『前にも言ったと思うけど駄目なものは駄目よ。そのシスターの救出は
認められないわ。』
「なら俺一人でも行きます!アーシアが危険なんです!!」
『貴方も学びなさい!行けば間違いなく殺されるわ。生き残れる可能性なんて
0ヨ!!』
イッセーは電話の向こうにいるリアスに向けてそう言うがリアスは落ち着いて
そう答えた。
これまで敵として認知していたシスターの救出などありえないのだ。
するとリアスはこう言った。
『それならば《戦鬼隊》に相談しなさい。彼女が堕天使に関係するなら
貴方を殺した堕天使もそこにいるわ。』
「駄目です!」
『イッセー!?』
イッセーはhリアスの提案に対して否定するとイッセーはこう続けた。
「アーシアは俺の友達何です!友達を助けたいのに他の人がそれやって
俺だけしないなんて納得できません!!」
『いい加減になさい!貴方の行動は私だけではなく他の部員にも
多大な影響を及ぼすのよ!!今の貴方はグレモリー眷属の悪魔なのよ!!
それを自覚しなさい!!』
リアスはそう言ってイッセーを説得しようとするも・・・イッセーはこう答えた。
「だったら俺を眷属から外してください!俺個人であの教会に乗り込みます!!」
そう言ってイッセーは電話を切った。
「(待ってろよ!アーシア!!)」
イッセーはそう言って件の教会に向かって行った。
「グわああ!」
「ギャアアアアアア!!」
その教会において・・・戦闘が行われていた。
とある人間が何かの液体を使って自由自在に攻撃してきたのだ。
然し彼らは全員逸れ神父。
攻撃能力も高く、光力を持った武器を多数使えるのに彼らはそれらを
使っていなかった。
いや・・・使えなかったのだ。
何せ彼らの武器は全て・・・使えなくなっていたのだ。
そんな為にただ人でもある彼らは逃げることも出来ずに只々・・・倒されるしかなかったのだ。
そう・・・一部の例外を残して。
「クソがアアアアアアア!!」
フリードだ。
彼は教会で残されていた木材を使って攻撃してきたのだ。
然しその攻撃は・・・謎の液体によって阻害されたのだ。
そしてフリードはその人間に向けてこう言った。
「畜生が!何で!!何でなんだよ畜生がアアアアアアア!?」
「こんな!悪魔にも!!・・・様な奴に!!・・・俺がアアアア!?」
激昂しながら攻撃しているが通じることもなくそのまま・・・
液体が手足を貫いて壁に突き刺さった。
「アがアアアアアアア(*´Д`*)アアアアアアアア!!!」
フリードはその激痛に苦悶の痛みを浮かべるが人間はそのまま・・・
祭壇に向かって行った。
そして祭壇を動かすと・・・階段が現れたのだ。
恐らくは隠し通路であろう。
その人間が入ろうとすると・・・赤いローブを身に纏った人間たちが
現れたのだ。
そのうちの一人が前に立つとこう言った。
「手はず通り、陣は完成いたしております。後は合図を。」
「分かりました。そちらの方は任せてください。後は私が仕上げの陣を
描きます。」
その人間・・・女の言葉を聞いて全員下がって行った。
そして女はそのまま階段を下って行くと・・・ある人間、いや・・・堕天使達が倒れていた。
「ウウウ・・・。」
「力が・・・」
「どういう事っすか・・・?」
「一体何が?」
ドーナシーク、レイナーレ達堕天使達4人が蹲っていた。
するとレイナーレが女に向けてこう言った。
「貴方が・・・これを?」
そう聞くと女は・・・こう答えた。
「ええ、そうですよ・・・・レイナーレ様。」
「!!・・・まさか貴方!?」
レイナーレは如何やら知っていたかのような声であろう、目を見開かせて
そう言うと女はレイナーレに向かってこう言った。
「貴方が私を使って何かをしようとしたことぐらいお見通しですよ。」
「!」
レイナーレはそれを聞いて驚くも女ははこう続けた。
「ですから私も貴方を利用します。大丈夫ですよ?だって・・・」
そう言うとレイナーレの耳元の口を添えるかのようにこう言った。
「貴方は私の栄養になるんですから。」
「どういう意味!?」
「さあ・・・それは直ぐに分かりますよ。」
女はそう言ってレイナーレ目掛けて手を伸ばそうとした。
「いや・・・やめて・・・いや・・・・」
「やめてーーーーー!!」
レイナーレの悲鳴が・・・朽ちた教会に響いた。
そして《戦鬼隊》の本部。
「マグネシウム?」
古城はそう言ってその資料を見た。
あの後惨殺事件があった現場で見つけた液体を調べるように頼んでおいたのだ。
すると調べていた研究者がこう答えた。
「はい、この液体は恐らくマグネシウムを液体状にしたものです。」
「だけどあの時・・・貫いていたぜ?」
古城はその研究者に向けてそう言うと研究者はこう答えた。
「考えるのと言えば・・・恐らくは形状記憶合金と同じ物が
組み込まれているのかもしれないと思って調べたんですがそれもなくて。」
妙ですねえとそう言うと電話が鳴った。
相手は・・・。
「グレン?」
何だと思って電話に出ると・・・グレンはこう言った。
『オオ俺だ。《バイザー》が面白い情報を提供してくれたぜ。』
「バイザー・・・で、なんて?」
そう言うとグレンはこう答えた。
『奴の言葉によれば《あの時私は強いシスターに出くわしたんだが取引で
助ける代わりに女を・・・若い女を差し出せって言われてたから
私は定期的に攫って貢いでいたんだ》と言っていたんだが・・・
それが行方不明者とビンゴしてたんだよ。』
「何だって!!」
古城はそれを聞いて驚くとグレンはこう言った。
『それと奴が使ったインスタント魔術の痕跡を調べたら・・・ある廃屋の教会と繋がっていたことが分かったんだ・・・匂わねえか?』
グレンがそう聞くと古城はこう答えた。
「ああ・・・ビシビシとな。」
『俺はこれから部隊を纏めてそっち向かうから・・・お前も準備しろよ。』
「分かった!!」
古城はそう言って集合地点に向かって行った。
次回は・・・教会です。