「シャルバ・ベルゼブブ・・・旧魔王派・・・貴方が匙を!」
ソーナはシャルバに向けてそう言うと待てと言ってシャルバはこう続けた。
「私がここに来た理由は只一つ・・・ティオドラ、いるのだろう?」
シャルバがそう言うとティオドラが転送して来るとこう言った。
「やあソーナ・シトリー、試合の時以来だね?」
「ティオドラ・・・!」
「ちょっと待ってほしいなア、僕がここに来たのは・・・彼に用があってね。」
ティオドラがそう言ったその視線の先にいたのは・・・ボロボロになった
匙を見るとまさかと椿が前に出ようとすると・・・どしゅん!と言う音と共に
椿の足元に何かが当たると椿は何だと思って振り向くとそこで目にしたのは・・・
穴が開いていたのだ。
すると背後にいるシャルバが椿に向けてこう言った。
「動くな転生悪魔、さもないと今度はこいつで消すぞ。」
そう言って左腕に付いてあるキャノン砲を見せていると空を見上げてこう言った。
「・・・如何やらあいつは・・・クルゼレイは逝ったか。」
数分前。
上空では魔法の嵐が吹き荒れていた、クルゼレイとグレイフィアの攻撃が
巻き起こる中でクルゼレイはグレイフィアに向けてこう言った。
「貴様!それ程の力を持ちながらも何故現政府に着く!!何故先代魔王の教えに今でも従っているのだ!?」
「先ほども言ったはずです、私はサーゼクスの・・・愛する人の為に
戦っているのです。この扇子も私の父親から大切な人を守る時に使う事と言われ
今私はあの人を守るために使います!」
グレイフィアが右側の扇子でクルゼレイ向けて吹かすと巨大な水流となって
襲いかかるとクルゼレイはそれを魔法の障壁で防ごうとするとその勢いが
止まる事もなくクルゼレイを襲った。
「ごぼぼぼぼぼぼぼぼ!」
クルゼレイはその攻撃に溺れそうになったがために魔力で弾き飛ばそうとすると今度は左の扇子を吹かすとそれが・・・雷となって襲いかかると水の塊の中にいるクルゼレイに襲いかかり其の儘・・・通電したのだ。
「!?!?!?!??!?!?!?!?!」
それに体が黒墨一歩手前になったクルゼレイは糞と言って懐から何かを
取り出そうとすると・・・懐から何かを取り出す寸前に腕が懐ごと消えたのだ。
「が・・・・!」
何故と思っているとまさかと呟いてサーゼクスの方に目を向けた瞬間に・・・
グレイフィアはクルゼレイに向けてこう言った。
「さよなら・・・アスモデウスの者ヨ。」
そう言ったと同時にグレイフィアはクルゼレイの前に立つと其の儘扇子で
首を・・・斬り落としたのだ。
「退くぞティオドラ、ココの戦いはもう終わった。」
「はいはい、じゃあねシトリー家の皆。」
ティオドラは其の儘匙と共に転移魔法で消えていくと待ってとソーナが言うとシャルバはこう言った。
「元々私の目的は現魔王派の連中を殺すことだが目的だが其の為には
絶望がいるのだ、その為貴様が今絶望に堕ちていくのを見た後に・・・貴様の
大切な人間が少しずつ消えていくのを見ながら・・・最期に貴様を絶望のどん底に堕としてから自ら死なせてくれと言えば放置、言わなければ殺す。それでは・・・じゃあな。」
シャルバがそう言って消えていくのを見てソーナは自らの力不足を心の底から
実感して・・・泣きながら絶叫した。
「ああ・・・ああああ・・・・・・うわああああああああああああああああああああああ!!」
その後グレイフィア達が来た時には全てが終わった後であり全ての事柄は捕えたティオドラの眷属たちからの事情聴取をしてそれを公開、そして枢機院は
アスタロト家の処遇はティオドラの独断とするがペナルティとして領土の幾つかを上層部に献上し代わりに分家の人間を後継者として任命させることで済んだが
シトリー家はそうもいかなかった。
何せ匙が・・・自身の眷属が反勢力に加担したがために枢機院は主である
ソーナ・シトリーに対して厳罰すべきだという意見と同時に現魔王派・・・
ソーナの姉が反対意見を出そうとするもサーゼクスによって封殺されソーナの
処分は以下の下となった。
①ソーナ・シトリーのレーティングゲームの出場資格取り消し
②正式処分は卒業してからであるが魔力の使用を禁ずる
③ソーナ・シトリーの眷属たちはソーナ・シトリーに対する命令を聞く必要なく命令は枢機院がするとする。
④シトリー家の後継者は今のままで良いが家督相続は枢機院が
決めるものとする。
つまりはソーナ・シトリーの今後は枢機院の胸三寸で決まると言う絶望的な
状況となった。
そしてソーナ・シトリーの眷属たちの監視に一人の人間が北欧神話から
派遣される事となった。
表向きは他勢力との交流ともあったが実際は悪魔がこれ以上問題を
起こさせないがために他勢力のご機嫌伺いがあった。
そして派遣されたのだが・・・それは彼女であった。
ピンポーンと音が鳴った、場所は弦神島の古城達が住んでいるマンションにて
雨が降りしきる状況の中古城は誰だと思ってドアに手をかけて開けてみると・・・そこにいたのは古城が良く知る女性・・・
「古城さーーーーん!」
「うわああああああああああああああああああああああ!!」
ロスヴァイセであった。
次回で多分だが6巻目が終わります。