弦神島における非日常的な日々   作:caose

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 ここかたらはイーヴィル・ピースの説明です。


イーヴィル・ピースとは何か?

「イッセー、今日は私達の戦闘をよく見ておきなさい。

それと《戦鬼隊》の人達の戦闘も見ておきなさい。参考になるわよ。」

 「は、ハイ!」

 リアス・グレモリーの言葉を聞いてイッセーはそう言って・・・

ガクガク揺らしている膝を叩いた。

 あの研究所から漂う何かを感じてなのだろう・・・。

 そしてリアス・グレモリーはこう続けた。

 「序に《イーヴィル・ピース》の特性と歴史についても教えておいてあげるわ。」

 そう言うとリアス・グレモリーは歩きながらこう続けた。

 「私達3大勢力は先の大戦の後にお互い疲弊したわ。

それでこそ悪魔側は2,30もの軍勢を率いていた爵位持ちの大悪魔の部下が

殆どいなくなってしまって軍団なんて持てなくなったわ。」

 それに続くかのように木場はこう続けた。

 「純粋な悪魔はその時16年前の戦争で殆ど亡くなってしまった

今でも3大勢力の睨み合いが続いていてね。隙を見せる訳にはいかないんだ。」

 そして朱乃がこう続けた。

 「そこで悪魔側は少数精鋭制度として導入したのが《イーヴィル・ピース》。

主となる悪魔・・・この場合はリアスが《王(キング)》。

私は《女王(クイーン)》、木場君は《騎士(ナイト)》、

子猫ちゃんが《戦車(ルーク)》、橘君が《僧侶(ビジョップ)》、

そして《兵士(ポーン)》とそれらに合う5つの特性を作り出しましたが

これが結構好評なんですわ。」

 「好評・・・何でですか?」

 そう聞くとリアスはこう答えた。

 「お互いがお互いの眷属を自慢したりして競うようになってね、

チェスの様に実際のゲームを下僕を使って上級悪魔同士で戦いあって

今では大会が行われているくらいに大流行して駒とゲームの強さ、

これらが爵位に大きく影響されるようになったの。」

 すると橘がこう続けた。

 「だからこそ《駒集め》と称して優秀な人間を自分の手駒にしようと

色々としていたんだけどねえ・・・。」

 「だけどねって・・・・何があったんだよ?」

 イッセーがそう聞くと・・・前で歩いている古城がこう言った。

 「そうやって中には無理やりに悪魔にしたり金で暗殺させたり脅迫したり契約を一方的に打ち切って無理やり主従契約させてから

悪魔にさせるって言う奴がいたからこの《弦神島》において

世界中で執行された条約において悪魔に転生させるのが

難しくなっちまったんだ。」

 すると衛宮もこう言った。

 「そう言った連中が《逸れ悪魔》になるって言うケースが

後を絶たないものだから各勢力が保護して診断してから処分を決めるって事に

なったんだ。」

 すると早乙女もこう言った。

 「だからこそ僕たち《戦鬼隊》は保護した後に検査、罪状をチェックして

酷ければまあ・・・そういう事もあるけど中には嘗ての主がやらかした事を喋って貰う事で減罪の見通しが多少なりともあるんです。」

 そして君月はこう続けた。

 「今回対象となった《逸れ悪魔》『バイザー』なんだがその主曰く

『いきなり襲われた』って言われているが裏で調査したところ人体実験を

主だって・・・然も非合法って言うクソみてえな事をしていたんだ。」

 そして三宮がこう言った。

 「恐らくだがその眷属も同じように人体実験されて暴走しちまったって言うのが根底にありそうだからな。今回は生け捕りして何もかも吐かせて刑務所に

ぶち込むって寸法だ。」

 するとリアスは少し顔を俯かせてこう言った。

 「・・・確かに悪魔の中にはそう言う人たち・・・特に古い悪魔に多くある

傾向なのよ。だから私はそういう事は絶対しないわ。私にとって眷属は・・・

仲間でもあり友でもあり家族であるって言うのが家の家訓なのよ。」

 そう言いながらある部屋に入ると・・・声が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・不味そうな匂いがするぞ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『『!‼』

 その声を聴いて全員身構えると声はこう続けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「でも、上手そうな匂いもするぞ?」

 

 

 

 

 

 

 

 「それに・・・吸血鬼か?血に対して抵抗がある感じがするな??」

 

 

 

 

 

 

 

 

 「甘いのかな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「苦いのかな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 まるで地の底から聞こえるような低い声音。

 それを聞いてイッセーは震えていたが古城はこう言った。

 「《逸れ悪魔》『バイザー」だな。アンタの主が起こしている

違法行為をしたって言う証拠が欲しくってアンタを訪ねてきたんだ。

これ以上の罪の加算はアンタの死刑を速めるだけだぞ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 けタケタケタケタケタケタケタケてアケタケタケタケツァカ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 異様な笑い声と同時に現れたのは・・・・上半身裸の女性であったが・・・宙に浮いていた。

 

 

 

 

 

 

 そして・・・ずんと重い足音と同時に現れたのは・・・巨大な獣の体であった。

 その獣の下半身は見た感じライオンと何ら変わらないような

容貌であったが・・・尻尾に蛇が蠢いていた。

 そして女性の腰に当たるところに槍があり彼女の両手にあったのは・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ウワアアアアアアアアアアアアアアアアア!!」

 イッセーはそれを見て悲鳴を上げた。

 そう・・・彼女が持っていたのは・・・・男の上半身だけの・・・

死体であった。

 彼女はそれを投げ捨てると古城は全員に向けてこう言った。

 「それじゃあ『バイザー』は生け捕りって事になっていたが・・・

人食いをしている以上容赦なしで斬り捨てるぞ!!」

 『『オオ!!』』

 それを聞いてイッセーを除いて全員構えるとバイザーは槍を構えてこう言った。

 「こざかしいこと言うな小僧が!貴様ら諸共晩餐だ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「手前ら戦闘だああああああ!!」

 『『ォォォォォオオォォォォォォォォ!!』』

 そう言って・・・戦闘が始まった。




 対バイザー戦。開始です。
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