう自分に言い聞かせて目を瞑る。

 

 

「ななちゃん、大丈夫かい?」

後ろから優しく抱きしめられる。暖かい…

人と触れ合っていると、冷たくなった心が暖かくなっていく。

目を開き、鏡越しにマリと目を合わせる。

「ありがとう、マリちゃん。

今、大丈夫になったよ。」

 

鏡の中の自分は笑えている。

 

時々自分の心が解らなくなることがある…

こうやってリリンの汚いところを見ると、どうしてもそうなってしまうのを自覚している。

そして、そんな自分に対して悲しくなってくる。

まるでリリンという種族に失望するような感覚自体が、私が人間であった事を忘れていくということを示唆しているのではと。

 

 

それでも私には、こうやって触れ合える人達がいる。それが安らぎにも、励ましにもなる。

 

ベットに腰掛け、今日あった出来事や自分の感情の事をマリに打ち明ける。

エヴァに関しては守秘義務違反に当たるが、私はたまにこうやってマリへ相談している。

 

「ねぇ、ななちゃん。

君は、人間をどのように思おうと自由なんだよ?

たとえ君が人間を嫌いになっても、私は君の事が好きだからね。

だから、自分の心に蓋をしないで。

君の強いATフィールドが、君自身を傷つけてしまうから。

…ななちゃん、私がずっと側にいるよ…。」

おでこを合わせ見つめ合う。

マリの瞳の中に映る自分はどこか安堵した表情をしていた。

 

 

…いや、キスしないよ。

何どさくさに紛れてしようとしてるの?

 

そんな捨てられそうな猫みたいな表情しないでよ…

今日は一緒に寝てあげるから元気だして。

そう言いながら、使徒である私では彼女に相応しく無いと自分に言い聞かせた。

 

 

 

 

 

 

 

あれから数日が経ち、今日も今日とてアメリカ戦線には元気なアポストル達が押し寄せてきています。

ここのところ、襲撃の頻度が増えてきている代わりに、敵の数が少くなっている。少くなったと言っても、こちらの数より多いのは変わりない。

 

ここ連日は、南アメリカへ襲撃してきているが、同時にアフリカの方へも敵戦力が集結しているようだ。

南アメリカに来ているのは私と綾波さんとマナ。

アフリカにはアスカとマユミちゃんとサクラ、残りは本部防衛となっている。

 

敵の航空戦力であるAF(ApostleFlyingType)を斃しながら、要所要所で地上の援護をしていく。

地上にいる5号機アイギスの背後に敵が迫っているのを発見。

瞬時に5号機に襲いかかる敵に弾丸を叩き込むが、別方向から飛んできた弾丸も同時に敵へ突き刺さった。

 

あれ?デジャヴュかな?

全く同じ光景を見た時が有る気がする。

 

…なんだろう、さっき見たデジャヴュが頭から離れないな。

敵の航空戦力をパワードエイトで撃ち抜きながらも、別の事に意識を割いていた。

 

 

今日はあまりにも変だ。

さっきのデジャヴュを見てから、デジャビュを頻繁に見るようになってきている。

 

何となしにパワードエイトを九時の方向に構えると、味方の44Bが敵に組み付かれそうになっている。瞬時に発砲し敵を始末する。

私の後ろから迫る敵を見ずに、ATフィールドで叩き潰し、地表に向けてパワードエイトを斉射する。味方を叩き潰そうとしていたA2がハチの巣になるのを見届けずに、マガジンを飛んできた別の敵に投げつける。

怯む敵を掴み、別方向からくる敵に叩きつける。

 

…何だろう、敵の動きが解る?同時にデジャヴュを見る感覚。

釈然としない。

 

 

長距離通信のディスプレイが映る。

これはアフリカに居るミサトさんから?

『はい、こちら長門。』

 

『ユウカ、ちょっと聞きたいのだけど、貴女から見てそちらの戦況はどう?』

 

『戦況は有利ですが、連日の襲撃の疲れが全体に出ております。

敵の数も昨日より多いようですので、予断を許しません。』

 

『そう、了解したわ。気にしないで頂戴。

通信終了。』

あちらの戦況が良くないのか、厳しそうな表情をしていた。

 

改めて目の前の戦況を観察する。

何だろう、勝ちは揺るぎないが、今こちらからアフリカへ援軍を出そうものなら、被害が大きくなるような規模の絶妙な敵戦力であると感じる。

 

…凄くキモチワルイ。

 

 

 

 

 

夜の帳が降りると共に、敵の殲滅を確認する事が出来た。

敵の戦力逐次投入により、戦いが長引いた感が否めない。

 

もしかして敵の遅滞戦闘?しかし、何の為に?

 

 

現在、司令部に呼ばれた私達はウォール・オブ・ジェリコの仮設ケージにエヴァを格納し、発令所へと歩いていた。

 

「あ〜、つかれた〜!今日の敵、何なんだろう。凄くうっとおしかった。

ユウカも綾波さんも援護ありがとね。」

マナが歩きながら両手を伸ばし、こわばった身体をほぐしている。

朝から戦いっぱなしだったし、地上の最大戦力はマナの5号機アイギスだから凄く走り回っていた。

 

「なんだか、今日私変だな。凄くデジャヴュ見るし。皆は?」

 

「私は変わらないわ。」

「私も変わらないかな?デジャヴュとかあまり感じたときないし。」

似た声の二人が話す。あ、またデジャヴュ。

 

それにしても、今日も本部には帰れなさそうだな…

敵の戦力が直近の海底で待機しているのを検知している。

 

「はあ、今日も帰れなさそうだね。

本部のご飯の方が美味しいから、早く帰りたいよ。

う〜ん、パンケーキ食べたい!」

 

「最近カツ丼食べてないから私も帰りたい。」

 

「何故ここには肉料理ばかりしか無いの?」

贅沢なのは解っているが、私含め三人共ご飯の不満が出てくる。

方やオシャレなご飯が無い、方やカツ丼が無い、方やお肉や魚ばかりだと。

そんなくだらない事を話しながら、発令所の扉をくぐる。

 

 

そこで待っていたのはウォール・オブ・ジェリコを指揮するシトレ大将。

黒人の大柄な将官で、優しい人だ。

敬礼する彼に返礼する。

「やあ、君たち。待っていたよ。

アフリカに居る葛城准将と通信が繋がっている。

葛城准将、ナンバーズが到着した。そろそろ始めよう。」

 

『ユウカ、レイ、マナ。今日もお疲れ様。

良くないお知らせがちょっちあってね。

…アフリカ戦線なんだけど、第一次防衛線を抜かれてしまったわ。』

 

え?

複合要塞の第一次防衛線が抜かれたですって?

 

「え!ちょっと、どうしたんですか?

予測値より敵が多かったんですか?」

驚くマナが声をあげる。

 

「敵の戦力が推定値を大きく上回るような事は無かったのだけどもね。

どうも敵に指揮官でも付いたようなのよ。

こちらの戦術機動をことごとく読まれてしまってたわ。

ナンバーズや予備戦力を動かすとその地点の敵が少くなったりね。陸も空もそんな感じで終始押されてしまい、要塞群の一部が陥落。

奪還できずそのままよ。そのため第一次防衛戦を破棄。現在は敵を誘引して撃滅に成功。戦力を再編成中といったところよ。」

長時間にも及ぶ指揮に疲れの色が見えるミサトさんの表情。

アスカ達が居て負けるなんて、考えもしなかった。

 

「はっきり言って、敵の指揮官は化け物よ。

リツコ曰く、頭脳特化した新種のアポストルではないかとのことよ。」

ミサトさんにそこまで言わせるなんて。

驚く私達に指示が入る。

 

「シトレ大将と協議し、配置変えを行うことに決まったわ。

霧島マナ、長門ユウカ両名はアフリカ戦線へ移動。鈴原サクラは南アメリカ戦線へ移動。

バディとして訓練してきた航空班の二組をバラすことになるけど、今回はコンビネーションよりもシングルコンバットの成績と殲滅力を重視します。

マナの穴埋めには、ヴィレが保有するフォロー型の一個大隊を送る事になったから。」

初の敗戦。

被害は第一次会戦よりかなり少ないが、5つある防衛戦の内、1つの損失はかなりの痛手だ。

顔を見合わせ気合いを入れ直す私とマナ。

さて、いっちょやりますか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

照りつける太陽、快晴の空だが喜ばしい気持ちにはなれない。

眼下には崩壊しているいくつもの要塞が映る。

 

現在は第一次防衛線の奪還のため動いている。

敵の大規模な航空戦力を捌いているが、数が減っていかない。

通信越しに聞こえるのはアスカの怒声と、マナのイライラした声。

二人はことごとく敵に振り回されているようで、碌に戦果を挙げられていない。

私は逆にスコアが凄い事になっているが、それはただ敵に釘付けにされているだけで、味方の趨勢に影響を及ぼしているようには見えない。

 

私とカヲル君は、活躍と戦況が一致して無いというおかしな状況になっている。

アスカとマナとマユミちゃんは敵の戦術機動に振り回されており、これもやはり戦況への影響力が落とされている。

機動力と殲滅力に優れるエヴァMark12がいなければ戦線を崩されていたかもしれない。

 

 

それにしても、またデジャヴュか…

今日も連続してデジャヴュを見ている。

神憑った活躍をする私とカヲル君に称賛の声が掛けられているが、何だろう、やはり私は釈然としない。

身体が勝手に動くような感じる。まるで繰り返しやってきた事をあまり意識せずに行っている感覚と言えば良いのか…

 

ヤバい、また地上部隊が押されている。

眼下に映る味方の劣勢。

 

え?うそ、空は私だけ孤立してる?

それに地上にはナンバーズが誰もいない。

 

 

私は両手に持ってたシグナムハンドガンを規定位置にマウントし、アルベスの槍を喚ぶ。

飛来する槍を手に持ち、ATフィールドを増幅させ、ATフィールドで周辺の敵を一時的に押しのける。

 

敵地上戦力に打撃を与えるため、再度ATフィールドを増幅させ地上にダイブする。

奔る衝撃波により、一部敵の地上戦力を始末する事に成功。

辺り一帯が血の海のようになるのを気にせずに、再び空を飛びAFへと飛びかかるが、槍を持っていると逃げるように散っていく。

 

槍に怯えているというよりは、このまま槍を持たせたままにしたくないという意図を感じる。

しかし、このまま敵を散らせて、場所を移動しようとすると、このAFが地上に行こうとするのだ。

そんなAFに私がダイブしようとすると、飛び立ち私の攻撃を回避する…

さっきからこの流れを繰り返している。

槍を宙に待機させ、シグナムハンドガンを構えると私へ殺到してくる敵の姿。

 

来たる敵を撃ち抜きながら遠目に見える、見慣れぬ物体にズームする。

 

ん?何だろう。あれは?

地上にいる敵が何かを護衛している?

 

 

巨大なダンゴムシのようなアポストル。

そのアポストルは口元の触手を地面に突き刺した。

何してるの?あれ。

 

センサーが警告音を発する。

新種付近のL結界密度が上昇している!?

 

嘘でしょ!

驚愕した私はすぐさま情報をヴンダーへ送る。

その情報を見たミサトさんがすぐさまマリへ指示を出す。

『マズイわ!マリ、あのダンゴムシを狙撃して!』

 

『ん〜、ダメにゃ!ここからじゃデカブツが邪魔で狙えないよ〜。ていうか近い人いないじゃん!』

 

『ユウカ!』

 

『ごめんなさい!敵に囲まれて突破出来ません!ああ、もう、うっとおしい!』

うまい具合に追い立てられてる?

畜生!このままじゃアフリカの海岸線が侵食される。

 

アルベスの槍を呼び戻すが、今度は散らばらず、距離を取りながら少数づつが突撃してくる。

増幅したATフィールドをぶつけて粉々にしていくが、畳み掛けるように敵が突撃を繰り返してくる。

 

 

焦りながら視線を地上に移すと、大地を赤い閃光が奔っている。

 

閃光の様に見えたのは裏コード999を発動させたエヴァ2号機。

大刀ビゼンオサフネを閃かせながら新種へ突撃していく。

周りのA2を次々と斬り倒しながら進み、遂に新種の元へと到達する。

 

『これで!ラスト!』

聞こえるアスカの声、収縮されたATフィールドを開放し渾身の力で切り払う2号機。

あたり一面に散らばったアポストルの残骸の中で血を払う。

 

『アスカ!早く、先程までいた地点に戻って!

ダンゴムシタイプが来たわよ!』

ミサトさんの焦った声が届く。 

なんでアスカがいた地点に!?

 

まさか読んでたの、この展開を?

ありえないよ。

もう!またデジャヴュ?

何なのこれ!?

 

 

 

その後も各地点に出没していく、ダンゴムシのようなアポストル。

この新種は、こちらの戦力が薄くなった場所に狙って現れている。

 

侵食され、コア化していく大地。

徐々に赤く染まっていく様を見ながらある欲求が芽生えていく。

…カエリタイ

疲れた精神が安らぎを求めているのを自覚しながらインダクションレバーを握る。

今はまだ戦う時だ…

 

 

 

 

 

夕暮れが大地を照らす。

コア化した大地とはまた違った赤に、一日の終わりを感じる。

敵の戦力は既に枯渇し、あとは残敵を掃討するだけだ。

途中より南アメリカから、味方航空戦力が援軍に来てくれたおかげで何とか凌ぐことが出来た。

 

南アメリカにいたAFが、こちらに大多数来ていたようで、あちらは快勝だったようだ。

 

しかし、援軍が来た時点でかなり押し込まれており、第一次防衛線は既にコア化され、現在は急遽集めた相補性L結界浄化無効阻止装置、通称[封印柱]を第二次防衛線の手前にばら撒き、侵食を抑えている。

 

 

 

 

 

残敵掃討を終え、現在は発令所にて会議を行っている。

もっぱら議題に上がるのは防衛戦力の不足だ。

この広大なアフリカを守るには、戦力が不足している。いや、敵の数があまりにも多過ぎることが問題なのだが、それを言ってもどうしようもない。

 

疲れきったナンバーズの皆。

とくにカヲル君が精神的に疲れているようだ。

いつも飄々として余裕があるのに、疲れが表情に出ている。

 

「カヲル君、大丈夫?」

心配になり声をかける。

 

「ん?大丈夫だよ。

長門さん、君こそすごく疲れて見えるよ。

大丈夫かい?」

声をかけたが逆に心配されてしまった。

そんなに疲れて見えるのかな?

 

「アンタらどっちもヤバいわよ。

どうしたのよ?二人揃って。」

アスカにまで心配されてるのか…

いまどんな表情になってるんだろう?

マリには頭を撫でられている。

 

「いや、何かね。昨日から変なんだよ。

ものすごくデジャヴュを見るし、動きは良いと自分でも思えるのに、その事が何か釈然としないし。

それに精神的な疲れが溜まってて。まるで延々と、簡単なゲームのステージをやらされてる感じかな?上手く言葉に出来ないけど…」

本当に上手く説明出来ない。けれども違和感があるのは確か。

そんな私の言葉に驚くのはカヲル君だった。

 

「長門さんもかい?僕も昨日から全く同じ状況でね。」

 

…カヲル君も?何でだろ?

「私とカヲル君以外に、そんな感じの人居る?」

この共通項、何か有りそうだ。

そう思い周りに聞くも、首を振る一同。

私とカヲル君だけか…

 

 

そんな私達のやり取りを聞いていたミサトさんとリツコ先生が、会議そっちのけで何やら話をしている。

進行が止まる会議、注意しようとするUNの将官を止めるビュコック中将。

何かあるのかね?と意見を言うようにミサトさんへ促す。

 

「失礼しました!

渚、長門両名の話を聞き、少し気になった事がありまして、技術部の赤木に確認を取っておりました。…一つ、提案したい事がございます。」

力強い眼差しに、不敵な笑み。

こういう表情をしたミサトさんは強い。

いったい何を提言するのか…

 

 

 

「明日、全ての戦力で総攻撃を仕掛けましょう。」

 

 

 

……はい?

えっ、何で?




マリとのカップリングフラグが立ってしまいました。
本当に申し訳ないです。
本来はシンジ君総受けとなっていましたが、書いているうちに主人公である、ななちゃんを補完しないといけない事に。

精神状態をトレースすると、誰かしらが寄り添わないとバッドエンドになりかねない…
そうなるとマリ以外に居なかったです。申し訳ないです!

ちなみに作者の一番好きなキャラはシンジ君ですが、女性だとアスカとリツコさんです。

ルート補足としては
カヲル君、シンジ君ルートはあまりカップリング要素がないですが、彼らがヒロインになります。
上記2つのルートでもマリはななちゃんについていきます。

今後の展開、主にマルチエンディングについて

  • マリルート、ずっと一緒に
  • カヲル君ルート、カヲル君を助ける
  • シンジ君ルート、シンジ君どこいったの?
  • マリはシンジ君だけだろ、フザケンナ
  • 主人公は読者の嫁に決まってんだろ
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