想像してください。
アーサー王伝説の人達のキャラは『Fate』から。
全ての始まり
西暦400年イギリスブリテン島
皆さんも知っての通りだと思われますが「アーサー王伝説」においてこの戦闘がターニングポイントとなっております。
闇の軍勢対人類という設定でありますがここでは・・・違った。
「敵は我々の百倍ですか」
『ああ・・・然しあの蝙蝠と鳩と烏どもめ。大人しく神対魔王の戦争に
興じればいいものを徒党を組んでこっちに攻め込んできたってもんだぜ。』
丘の上で青いドレスを着てその上に甲冑を身に纏い、巨大な槍と鋼の剣を持った
金髪の少女が・・・赤い・・・竜と話していた。
竜の名は『ア・ドライグ・ゴッホ』
赤龍帝と呼ばれ、・・・炎の龍を統べる龍であった。
そんな1人と1匹の視線にあるのは・・・何千もいる・・・空を覆い尽くすほどの
兵力であった。
彼らは全員背中に翼を生やしていた。
悪魔。
天使。
堕天使。
それが彼らである。
彼らは突如この世界に現れ、戦乱を起こしたのだ。
それによりブリテン島は酷い状況となり少女は自身の騎士団を
連れてやってきたのだが赤髪の長髪の男性がこう進言した。
「我が君、敵は先ほどおっしゃった通りこちらの百倍。ここは一度退いて
城において籠城すべきではないかと」
「おいおいおい、そいつはねえんじゃねえか?『トリスタン』」
そう言ってきたのは全身を銀と赤の甲冑で頭まで身を包んだ騎士であった。
この人間も金髪の少女同様ドレスを着ていた。
「何が言いたいんですか?『モードレッド』」
「ここで俺達が退いちまったら兵士の士気が下がっちまうだろうが!
だったら俺らが前面切って戦うしか道ねえだろうが!!」
「なあお前はどう思うんだよ!『ダークアイ』!」
モードレッドはそう言って自身の隣にいる黒龍に話しかけた。
その竜は翼がないかのように見え、その代わりに巨大な楯と剣が
一体したかのような形状の武器を持った・・・全身が鋼で覆われた
体つきであった。
竜の名は『ダークアイ・ラバー』。
黒き龍にして邪龍の王。
地竜の王である。
『ああ、ここで俺らが退くなど邪龍にとって屈辱的だ。』
そう言いながら唸り声を上げている中全身が黒で覆われた様な雰囲気を醸し出す男性が前に出た。
彼の名は『アグラヴェイン』。
鉄の騎士という異名を持っている。
するとアグラヴェインは金髪の少女に向けてこう聞いた。
「それはそうと彼は現れるのでしょうか?」
「彼とは」
少女がそう聞くとアグラヴェインはこう答えた。
「例の魔術師『マーリン』についてです。」
戦場から遠く離れた枯れた林の上を中型の飛竜が人を載せて飛んでいた。
その人間は銀髪の青年で全身を白いローブで覆っていた。
そして男性はそこから遠い場所を・・・投影映像で見ていてこう言った。
「急がなければならないな。」
そう言って男性は飛竜を急かしてある場所に向かった。
そこは標高が高い山の中腹付近。
まるで・・・何かがあったかのような形状をしており男性は飛竜から降りると
何の恐怖もなくその中腹にある洞窟に足を踏み入れてこう言った。
「やー!聞こえているかい!?」
・・・・・・
すると男性は杖を持ってこう叫んだ。
「やー!君たちの盟友!!魔術師『マーリン』だ!!」
そう言うと洞窟の向こうから・・・巨大なナニカが現れてナニカが持っている
杖らしきものによって壁に押さえつけられた。
「ぐは!・・・やあ・・・元気そうだねえ。」
マーリンはそう言うとナニカは杖をマーリンから離して去ろうとすると
マーリンは必死で止めてこう言った。
「待って待って待って!約束は守っているよ!!君たちの事は誰にも
言ってはいない!!!本当だ!」
そう言うとマーリンはこう続けた。
「今、山を越えた向こうでは・・・戦争が起きている。」
「男達と竜が異形の・・・アア君たちの事ではなくて他の!翼を生やした連中!
そいつらはいきなり現れたと思えば町や村を壊すは人を殺すはもう・・・
おいぇええ」
マーリンはまるで吐くかのような形相をするとこう続けた。
「今・・・あの向こうで、皆戦っているんだ!!」
「ですが王よ!あの男は信用なりません!!」
「『ガウェイン』」
金髪の巨漢の男性、ガウェインが金髪の少女に向けてそう言うとこう続けた。
「あいつが魔術師なのは分かりますがアイツは只の・・・ペテン師です。」
「ああそうだよ!僕は皆が思っている通りペテン師だよ!!
人を騙してばかりいた!!」
「だけど・・・一度だけ、一度だけで良いんだ!僕は本当の事をしたい!!」
「その為ならば何でも捧げてやるよ!酒も!金も!!おん・・・・」
「・・・酒と金を捧げよう。」
おい、女は言いかけてなかったか?
「頼む・・・力を貸してくれ・・・!!」
「このままじゃあ皆死んでしまう!女子供構わずにだ!!」
そう言うとマーリンはナニカに向けてこう言った。
「君たちの世界は滅んだ。それは覆せない事実だ。だから・・・
この世界だけでも救えるようにしてくれ・・・頼む・・・・!!」
そう言ってマーリンは頭を下げるとナニカは持っていた杖を・・・小さくしてマーリンに渡すとこう言った。
『騎士達が竜となって貴様らに力を与えるであろう。』
「おお・・・確かにこれならば・・・!!」
マーリンは貰った鉄の杖を持ってそう言うとナニカはこう続けた。
『守るのだ。悪しき者たちからこの世界を・・・この星を。』
『荒ぶる女神から』
そう言った瞬間にナニカの後ろから続々と・・・人型のナニカが現れてそれぞれ姿を変えた。
そして軍勢となって・・・三つ首の龍となった騎士たちが先頭を切って
進軍した。
「アーサー王!逃げましょう!!」
アグラヴェインがそう進言するもベディヴィエールがこう言った。
「いや!ここで逃げればこの国は亡ぶ!そしてそれは他の国でも起きる!!
何としてでもここで奴らを食い止める!!」
『そうだ!ここで我らが退けば世界が滅ぶと同じ事だ!!』
そう言うのは白い体の龍
名は『アルビオン・グウィバー』
白龍皇と呼ばれ、風の龍王でもある。
「その通りです!!」
アーサー王はそう言って剣を地面に突き刺すとこう言った。
「犠牲無くして勝利無し!!」
「彼はきっと来ます!信じています!!」
そんな中マーリンは軍勢を率いて・・・戦場の手前まで来ていた。
そして飛竜になりながらこう言った。
「良し!・・・行けーーーーー!!」
「何だ?」
悪魔の一人がそう言うと目の前から・・・二首の龍がその悪魔を食いちぎった。
それを皮切りに三つ首の龍が突撃し、周りを踏みつぶした後に炎を吐いて戦線を崩壊させた後に後方から数十もの・・・鉄の龍たちが炎を吐き、角で突き刺し、
踏みつぶし、蹂躙した。
見た目からしたら分かるものがいたであろう。
彼らの容貌はまるで・・・・恐竜の様である事を。
「何だアレハ・・・。」
ガウェインがそう言って呟くと彼らの鎧や武器から何やら小さな電流が
流れるや否やそれが・・・武器となって変貌し始めたのだ。
すると紫色の短髪の青年がそれを見るとアーサー王と隣にいる・・・
長い体をした竜に向けてこう言った。
「これならば・・・アーサー王!『シー・ラーポ』!!」
『ええ、これならば行けましょう。』
そう言うのは長い体をした紫と水色の龍。
『シー・ラーポ』。
水龍でありドレイクの王でもある。
すると彼らは邪龍、神龍に乗り、ベディヴィエールは『アルビオン』に、
モードレッドは『ダークアイ』に、ランスロットは『シー・ラーポ』に、
アーサー王は『ドライグ』に乗るとアーサー王はこう言った。
「行くぞーーーーー!!」
『『『『『『おオオォォォォおおおお!!!!!』』』』』
その掛け声と共に竜に乗った騎士たちは魔王と神に向かって・・・戦った。
然し彼らにも・・・犠牲はあった。
『クソがーーーーー!!』
『グリンデル‼!』
『ウワアアアアアア‼!』
『ブリトラ‼!』
邪龍たちが次々と・・・小さな武器となってしまったのだ。
神と魔王はその力を使って竜を・・・武器と変える力を使ったのだ。
そんな中においても彼らは臆することもなく神と魔王相手に戦い・・・そして。
『全く、最後に手前と心中とはな。』
『ま、良いじゃねえかよドライグ。神様を葬ることが出来るんだからな』
『ああ・・・そうだな。ダークアイ・・・じゃあな。アルトリア』
『貴公と共に戦えたことに感謝を』
『他人行儀ですね、アルビオン。魔王相手に共に戦えたこと・・・
光栄と思っています。』
『そうだな。シー・・・後は人間たちと生き残った彼らに託そう。』
『ええ・・・そうですね。』
この日、4匹の龍王は武器と変わった。
紅い籠手
緑と白の翼
黒の兜と脳
蒼の槍
そして彼らの・・・人類の勝利で幕を下ろした。
そして時代は移ろい・・・伝説は形を変えて受け継がれて・・・
現代にへと至る。
そして物語は・・・始まりへと。