「さあ、祐斗!貴方の力を見せなさい!」
「はい!」
祐斗はそう言って・・・文字通り目にも止まらぬ速さでバイザーを
翻弄させている。
「イッセー、結界を張っているから私の説明をよく聞いて頭に叩き込みなさい。」
「は・・・ハイ!」
イッセーはそう言って結界の中でそう言うとリアスはこう言った。
「イーヴィル・ピースの特性についてなんだけど祐斗は『ナイト』。
特性はスピードで速度が増すの。」
それを聞きながらイッセーは祐斗の方を見ていると・・・
既に影しか見えないほどとなっていた。
「祐斗の最大の武器は剣。貴方と同じ神器使いで神器は
『魔剣創造(ソード・オブ・ブラッドスミス)』。あらゆる魔剣を祐斗は
想像できる。」
そう言っていると・・・既に祐斗の手には西洋剣らしきものを握っていて・・・スッと消えた瞬間にバイザーの右腕が斬り裂かれた。
「貴様アアアアアアアア!!」
バイザーは祐斗を見てもう一方の槍で貫こうとすると・・・声が聞こえた。
「射貫け!『月光韻』!!」
その声と同時に・・・バイザーの左腕の手の付け所を・・・矢で斬り落とした。
「あぎゃあアアアアアアア!!」
バイザーは放たれた方向を見ると・・・早乙女がいつの間にか弓を構えていた。
「あれも・・・神器ですか?」
イッセーはそう聞くとリアスはこう答えた。
「いいえ、あれは『魄刀』。所有者の魂を写し取る刀ヨ。」
「『魄刀』・・・?」
「ええ、《戦鬼隊》はその刀を保有し、刀に自分の魂の一部を
写し取らせることで形状、能力など千差万別の力を生み出すんだけど
其れが出来るのは上級の兵士か・・・才能が凄い人たちだけ。」
リアスはそう言って他の人達の方を見ると・・・バイザーが子猫目掛けて
巨大な脚で踏み潰そうとすると・・・。
「ぶち鳴らせ『天字竜』!!」
その声と同時に・・・幾つもの雷を模した人型が姿を現してバイザーを
包囲して・・・人型は雷となってバイザーを襲った。
「ギャアアアアアア!!」
「未だ小猫!!」
「・・・吹っ飛べ。」
「子猫は『ルーク』。その特性はシンプルで馬鹿げた怪力と屈強なまでの
防御力。」
そう言っている間にも・・・小猫はバイザーのどてっぱらに
拳を鋭く叩きこんで・・・そのまま吹き飛んでいった。
すると・・・バイザーは壁を壊して下に逃げ込んで外に出ようとすると・・・
上空から声が聞こえた。
「数えろ『鬼籍王』!!」
その声と同時に・・・君月と橘の頭上に巨大な棺が現れた。
「ええええええ!何で橘が!?さっきまで祐斗がいた場所に」
イッセーが驚きながらそう言うとリアスはこう答えた。
「あれは七緒の神器・・・いえ、『神滅具(ロンギヌス)』よ。」
「『神滅具(ロンギヌス)』って・・・あの『ロンギヌスの槍』みたいな
感じですか?」
ゲームとかで出てくると言うとリアスはこう答えた。
「そうよ、数が少なくて確認されただけでも15個。数ある神器の中でも
トップランクで神すらも互角に対抗できると言われる武器よ。」
「七緒の神器は『停止世界の邪眼(フォービトゥン・バロール・ビュー)』。
あらゆる時間を停止させることが出来る能力を持ってそして本人は・・・吸血鬼と人間の間のハーフで第一真祖の従者を父とした第2.5世代のデイウォーカー。」
「デイウォーカー?」
イッセーは何だと聞くとリアスはこう答えた。
「太陽の光に触れているとしても力が減退することのない体質の吸血鬼。主にハーフによく現れる体質の人間ヨ。」
「更に言えば七緒は《ビジョップ》で魔術の強化、又は獲得が出来るわ。」
そう言うと君月は棺に向けてこう言った。
「『鬼籍王』!3数えろ!!」
ひ~・・・ふ~・・・み~~~・・・・!!
その声が3数えた瞬間に・・・君月はこう言った。
「『満たせ《鬼籍王》‼!』」
そう言った瞬間に・・・バイザーが苦しみだした。
「苦しい・・・・何が・・・・?」
バイザーは苦しみながらそう言うと君月はこう答えた。
「《鬼籍王》は数字で使う技が変わり、俺の言葉一つで変わる気まぐれな
相棒でな。」
「今手前の周りに見えない結界を張って酸素濃度を通常の50倍に迄
増やしたんだ。」
「本当ならもっと増やせれるんだが手前が死ぬと取り調べできねえからな。」
そう言うと君月は・・・衛宮に向けてこう言った。
「トリはお前に任すぜ優!」
そう言うと衛宮は刀を構えて・・・こう言った。
「無限を哀れめ《阿修羅丸》!!」
その声と同時に・・・抜身の刀身が幾つも現れた。
それと同時に・・・それが一斉にバイザーの足に縫うかのように突き刺さった。
「アアアアアアア!!」
バイザーはあまりの痛さに驚愕すると・・・上空から姫島が現れてこう言った。
「あらあら、これは良い・・・避雷針ですわ~~。」
そう言うと笑顔で・・・雷を落とした。
そしてリアスはこう答えた。
「朱乃は《クイーン》。王以外の全ての駒の力をフルに発揮できるのよ。」
「そして魔力を使ってあらゆる自然現象を引き起こせれる・・・
究極のSなのよ」
「其れいらない情報ですよね!?」
イッセーはそれを聞いて顔を引きつ枷ながらそう言うとリアスはこう続けた。
「大丈夫よ!ああ見えても味方には優しいから優しく抱きしめてくれるわ・・・多分。」
「多分ってそれ言わないで下さいよーーーーー!!」
イッセーはそれを聞いてそう言って暫くすると・・・黒焦げになったバイザーがそこにいた。
すると古城は近づいてこう言った。
「おおい、生きてるかァ?」
「う・・・うおおお・・・・」
バイザーは虫の息一歩手前であったが大丈夫なようであった。
すると古城はインスタント魔術の札を出してこう言った。
「それじゃあ後は向こうで喋っとけよ。」
そう言った瞬間に・・・バイザーの姿が消えた。
「え!消えた!!」
「大丈夫よ、《戦鬼隊》の本部に連行されたのよ。怪我の治療を終えて
取り調べを済ましたら後はあっちの管轄ね。」
そう言って今日は解散しましょうかと言うと・・・イッセーはこう聞いた。
「あのう、部長・・・俺は一体?」
そう聞くとリアスは笑顔でこう答えた。
「貴方のは・・・《ポーン》よ♪」
それを聞いてイッセーはこう思っていた。
「(それって俺・・・雑魚って事じゃん。)」
とほほとそう思うしかなかったイッセーであった。
次回は・・・あの神父が現れます。