場所は移ってオロチ達が向かっている最深部にアル神殿にて・・・
1組の男女がいた。
一人は囚われてるソーナ、そして・・・裏切った匙であった。
「匙・・・貴方は何故・・・裏切ったのですか?」
ソーナは弱弱しくそう聞くと匙はこう答えた。
「俺達の夢の為です会長。」
「こんなことして上層部が叶えてくれるとでも!」
「思います、今カオスブリケードの連中が会場に侵入しています。あいつらと
取引して上層部を旧魔王派で一新されます、そうなれば会長の夢だって
きっと理解してくれるはずです!」
「旧魔王派の大半は血統主義です!奴らは下級の悪魔や転生悪魔を同族とは
見ていません!!だからこそ姉さま達や今の魔王様方々はそれを革命で平等に」
「枢機院は一人も変わっていません!俺達の願いを叶えるためには
今の枢機院はいらないんですよ!!」
「匙・・・貴方は・・・・!!」
そこまで追い込まれてるんですかとソーナはそう思っていると・・・
匙はこう続けた。
「俺は貴方の夢でしたら誰だって倒します、例え相手が・・・
あいつらであっても。」
オロチ達が神殿の内部に入るとその更に内部の玉座に着くとそこにいたのは・・何かの装置で繋がれているソーナと匙とティオドラがそこにいた。
「匙!貴方がソーナ様の夢を想っているのでしたらこんな事辞めるべきです!」
椿がそう言うが匙はこう返した。
「それでもやります、もう後戻りが出来ないんですから・・・!」
匙はそう言ってアブソード・ラインを展開するとオロチが前に出ると刀を抜いてこう言った。
「悪いな、手前を殺さねえと同盟が結べられねえし何よりも・・・仲間を
裏切るような糞野郎を放っておく程俺は大人じゃねえんでな。」
そう言うと匙はオロチに向けてこう言った。
「あんた程度じゃあ俺には勝てねえよ、只の人間が悪魔には・・・勝てない!」
匙がそう言ってアブソード・ラインを放つと其の儘ラインは
オロチに向かって襲いかかってそして・・・。
ちぃんと言う音と共にラインが切れた。
「・・・・・は?」
匙はその光景を見てポカーン( ゚д゚)としていると・・・オロチは一瞬で
匙の前に立ちはだかった。
「!プロモーション」
「遅え。」
オロチがそう言うと刀を持っていた手を刀から放して其の儘・・・殴り飛ばして匙は壁に叩きつけられた。
「がは・・・!」
匙は肺に蓄えられていた酸素を無理やり吐き出さされて項垂れているとオロチは匙に向けてこう言った。
「弱えなお前さん。」
「・・・・!」
「戦いに対して卑怯とかそう言う事言う時点で二流だ、敗北しちまったのなら
うじうじと言い訳かまさずに何で負けたのか?自分に足りないのは何なのかを
知って対策を講じるべきだろ??」
「あんなのは戦いじゃねえ!ISにトランスフォーマー、近代兵器何て使って・・あいつらのやっているのはゲームじゃねえ!!あんな・・・・あんな資金を
潤沢に使ってまるで貧乏人はゲームに入る資格なんてねえような言っている様な
あんな奴らが正しくて俺達みたいに自分の実力で戦っている奴らは
まるでバカみたいに思われるなんて・・・そんなの・・・そんなことが」
「あるだろ?ゲームってのはそう言う事もある、相手が誰だって言っても
ゲームもそうだがあらゆることに於いて理不尽何てよくある話だ。
そんでも人間は・・・いや、生きているすべての人間はその理不尽と
常に相手取ってるんだ。あの時手前らが負けたのは奴が常に勝つ事を第一に考えてその勝つって言う意識が手前らには足りてなかったんだよ、戦いで重要なのは
そう言う気概が必要なんだよ。自分の力を他人のせいにしてそれだけじゃねえ、
多くの人間を頼って手前らは力を付けるべきだった。足りねえのはそれで補え、
折角同盟を結んでいるから頼りなよ。」
オロチがそう言うのを聞いて匙は手を差し伸ばしてくれるのを見て・・・俺はと思っていると・・・声が聞こえた。
そんな程度で願いなんて・・・叶えるわけないじゃない。
そう言う声がすると同時に・・・何かが蠢くのを感じた。
「な・・・何だ・・・こいつは・・・?!」
「どうした・・・・何だこの感じ!」
オロチがそう言うと同時に匙の体が・・・膨らみ始めたのだ。
「!手前ら離れてろ!!こいつはやばい!?」
そう言うと同時に翼は囚われているソーナを救出しようとして守るために
結界を張ると奏達は後ろに下がると同時に匙の体の膨張が限界に達する前に
匙はこう言った。
「にゃ・・・にゃんぢゃよこりぇびゃーー!(な・・・何だよこれはー!!)」
そう言うと内側から声が聞こえた。
ーーやあ、調子はどうだい?
「お・・おばえは」
ーー君が負けるとこういう風に神器が暴走するように出来てるんだ、
君の神器は竜型だから最もオーフィスの蛇の力の影響を受けやすいからね。
「でべえ!ざいじょっがら」
ーー当たり前だろ?君は所詮僕と彼の為の駒にしかならないんだ、眷属は
何時でも補充できるけど僕みたいな貴族は生き残るべきなんだよ。
「ぐぞが・・・ぐそがーー!!」
ーーじゃあね・・・操り人形。
ティオドラの言葉と同時に・・・匙の体が弾け飛んだ。
「くう・・・これは!」
椿はそう言って結界越しからの爆発に驚いていると爆発の煙が晴れると
見えたのは・・・異形の姿であった。
「何ですか・・・あれは?」
そう言って目の前にあるのは・・・巨大な黒い竜であった。
異様に長い首
胴体は人間の様に見えるが手足はまるで鬼の如き見た目
背中には複数の触手
その化け物の如き異形の姿に椿がそう言うと・・・その化け物から
奇声の中に声が聞こえた。
カイチョオーーーーーーーーー!!
この化け物の見た目は首以外は『最弱無敗のバハムート』のガーゴイル型アビス、首から上はブラキオサウルスです。