次の日優一郎とレイヴェルが家で勉強をしている中・・・電話が来たのだ。
『よう衛宮、昨日は色々とあったなあ。』
「あ、那月先生。こんちは、何かあったんですか?」
『ああ、実は昨日の件だがニュースは聞いたな?』
「はい、それにここ数日の魔族の殺害事件も・・・あいつが
関係しているんでしょうか?」
『恐らくな、だからこそ戦鬼隊とアイランドガードが連携して奴を
見つけるそうだ。既に奴の行きそうな・・・それでこそ兵藤 一誠が死んだ
廃教会にも監視するように伝えてある。お前も奴とサシデハ・・・いや、仲間と
一緒にいたとしても絶対に戦うんじゃないぞ、良いな!』
そう言って電話が切れると今度は・・・グレンが電話をかけてきたのだ。
『よう優、悪いな留守中に事件巻き込まれちまって。』
「グレン隊長!何やってるんですか今こっちは大変なんですよって
今何処にいるんですか!?」
優一郎がそう聞くとグレンはこう答えた。
『悪いな、ちょっとだが悪魔と北欧神話との間でトラブッチ待って戦闘になって
今未だ冥界で足止め喰っちまってレヴィアタン家にいるんだ。』
「何があったんですかいや本当に!」
『それにしてもまさかロタリンギア王国が関わっているとなるとはな、
お前奴と戦ってどうだった?あの戦斧教神を相手取った感想は?』
小さい事でも良いぞと言われると優一郎は暫く考えて・・・こう答えた。
「強かったです、俺達が束になったとしても叶わないかも。」
『そうか、それが分かったのなら十分だ。それでだが・・・お前これから
どうするんだよ?』
負けっぱなしで良いのかと言っていると優一郎はこう答えた。
「俺は・・・俺達は・・・。」
『ま、お前の人生だからな。後悔の無いようにしろよな。』
良いなと言って電話を切られると優一郎は窓から外を眺めているとレイヴェルが優一郎に近づくとこう聞いた。
「優様、どういたしましたか?」
「おおレイヴェル、ちょっとな。」
そう言っているとレイヴェルは優一郎に・・・抱き着いてきたのだ。
「ちょ!レイヴェル?!」
「優様、何か思い詰めているのはお分かりですが私は貴方に一度救われました。だからこそ私は貴方に後悔の無い様にいて欲しいですので。」
それだけですと言うのを聞いて優一郎はレイヴェルに向けてこう言った。
「ありがとうなレイヴェル、俺・・・ちょっと考えるのを辞めて直感に
頼るわ!」
そう言って自分の頬を自分の両手で叩くと腫れ乍ら笑っていた。
アイランド・ノース
企業研究所が建ち並ぶ弦神島北地区の研究所街にて島内で最も人工島らしさを
感じる未来的な街の片隅にその研究所跡地があった。
ほぼだが直方体に近い形の4階建てのビルは嘗てはロタリンギア王国の
製薬会社であったのだ。
製薬と言っても多種多様でありここ『スヘルデ製薬研究所』では主に
人体に於ける筋力強化等を中心にする兵士の育成に於いて
充填されていたのだが・・・ISの登場と更に教会の聖剣計画の悪用が内々に
問題視されていたためその為閉鎖されたのだがその機材は未だ・・・
残っていたのだ。
ピー!と言う音と共に巨大なポッドから・・・オイスタッハが現れたのだ。
びしょびしょで全裸であり如何やら何かの調整を自分でしたようであった。
オイスタッハは体を拭いてメディカルチェックのデータを見ていると
オイスタッハはこう呟いた。
「・・・やはり奴の言っていたことは真実でしたか、だが我が大望を
実現させるためには・・・これが必要なのだ。」
そう言って懐から出したのは・・・小さな注射器であった。
するとピピピピと音が鳴ったので見て見ると映っていたのは・・・
アイランドガードと戦鬼隊の兵士たちが揃って内部に入る光景であった。
「成程な、ここがばれたともなると私の計画は前倒しする必要が出たか。」
そう言いながらオイスタッハは服を着て側にあった片刃斧を
2本とも持った後小さな・・・ボトルの様な物を取り出してそれを片刃斧の柄に
装填させると・・・音声が流れた。
『エンジン』
『ガトリング』
そしてその後研究所が・・・破壊されたのだ。
「何だって!ロタリンギア王国の廃棄された研究所で爆発!!それで・・・
オイスタッハがいたって?!分かった!すぐに着替えて準備する!!」
優一郎がそう言うとすぐ様に棚から戦鬼隊の制服を着ると優一郎は
レイヴェルに向けてこう言った。
「悪いレイヴェル!ちょっと向こうに行って来るから後夕飯までは
帰ってこれると思うから!!」
「ああはい分かりました!夕ご飯は帰って来た時に仕事終わりも兼ねて少し
ボリューム感があるようにしますので。」
レイヴェルの言葉に分かったと言って其の儘出て行くと途中で与一、士方、
三葉と合流すると優一郎達は其の儘アイランド・ノースに向かっていると
通信が入った。
『戦鬼隊の皆様、先ほどオイスタッハの行き先が分かりましたので
お伝えします・・・場所は・・・
・・・・・キーストーンゲート人工島管理会社に通じる地下ルートです。』
それを聞いて全員はそっちに向かって行った。
次回はキーストーンゲートからです。