アルケミスト社第5研究所
そこは兵器開発を主立っており多くの兵器が鎮座されている中異形とも言うべき兵器が
そこにあった。
多脚型のそれは数十にも及びその中でもひときわ大きいそれは今にも
動き出しそうになっていた・・・そう・・・『いたのだ』。
それは何故か・・・簡単だ・・・
・・・・・幾つもの配線の先には・・・機械型のドラゴンが鎮座してあったのだ。
小型のタイプが同程度と恐らくメインであろう大型タイプが一機そこにあった。
するとその足元に一人の少女が白衣を着てへへへと言いながらそれを見ていた。
「さてと・・・こいつもそろそろ最終チェックが終わりそうだし・・・兄貴がここに
来ているかもしれねえって言う情報が入ってるし・・・始めようぜ、俺達の戦争。」
「それが・・・お前がここにいる理由なのか?」
タケルがルクスに向けてそう聞くとそうだよと言ってこう続けた。
「僕とヘイズは人質としてあのアルケミスト社第5研究所に幽閉されてたんだけど・・兄は僕と妹を助けるためにライダーシステムを使って脱走させようとしたんだ。
兄さん自身が開発した変身システムと・・・当時の責任者が設計した
オリジナルの設計図を持たせたんだけど・・・奴らは兄さんの戦闘をものともせずに
僕達を追って来てそして・・・脱出路に来れたのは僕だけ・・・そしてここが
僕が住んでいた隠れ家だったんだ・・・そして禁区エリアから出た僕は戸籍を偽装して
対魔導学園に入学して・・・楽しかったよあそこでの日常は楽しかった・・・
留年しちゃったけど君達と出会って僕は楽しかったんだよ。だけど・・・
この記事見て。」
ルクスはそう言ってある記事を見せた。
「これって確か・・・旧港湾の事件だよな?」
タケルがそう言うとそうだよとルクスはそう続けて携帯電話を見せると・・・
ある映像がそこにあった。
それは・・・これである。
「こいつは・・・人影・・・だけど見たことねえパワードスーツだ。」
「そう、これが・・・ライダーシステムで生み出された兵器だよ。」
そう言うとルクスは例の拳銃を見せてこう言った。
「その拳銃って・・・前から思ってたが変だなあって思ってたんだよな。」
「そう、これは兄さんがオリジナルの設計データを元に簡略化させて開発した
ライダーシステムウエポン・・・
・・・・・『トランスチームガン』だよ。」
「『トランスチームガン』。」
「そう、こいつを持っているのは僕と・・・ヘイズしかいない。これはヘイズが
僕に対するメッセージだよ。」
「メッセージって・・・何だよ一体?」
タケルがそう聞くとルクスは・・・重く口を開いてこう答えた。
「『準備はできてるぜ兄貴、俺はあんたを待ってるから・・・
あの時の因縁を晴らすぜ。』って言ってんだと思うよ。」
ルクスはそう言って携帯電話を操作して懐に入れるとルクスはタケルに向けて
こう言った。
「僕は行かなきゃいけないんだ、全てに決着を付けなきゃいけないんだ。」
「だから俺達から離れて危険を少なくさせるためにってちょっと待てよ・・・
まさかお前の兄貴は」
タケルがそう言いかけると多分ねと言ってルクスは顔を暗くしているとこう続けた。
「だからこそ僕は皆を巻き込ませないためにここにいるんだけど・・・
多分皆来ているよね?」
「まあな、俺もだけどあいつらだってお前の事心配してんだ。お前が
どんだけの事を考えてんのか分からねえけどな・・・俺らは仲間なんだ、全部って訳にはいかねえが・・・
・・・・・半分くらいは背負わせろよ。」
タケルがそう言うと・・・ルクスはそうだよなあと呟いてこう続けた。
「タケルは何時もそうだもんね、誰かの重みを背負わせるのに・・・
自分のは背負わせてくれないそう言う自虐的どSタイプだもんね。」
「誰が自虐的どSタイプだ!俺は今良い事言ってたんだよな!?」
タケルが酷くねと言っているとルクスは・・・笑ってこう言った。
「ありがとうタケル・・・けどこれだけは背負わせるわけにはいかないんだ・・・
これは僕とヘイズ・・・兄妹の喧嘩なんだ。」
ルクスはそう言って部屋から出ようとするとタケルがルクスを止めようとして
こう言った。
「待てルクス!お前だけで行く気か!!」
「大丈夫だよ、さっきも行ってたけど僕はここ一帯を知ってるからそれに・・・あれを倒せれるのは同じのを持ってる僕じゃなきゃいけないんだから。」
じゃあねと言ってルクスは・・・外に向かって出て行った。
「待てよルクス・・・ぐ!糞が・・・未だ痛みが治まってねえか・・・それに血だって未だそんなに回復してねえから・・・ああもう!どうすりゃあ良いんだ・・・
あれは確か。」
タケルはそう言ってルクスの机の上にあったベルトと設計図、そして・・・
紫色のフルボトルを見てこう呟いた。
「もしかしてこいつが・・・何もねえよりはましだよな・・・!」
タケルはそう言って紫色のフルボトルと機械とベルトを持って・・・其れと序に
ルクスが机の上に置いてあったカロリーメイトを食べながら外に出て行った。
次回へと続く。