弦神島における非日常的な日々   作:caose

117 / 214
 闘いに備えなければいけない。


戦いに備えて

 一方ゲーム観戦が出来るエリアではロキ関連もあってオーディンは本拠地に

戻っているため代わりとしてロスヴァイセと共にある2人の人間がそこにいた。

 一人は両目に横一文字の傷が入っていて盲目なのであろうが何かを

感じたのであろうにやりと不敵な笑みを浮かべて隣にいる赤髪の女性に向けてこう言った。

 「よう***、こいつはまた厄介な事になってるようだな。」

 「それにしても師匠、厄介何て話じゃねえぜ?カオスブリケードの敵が

結構いるって事は指揮官相当が2人以上は確実だぜ?」

 女性はそう言って周りを見渡していた、数百にも及ぶ悪魔の大群に対して

周りにいた恐らくは警備隊なのであろう悪魔達も戦っている中男性と女性は刀片手に立ち上がるとその隣にいたロスヴァイセがこう聞いた。

 「どうしましたか?」

 「嫌なに、ちょっとばっかしあいつらをぶっ飛ばそうかなって思ってな。」

 「・・・其れは少し外交問題になるのでは?」

 ロスヴァイセがそう聞くと女性がこう答えた。

 「外交だ?あり得ねえだろこの状況じゃあ、それにさ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『世界』が変わろうがあたしらがやる事は何一つ変わってねえ、罪のない人達を守るために戦うんだからよ。」

 女性がそう言うとロスヴァイセは暫く考えて・・・はああと溜息付いて

こう言った。

 「分かりました・・・ですがここ一帯に張り巡らされている結界が強すぎますし時間がかかりますが今この時を考えるとそうですね・・・私を入れて一人が

限界です。」

 ロスヴァイセがそう言うとそれじゃあと言って男性が立ち上がってこう続けた。

 「俺は自分の力で結界突破する、中に入るのは弟子だ。」

 「分かりました、では始めましょう。」

 ロスヴァイセがそう言って魔力を使おうとして立ち上がると・・・ビキリと言う感触が襲った。

 「!」

 「どうしたんだロスヴァイセ!」

 「ええ・・・ちょっと何か・・・魔力を込めた時に変な感触に襲われて・・・

何でしょうね・・・何でもありません。」

 ロスヴァイセはそう言って魔力を練り直し始めたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一方椿姫達はと言うと・・・大規模であるが追い込まれていた。

 「数が多すぎる!」

 「いくら何でもこのままだと!!」

 巡と由良はそう言いながら攻撃しているが多数に無勢、もうこれ以上は

持たないと言っていると椿姫は薙刀を使って攻撃しながらミラーアリスで

防御するもミラーアリスが砕けたと同時に・・・僅かだが雷の光が見えた。

 「何です・・・これは!」

 今迄感じたこともないそれに戸惑いながらも椿姫はミラーアリスを

使用し続けるがこのままではと思っていると・・・数人の悪魔達が椿姫に対して

槍をふるってこう言った。

 「死ねえ!下賤な転生悪魔!!」

 「!」

 椿姫は不味いと思って目を瞑ったが・・・何も起こらなかったので何だと思って見て見るとそこで目にしたのは・・・刀を持って悪魔達を両断した

一人の女性であった。

 紅い髪でスタイル抜群の女性が刀を使って両断すると・・・ロスヴァイセが

周りにいる悪魔達を北欧の魔法で撃退したのだ。

 そして最後に和服を着た男性が抜刀すると同時に・・・衝撃波が最初で

最後に音がずばん!と言う音と共に残った残存の悪魔達を一掃したのだ。

 「凄い・・・彼らは一体?」

  「久しぶりね。」

 「貴方は確かオーディン様と一緒にいた。」

 椿姫はロスヴァイセに向けてそう言うとええと答えてこう続けた。

 「緊急であることを考慮して無断でここに来ました、後でお叱りは

受けましょう。」

 「いえ、こちらこそありがとうございます。我々だけですと・・・全滅が

必須でした。」

 「所であの男の人はいませんが?」

 どうしましたかと聞くと椿姫は暫く考えて・・・こう答えた。

 「お話を聞いてくれませんか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「成程、裏切りですか。目的は主の夢を笑った彼らに対する復讐。」

 「多分ですがティオドラは傷心状態だった匙を利用するために口八丁で騙したと思います、一種の洗脳です。」

 椿姫がそう言うと成程とロスヴァイセはその仲間としての視線に対して

少し決定打は足りないと思っていたが今は情報が急務だと考えて改めて

こう言った。

 「取りあえずは共同戦線を張りましょう、こちらは私も含めて3人です。」

 「3人・・・こちらは6人です、全員合わせて10人にもなりませんが・・・

貴方達の力はどれくらい何ですか?」

 椿姫がそう聞くとロスヴァイセは不敵な笑みを浮かべてこう言った。

 「実力は十分です、あの2人は北欧神話勢力の中でもトップです。」

 そう言うと紹介を始めた。

 「先ずあの男の方は『草薙 オロチ』、草薙諸刃流の免許皆伝でその実力は

ソー様と互角とも言えます。」

 そう言うともう片方の女性に対してこう説明した。

 「彼女の名前は『天羽 奏』、草薙諸刃流の弟子ですが戦闘技術は高いので

戦力としては十分だと思います。」

 ロスヴァイセがそう言って説明すると『草薙 オロチ』が前に出てこう言った。

 「それじゃあ行くぞ、敵はまあ間違いなく・・・あそこだろうな。」

 『草薙 オロチ』はそう言って目の前にアル神殿を見ると同時に全員が

身構えていた。




 次回は戦闘。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。