D×D 悪魔の兄弟   作:水飴トンボ

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考えてみたら、オリ主の能力は非公式戦でしか使っていないため手の内がバレている可能性は少ないですね。


第92話 吸血鬼の意地

 第4試合のフィールドはごつごつとした岩が印象的な荒れ地であった。足場に気を配らなければならないこの地で戦う相手は、長身ながら細身の男性とギャスパーにも劣らない女性らしさがある美男子のコンビであった。

 

『グレモリーチームは赤龍帝の兄であり同じ「兵士」の大一選手、伝説の聖剣デュランダルを持つ「騎士」ゼノヴィア選手、一部で人気の「僧侶」な男の娘、ギャスパーです!』

「「「うおおおおっ!ギャーくぅぅぅんっ!」」」

 

 実況の紹介通り、客席の一部から男性陣の力強い歓声が聞こえる。彼の人気は間違いないものであり、この3人の中では一番の歓声が起こったのは疑いようもない。

 

(紹介が弟ありきなんて情けねえな)

(うるせえよ)

 

 ディオーグが茶化してくるのをすっぱりと流した大一は、実況の紹介を聞きながら油断なく相手のコンビへと目を向ける。

 

『対するバアルチームは、なんと!両者共に断絶した御家の末裔というから、驚きです!「戦車」のラードラ・ブネ選手、「僧侶」のミスティータ・サブノック選手。それぞれ、断絶した元七十二柱のブネ家とサブノック家の末裔です!アザゼル総督、バアルチームには複数の断絶した家の末裔が所属しておりますが…』

『能力さえあれば、どんな身分の者でも引き入れる。それがサイラオーグ・バアルの考えだ。それに断絶した家の末裔が呼応したということでしょうな。断絶した家の末裔は現魔王政府から保護の対象でありながらも一部の上役に厄介払いと蔑まれているのが実情。他の血と交じってまで生き残る家を無かったことにしたい純血重視の悪魔なんて上にいけばたくさんいますからな』

 

 容赦なく悪魔界の痛いところを突いていくアザゼルの言葉に、観客の一部はどよめき、実況ですら苦笑い気味だ。一方で隣に座るベリアルはそれを肯定しながら笑っていた。容赦ないアザゼルの発言だが、今後は自分たちもあらゆる思惑が入り乱れる中に放り込まれると考えると、大一は勝負前に胃が痛くなる想いであった。

 しかしいちいち遠い未来を心配している暇はない。まずは目の前のことからだ。

 

「我が主サイラオーグ様は人間と交じってまで生きながらえた我らの一族を迎え入れてくれた」

「サイラオーグ様の夢は僕たちの夢」

 

 少なくとも正面切ってこれほどの覚悟を口にできる相手に、片手間で悩みを抱えながら勝てるはずがない。そう思った大一はしっかりと地を踏み、静かに相手を見ていた。

 

『第4試合、開始してください!』

 

 審判の合図と共に、全員が一斉に動き出す。さっそく耳につけている小型通信機からリアスの指示が来た。

 

『ギャスパー、コウモリに変化して!ゼノヴィアはそのあとに攻撃!大一は前に出て、守りを固めてちょうだい!』

 

 3人は指示通りに動き始める。ギャスパーはコウモリへと分裂し、ゼノヴィアは早々に聖剣による聖なる波動を斬撃として飛ばして攻撃を仕掛けていった。相手は攻撃を避けると、素早く反撃に出る。ラードラは斬撃によって砕かれた大きな岩石を投げ、ミスティータは広範囲に炎を撃ちだした。

 

「させません!」

「防がせてもらう!」

 

 ギャスパーは神器を発動させて炎を止め、大一は向かってきた岩石を硬度を上げた体と錨で防ぎきる。牽制でも油断ならない威力であることが、この攻防だけで実感させられた。

 とはいえ、もとより数的有利を取っているグレモリーチームだ。攻めと守りはどちらもある以上、このままいけば相手を消耗させられるだろう。

 

「ラードラ!サイラオーグ様の指示が届いた!先に剣士だ!僕は準備する!」

「了解!」

 

 だが相手もそれを理解している以上、そのまま同じ状態を続けるわけがない。サイラオーグからの指示を受けるとラードラが前に出て上着を破り捨てる。この一連の動作が大一にとってあまりにも既視感のあるものであった。間もなくラードラの筋肉が隆起するように動き出し、どんどん肥大化していく。それどころか、尾や翼も生え、歯はむき出しの牙へと変化し、圧倒的な威圧感を見せつけた。

 

「まさかこれは…!」

 

 変化したラードラの姿に、大一は驚きながら呟く。見るものすべてに圧倒的な力強さを与えるドラゴンの姿がそこにあった。

 ブネは元よりドラゴンを司る悪魔だが、自身の体をドラゴンへの変化まで至れるのはごく少数しかいない。事前情報にもなかったこの姿は、ラードラの努力の結晶と言えるだろう。

 ゼノヴィアの斬撃や大一の打撃をまるで通さないラードラの防御力に、ディオーグは楽しそうに吠える。

 

(ハッハー!ちょっとはおもしれえ相手がいるじゃねえか!)

(こっちも龍人…と行きたいが、俺の能力は相手も知るところじゃないんだよな。中盤とはいえここで披露していいものか…)

 

 大一は苦虫を嚙み潰したような表情で頭の中でつぶやく。彼の龍人状態は公の場で披露したことがないため、祐斗の新たな禁手やゼノヴィアのエクス・デュランダル同様に隠し玉のひとつであった。特にメンバー内では能力方面では注目されていない彼であったため、意表を突く効果の高さも期待できる。そのためこの場で披露していいものかは、かなり難しい判断であった。

 そんな中で、ゼノヴィアが進言する。

 

「先輩!ギャスパー!あれを撃つ!時間を稼いでくれないか!」

「わかった!ギャスパー、コウモリの状態は維持しろ!相手の注意を逸らすだけでいい!」

「了解です!」

 

 大一はギャスパーと共に前に出てドラゴンとなったラードラを相手に戦う。脚に魔力を集中させて常に動き続けるヒット&アウェイの戦い方、ギャスパーはコウモリ状態と神器で目くらましと、速度と手数を主軸とした時間稼ぎでラードラの気を逸らす。身体が大きくなったことで、小回りは利かなくなっていた。撃ち出してくる火炎も二手に分かれているため、なかなか当たらない。

 彼らが時間を稼いでいる間に、ゼノヴィアがエクス・デュランダルの力を溜める。彼女の一撃は最大まで高めれば、あのドラゴンでも倒せるほどなのは間違いない。

 しかしその瞬間、ミスティータが叫ぶ。

 

「ここだッ!聖剣よッ!その力を閉じよッ!」

 

 ミスティータの杖が怪しく光り、そこから発せられたその光にゼノヴィアは捕らわれた。身体に気味の悪い紋様が浮かび上がると、ゼノヴィアは驚いたように自分の聖剣を見る。

 

「…これはなんだ…。デュランダルが反応しない…!」

 

 彼女の言う通り、デュランダルから聖なる力をまるで感じなかった。しかし祐斗と違い、元々が聖剣に適性があった彼女から力を奪うことができるものだろうか。

 大一はミスティータへと目を向ける。血色は悪くやつれていたが、目には闘争心によって爛々と輝いていた。

 

「ゼノヴィア、大丈夫か?」

「ダメージは無いんだが…デュランダルの力が使えないんだ。これはいったい───」

「…神器か」

「ご名答…僕は人間の血も引いていてね。神器『異能の棺(トリック・バニッシュ)』。最近になってようやく使えるようになった呪いの能力だよ…」

 

 自身の体力や精神力と引き換えに相手の能力を封じ込める神器、ゼノヴィアの聖剣の力が封じられたのはこれが原因であった。

 とはいえ、原因がわかれば対策も取れる。大一はラードラの攻撃を掻い潜り、ミスティータに狙いをつけた。

 

「だがそれでは戦力にならないだろう。あなたを倒せば───」

「理由もなく能力を明かしたとでも…?」

 

 ミスティータにたどり着く一歩手前のところで足元に奇妙な紋様が光りだす。見えない壁があるかのように身体が抑え込まれ、あっという間に動きを封じられた。まるで大きなボールの中に押し込められているようであった。

 自分の置かれた状況に気づいた大一は苦悶の表情を見せる。

 

「罠式の魔法…!」

「…神器を発動させる前に仕掛けておいたものだよ。あなたは突っ込んでくるタイプではないが…問題を解決する手段がわかれば来ると思ったからね。だから先に準備をさせてもらった…」

 

 こちらの気性まで読んで罠を張った、相手の方が一枚上手であったことを認めざるをえなかった。魔力の流れからこの罠が物理攻撃で破れそうにもない。龍人状態になったところで、ただでさえこの狭い状況がさらに苦しくなるだけだろう。

 ただ大一の動きも全てがマイナスになっていたわけではない。彼が動いたおかげでラードラとミスティータの注意は逸れ、その間にギャスパーがゼノヴィアをどこかの岩陰に隠れさせたようだ。

 ライザー戦の際に似たような方法で一時動きを封じられたことを思い出し自分の間抜けさを呪ったが、その自己嫌悪を心に抑え込みこの魔法の仕組みを調べ始めた。ロスヴァイセから学んだ魔法についての知識がここで役立てるのは、なんとも腑に落ちない感覚であった。

 

(感知すればすぐに居場所がわかる。さてあのコウモリのガキは…おーう、なるほど。自分が囮になるか)

 

 ディオーグが興味深そうに戦況を話す。どうやらギャスパーはゼノヴィアの解呪方がわかったが、いかんせん時間がかかるようであった。そのため彼はゼノヴィアに注意を引かせないために、ひとりで2人を請け負うことにしたのだ。

 苛立ちながら大一は必死で術式の計算をする。相手は神器を発動させても効果が続くようにわざわざこのような魔法を探したのだろう。これは正解だったと言わざるを得ない。

 

(しかしあのチビじゃ…あーあ、今の炎は効いたな)

(頼むから今は黙っていてくれ!この術式を解くために、ミスできないんだ!)

(お前が頭を動かせなくて見ることができないから、俺が特別に戦況を説明してやっているんだ。感謝して欲しいくらいだ。さてどこまで耐えきれるか見ものだな)

 

 ディオーグの声は言い方とは裏腹に別段楽しそうでも無かった。リアス達に仲間意識などは持っていない。ただこの退屈な状況の暇つぶし程度に感じているだけなのだろう。同時にギャスパーが脱落して戦力がダウンするのは多少気にしているのかもしれない。

 

「ああああああっ!」

 

 そして今の大一には彼にいちいち突っかかることも出来なかった。耳にギャスパーの苦しそうな悲鳴が聞こえる。頭でディオーグがギャスパーの動きを伝えてくる。彼がラードラの炎に焼かれ、ミスティータの杖に殴られと必死で抵抗しているのだ。知れば知るほど自分の判断の甘さと情けなさが露呈していく気持ちであった。

 そんな大一の気持ちを無視してか、それとも追い詰めて鼓舞するためなのかは分からなかったが、ディオーグはギャスパーが食らいついている様子を説明する。

 

(あーあ、自分を焚きつけるためにこの前の訓戒なんぞ口にしていらぁ。ろくに声も張れないのによぉ)

(…お前は俺をどうしたいんだ…。勝負に出たいのならハッキリ言えばいいだろ…)

(それもあるが、妙なヒロイズムなんぞに浸らねえようにという釘刺しもある。自分たちだけが特別だと思うなよ。起こったことはしょうがねえ。挽回するためにも、気持ちは強く持って冷静にやるべきことをやるんだな)

(アドバイスが多いな…要するに全部ひっくるめての戦いなんだろ!)

 

 ディオーグの言葉に、大一は呼応するように答える。ほぼ同時にギャスパーの声が聞こえた。身体にはいくつもの傷がつき、発する声はか細く、あまりにも弱々しかった。

 

「…ぼくは…グレモリーの…部長を…勝つ…勝たせなきゃ…」

「ギャスパーァァァァァアアアアアッッ!」

 

 ゼノヴィアの叫びがフィールド中に響く。ギャスパーはラードラの巨大な足に踏み潰された。

 

『…このまま後輩のために何もできずに終わるかッ!』

 

 踏み潰された…試合を見ている全員がそう思った。踏まれるギャスパー自身もそう思ったが、実際は直前のところで龍と人間の入り混じった姿をした男がその足を両腕で持ち上げていた。ギリギリのところで魔法の解除に成功した大一は龍人状態へと変化すると、素早くギャスパーの援護に向かったのだ。

 予想外の乱入にラードラは目を丸くしながら足を引っ込める。ミスティータも不思議そうにやつれた表情で首をひねって目の前の乱入者に問う。

 

「…誰だ?」

『さっきあなたに封じられた男だよ!』

「その感覚…龍が身体に混じったのは聞いていたが、まさかこれほどとは…。赤龍帝の兄である貴様も龍の力を得ているということか」

『あんなのと一緒にするんじゃねえ!俺は最強のドラゴンだッ!』

『まあ、今は弟には及ばんがいつかそうなって見せるさ!』

 

 ラードラとミスティータから視線を外さずに、大一は背中のギャスパーに話しかける。後輩の奮戦に応えきれなかったこともあり、彼に顔を合わせることも出来なかった。

 

『ギャスパー、すまなかった。俺の油断と判断の甘さが招いた結果だった』

「あ、謝らないでください…僕は僕のやることを成しただけです…。それにお兄様なら…助けてくれるって…信じていましたから…」

『…そうだな。まず言うことは…よく頑張ったな、ギャスパー』

「…はいッ!」

 

 ギャスパーの涙ながらの力強い声が聞こえる。それだけでこの勝負がまだ終わっていないことを実感させられた。

 一方で、観客のざわめきと実況の興奮気味の声が聞こえる。

 

『大一選手も龍の力を持っているとは衝撃の展開です!やはり赤龍帝の影響ということでしょうか、アザゼル提督?』

『さあ、どうでしょうね。きっかけはそうかもしれませんが、龍の力をここまで引き出せたのは彼の実力あってこそだと思いますよ』

 

 アザゼルはニヤニヤしながら答える。自分の想像通りの盛り上がりが湧きたったことに満足している様子であった。

 

「だが半端なドラゴンではどこまでやれるか!」

 

 ラードラは正面から炎を吹き出す。いつものように身体だけの守りでは背中のギャスパーや隠れているゼノヴィアにも及びそうな広範囲の炎であった。

 だが大一もまったく手段がないわけではない。片腕を突き出すと自身の倍はある魔法陣が展開され、向かってくる炎を防いだ。

 

「防御魔法陣…とは少し違う」

『疑似的なものさ』

 

 大一の出した魔法陣は防御魔法陣ではない。基本的な術式のひとつであり、これを元に他の魔法を展開するものであり、そこまで複雑な術式ではなかった。しかし自ら展開することで、この魔法陣には魔力を流すことができた。そこで大一は自身の硬度を上げる要領でこの魔法陣に魔力を通すことで、魔法陣も同様に強力な硬度を実現させた。結果的に疑似的な防御魔法陣を作り出すことに成功した。複雑でないがゆえに習得にも間に合い、以前よりも広範囲で守りを展開できるようになったのは、今後のチーム戦で役立つだろう。

 ラードラは前腕で薙ぎ払うように攻撃してくるが、大一も対抗するように硬度と重さを上げて対抗した。

 

『さすがに重い…!』

「そちらもな…!」

 

 ラードラの鍛え上げた龍の筋力は生半可なものではなく、魔力で重さを上げた大一も苦戦した。

 だがラードラも大一を崩せないことに苛立ち、勝負は拮抗し始めていた。そこに力を溜め切ったゼノヴィアが姿を現す。身体の文様は消え去り、聖剣の力が確立されている。そんな彼女の目には涙の痕があり、ギャスパーの決死の戦いに心を打たれていた。

 

「よくやったぞ、ギャスパー。どうやら私には覚悟が足りなかったようだ。だから、あんなものに捕らわれた。仲間のために、部長の───主のために持つべきだった死ぬ覚悟がギャスパーよりも足りなかった。こいつの方が私なんかよりもずっと覚悟を決めてこの場に立っていた!自分があまりにも情けない…ッ!私は自分が許せなくて仕方がないんだ…ッ!

 なら、どうすればいい?どうすればこいつの思いに応えられる?これしかないだろう。ギャスパーのためにもこいつらを完全に吹き飛ばしてやろう!それがお前への応えだと思うからなッ!」

 

 覚悟を決めたゼノヴィアの心情を表すかのように、エクス・デュランダルにより光の柱のような力があふれ出していく。この一撃はどれほどのものかは想像もつかない。

 それを前にしてもミスティータは杖を前に出し、決死の表情を浮かべる。

 

「そうはさせるかッ!今度はこの命を代償にもう一度あの『騎士』の能力を封じる!」

 

 再び神器を発動させようとするミスティータだが、彼の力は発動することは無かった。彼自身の全ての動きが止まったのだ。瀕死のギャスパーが最後の力を振り絞り、彼の時間を止めていたのだ。

 

「ミスティータ!まだ動けるか!」

『気を取られたな、未熟ドラゴンがァ!』

 

 ギャスパーに狙いをつけるラードラに、素早く移動した大一が相手の顔を横から蹴りつける。身体を動かせて喜々としているディオーグの声がよく響いた。

 不意を突かれたラードラは体勢を大きく崩し、ミスティータ同様にゼノヴィアの射程範囲に入った。

 

「お前たちはギャスパーに負けたんだッ!」

 

 ゼノヴィアの発言と共にエクス・デュランダルが振り下ろされる。その光の柱は相手を2人とも飲み込んだ。

 間もなく試合の終わりを告げる審判の声が聞こえる。

 

『サイラオーグ・バアル選手の「戦車」1名、「僧侶」1名、リアス・グレモリー選手の「僧侶」1名、リタイヤです』

(ギャスパーも相手も…強い覚悟を見た試合だった)

(まあ、てめえらだったらこの程度だろ)

 

 自分の不甲斐なさと直面した強さへの想いを胸に、大一はゼノヴィアと共にフィールドを後にした。

 




オリ主の悪い面が表に出た試合です。彼ひとりで変わるほど甘くないと思います。
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