six years   作:gh0sttimes

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殴らぬ喪男より殴るDQN

-2ch掲示板より


悪夢

私は自分の頬をつねった。

目は覚めない。

 

「一体何があったんだ?」

 

私は落ちている人骨を踏まないようにしながら、部屋の端まで来た。

近くに扉があるようだ。

私はドアノブに手をかけ、扉を開けた。

次の部屋には機械のようなものがあった。

筐体だ。

「やあ。また会ったね。」

「ちょっと待って。あなたと会った覚えはないよ?」

「1943年のことを忘れたのかい?」

「なんのこと?」

「忘れたか。11月25日。君は新竹空襲の時に米軍の機銃掃射で死んだんだ。」

 

1943年11月25日

台湾 新竹市

セレーネ視点

 

私は配給を受けるため、配給切符を持って近くの商店に来た。

その時だった。

 

「おい! まずいぞ! アメリカ軍の空襲だ!」

 

空を見上げるとキラキラと光る爆撃機が飛んでいた。

私は空に向かって、最大出力の70%で火を吹いた。

数機の爆撃機が溶けて墜ちてきた。

しかし、私は後ろから近づく戦闘機に気づかなかった。

次の瞬間、機銃掃射を受け、私は気を失った。

 

 

「お姉ちゃん! ねえ!」

「う、うーん・・・」

ドロップの呼びかけで私は目を覚ました。

どうやら、私は台所で倒れていたようだ。

「良かった・・・。 って、お姉ちゃんの腕、血だらけになってる!!」

「えっ?」

腕を見ると、腕の一部から血が出ていた。

痛みは感じない。

神経が損傷しているのだろうか?

近くには血のついた果物ナイフがある。

倒れた時に果物ナイフを落とし、それの拍子に腕を怪我してしまったようだ。

「ドロップ。悪いけど、今日の朝ご飯は作れそうにない。食パンがそこにあるから適当に食べてって。私は病院に行ってくる。近くに小児科の診療所があったはずだけど・・・」

「分かった。」

20分後。

私は腕に包帯を巻き、自転車で近くの診療所に行った。

やはり、神経が損傷していたらしく、後少し遅れていたら死ぬ可能性もあったらしい。

私はすぐに治療を受け、助かった。

血だらけの腕を見たらクラスメートも怖がるので今日は学校を休むことにした。

このまま帰って、安静にしていよう。

しかし、数分後にドロップが通っていた小学校から連絡があった。

授業中にドロップが吐血して意識不明になったらしい。

そういえば、ドロップは私の腕を触っていたような・・・

となると、非常にまずい。

重症性A001胃不全症*1の可能性がある。

まずいことになった。

*1
ドラゴンの血液に接触することで感染&発症する。主な症状は胃液の減少や吐血などがある。これは1948年にボルデラと呼ばれる治療薬が開発されたことで確実に完治することが可能となった。




・火炎放射

セレーネを含むドラゴンは一応、普通のドラゴンと同じように火を吹くことが出来る。
彼女の場合は2秒ほどで8000Kに到達する。(最大出力)
ちなみに、最大出力では本人も5秒ほどで死亡する。
ドロップの場合は2秒で453.15Kに到達する(最大出力)


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