『エターナルフェニックス』
優一郎が持っている小さな本からの音声が流れると士方達がこう呟いた。
「何だ・・・あれは?」
「あの本・・・見たことねえぞ。」
「何だろ・・・あれ?」
そう言っていると雪菜はこう呟いた。
「何ですか・・・あれは?」
雪菜はそう呟いて霊視で見た先にあったのは・・・
・・・・・不死鳥であった。
そして優一郎が小さな本が開けると新たなる音声が流れた。
『不死鳥舞い上がりし時その焔は世界の理を覆す!』
そして優一郎がトランスペアレンシー・フレイムを構えると
トランスペアレンシー・フレイムの焔が優一郎の腰に纏わりついて
そしてそれが・・・ベルトに変わると優一郎は『エターナルフェニックス』を
差し込んでそしてそのベルトにトランスペアレンシー・フレイムを一度挿入して
もう一度強く抜き放つと音声が流れた。
『抜刀!』
その音声と共に風景が・・・一変した。
そこは・・・巨大な本棚が大量にある場所であった。
そして優一郎はトランスペアレンシー・フレイムを構えると同時に本から
不死鳥が現れて優一郎の周りを飛翔していると優一郎は剣を横に振って
こう言った。
「変身!」
すると不死鳥が飛び立ち其の儘放たれた炎の剣筋が優一郎に迫ると不死鳥は
優一郎の左肩に止まると同時に放たれた剣筋がぶち当たって・・・その姿が
変わった。
オレンジ色の装甲
右肩は顔、胸から左肩にかけてが羽根、腹からローブにかけて尻尾を
模したような姿をしておりそしてその複眼は漆黒でまるで虚無の様な
感じであったがその中には・・・まるで一つの光を見るかのように。
『何ですか・・・その姿は?』
チェイサーがそう聞くと・・・優一郎はこう答えた。
「・・・ファルシオン」
『何ですか?』
「俺の名前だ・・・俺の名前は・・・ファルシオンだ!」
そう言ってファルシオン・・・・仮面ライダーファルシオンが今目覚めを
迎えた。
「行くぞ!」
ファルシオンになった優一郎はチェイサー目がけて突撃するがチェイサーは
それを見て芸がないですねと言ってこう続けた。
『そのような攻撃で私に傷がつくとでも思うのでしたら・・・無駄な
生き延びでしたね!』
そう言って拳を振り下ろそうとすると・・・トランスペアレンシー・フレイムとぶち当たった瞬間にその拳が・・・傷ついたのだ。
『何!?』
チェイサーはそれを見て驚くが・・・優一郎は其の儘もう一度振り下ろすと
同時にチェイサーは片刃斧で防禦しようとするもその剣で片刃斧が・・・
砕けたのだ。
『ぐおおおおおおおお!』
チェイサーはその威力にバカなと思っているが優一郎はまだまだと言って
こう続けた。
「こっからが本番だ!」
そう言うと同時にファルシオンの体・・・消えたのだ。
『消えた・・・!』
チェイサーはそれを見て驚くも幾つもの斬撃が・・・炎となってチェイサーを襲った。
『がああああああああああ!』
チェイサーはその攻撃に何故だと思っていると優一郎は姿を見せてこう言った。
「これで終わらせるぞオイスタッハ!」
そう言うと片膝付いているオイスタッハは優一郎に向けてこう言った。
『まだ・・・です!』
「もういい加減にしろよ!これ以上やったらアンタ死ぬぞ!」
『死ぬなど・・・既に覚悟している!』
チェイサーがそう言うとこう続けた。
『私はこの地に足を踏み入れた瞬間から覚悟は出来ている!必ずやこのご遺体を祖国に持ち帰りそして・・・カノ者を安息の地にて眠らせてやりたいのだ・・・!其の為ならばわが命!!当に捨てたわ!?』
そう言うとチェイサーはガトリング砲を構えてこう言った。
『さあ来なさい戦鬼隊の魔術師ヨ!私は逃げも隠れもしません!!貴方も
この島を守るために私を討つというのならば覚悟を見せなさい!?』
オイスタッハは優一郎に向けてガトリング砲を向けてそう言うと優一郎は・・・こう答えた。
「分かった、アンタのその覚悟。聞き届いた。」
そう言うと同時に優一郎はトランスペアレンシー・フレイムを構えると同時に
オイスタッハもガトリング砲をまるでメイスみたいに構えて互いに
じりっとして・・・暫くして貫通している天井から小さな瓦礫の石が落ちると
同時に・・・。
「『!』」
優一郎とオイスタッハが互いにその落ちる音を聞いて互いに走りそして・・・
・・・・・決着がついた。
・・・優一郎が勝ちそしてオイスタッハは音もなく崩れ落ちた。
「おっさん。」
優一郎が崩れ始めていくチェイサー・・・いや、オイスタッハを見ると
オイスタッハは体が崩れながらもずりずりと体を引きづりながら供儀建材に
近づいて手を伸ばして・・・こう言った。
「帰りま・・・しょう・・・貴方の・・・故郷に・・・私が・・・必ず・・・」
そう言って供儀建材の真ん前に着いて・・・絶命した。
「おっさん・・・あんたの想いは多分正しかった・・・けど・・・
間違ってたんだ、やり方が。」
そう言って優一郎はオイスタッハの開けていた目を閉じさせた。
せめて安らかに眠れるように。
そんな中で夕焼けに沈む弦神島のマンションの窓辺にて凪沙が立っていたが
何時もとは様子が違っていたのだ。
何時もの快活な雰囲気が鳴りを潜めていて何時も結っていた髪の毛を
下ろしていて大人っぽくなっていた。
そんな中で凪沙は弦神島管理公社に目を向けているとこう呟いた。
「まさかこの時代で聖剣使いが見つかるとは、それにあいつも眷属を
2匹とも目覚めたとなるとこの時代は・・・面白くなりそうだ。」
次回で多分1巻目が終わる。