ぐおおおおおおおおおおおおおお!
ナラクヴェーラ・ドラゴンの咆哮が響き渡る中浅葱は良しと言ってデータログを
眺めていた。
「まさかナラクヴェーラ・ドラゴンのコードにこんなのがあったとはねえ。」
『まあな、だがルクスっつってたな。あいつがいなきゃもう少し時間が
掛かりそうだったぜ?』
モグワイがそう言いながらこのコマンドを見ていた、
何せ制御コマンド54個以外にあった55個は停止コマンド。
恐らくは万が一に備えた物であろうがそんな中でさてととモグワイは浅葱に向けてこう言った。
『だけどどうすんだよこれ?何せ直接インストールさせなきゃ・・・・あいつは
止まれねえんだぜ?』
どうすんだよと聞くと・・・ルクスが通信機からこう言った。
『それだったら一つ・・・方法がある。』
『タケル!今大丈夫?!』
「おおルクスか!今こっちはそれどころじゃねえんだよ!!』
仮面ライダー斬影(ザンシャドー)を纏っているタケルはそう言いながら
ナラクヴェーラ・ドラゴンに近づこうとしているとルクスはタケルに向けて
こう提案した。
『それなんだけど・・・こういうのはどう?』
『それで・・・どうする?』
「確かに今は其れしかねえが・・・向こうはどうなんだよ?」
タケルが古城達のいる方向を見てそう聞くとルクスはこう答えた。
『そっちなら今浅葱さんが提案しているよ、もう少ししたら・・・今入った!向こうも了承したよ!!』
「よっしゃ!じゃあ行くぜーーーー!!」
そう言って『邪ブレード』のスイッチを押すと音声が流れた。
『殴水の術』
その音声と共にタケルは技を放った。
「草薙諸刃流・・・『車輪坂』!」
そう言いながら体を回しながら叩きつけるようにコアブロックめがけて斬り付けるが
それは結界でぶつけられて相殺されるが・・・水は残ったまままるで回転して鋸みたいに斬りつけるとばちばちと音がすると結界に罅が入り始めるのが見えた。
するとタケルは砲台の方を見て・・・こう呟いた。
「後は頼んだぜ・・・うさぎ。」
「今着きましたわルクスさん!それとですが戦鬼隊の方と何で彩海学園の方も
おられるのですかーーーー!!」
『そっちは協力者だよ、それとだけど対空型レールキャノン何だけど・・・
最大で5発。言い方を変えれば4発は無駄玉使っていいって事だから
気を張らないでね。』
「それはスナイパーとしてのプライドに火をつける言葉でしてよ!
全弾コックピットブロックを命中させて見せますわ!!」
『だったら内部に入って操縦席があるはずだよ?その中はヘッドギアがあって被ると
液晶システムが働くんだ、それでターゲティングが出来る。』
それを聞いてうさぎが内部にあると確かにある事が確認するとルクスは通信機からこう指示を出した。
『すみませんが魔力をその機械に送ってください、それでその魔力を纏った弾丸にすることが出来ます。』
「でしたら私がします。」
それを聞いてロスヴァイセが魔法を注ぐと砲台の前面に北欧の術式が現れるとうさぎは何やら緊張した様子でコントローラーを握っていた。
元々のうさぎのあがり症がここで出るとまず間違いなくやばい中でイリナが
うさぎに向けてこう言った。
「うさぎちゃん、よく見て!今タケル君が時間を稼いでくれてるわ!!そして今貴方はタケル君に任されているなら・・・ここが正念場なのよ。」
「わ・・・分かりましたわ!丁度よく見える場所にありますし何よりも・・・
草薙ばかりに美味しい思いは味合わせませんわよ!!」
そう言うと同時にうさぎがレールキャノンを放つが・・・当たったものの結界が
破壊できるほどではなかった。
「そんな・・・・!」
ですがと言ってもう一撃と思っていると・・・上にいた与一がこう呟いた。
「いいや・・・これなら!」
そう言って与一は月光韻を放つとその一撃は其の儘結界に命中して・・・
罅が入ると上空にいた古城がレグルス・アウルムを放つと・・・結界が完全に
破壊されたのだ。
ごがああああああああああああああああ!
ナラクヴェーラ・ドラゴンはそれに対して雄たけびを上げると翼部の装甲が開いて
出てきたのは・・・
・・・・・幾つもの砲台が出てくるとそこから・・・荷電粒子が放たれたのだ。
「ああ糞が!あいつ荷電粒子砲まで持ってんのかよ!!」
タケルはそう言いながら空高く舞い上がっていると・・・人影が見えたので何だと
思って見ると見えたのは・・・
・・・・・大剣を弓に変形させて構えている紗矢華の姿がそこにあると紗矢華はこう言った。
「『極光の炎駒、煌華の麒麟、其は天樂と轟雷を統べ、噴焔をまといて妖霊冥鬼を
射貫く者なり!』」
そう言って銀の矢を放つと放たれた上空から・・・膨大な音波が戦場を響き渡らせた。
きゃああああああああああああああああああああ
ぎゃああああああああああああああああ!
ナラクヴェーラ・ドラゴンはその音に痛みの様な咆哮を上げると上空から・・・
数百本ものの矢が突き刺さると荷電粒子砲やミサイル発射口が・・・爆発したのだ。
「良し今だ!」
タケルがそう言うと同時に『邪ブレード』のスイッチを押すと音声が流れた。
『葬風の術』
するとタケルの体を風が覆うとそれがまるで・・・一本の槍の様になるのを感じると
タケルはある技を放った。
「『草薙諸刃流・・・・滅槍・一角獣』!」
そしてタケルは其の儘ナラクヴェーラ・ドラゴンに叩きつけると・・・
動力部があったところが貫通すると同時に・・・タケルは内部からティオドラとISコアを持っているのが見えた。
然しナラクヴェーラ・ドラゴンは最後の悪あがきの様に口部にある
大型荷電粒子砲を・・・街に向けて放とうとするのが見えて不味いと全員が
そう思った中・・・優一郎がナラクヴェーラ・ドラゴンの口のすぐ近くに現れると
通信機をナラクヴェーラ・ドラゴンに向けて投げ飛ばすと・・・音が流れた。
するとそれを聞いたナラクヴェーラ・ドラゴンが・・・機能停止したのだ。
「やった・・・ようだな。」
ふうとタケルは変身を解除すると・・・ティオドラのうめき声が聞こえた。
「うぐ・・・があ・・・・・。」
「お、起きたな。さてと・・・手前の事は聞かなきゃ」
タケルがそう言うと同時にティオドラが・・・頭を抱えてこう言った。
「あああああ頭が痛い痛い痛い痛い助けて誰か助けt」
そう言って立ち上がったかと思いきや・・・突如としてティオドラが倒れたのだ。
「おいお前!ティオドラはどうしたんだ!!」
古城が上から降りてくるとタケルはこう答えた。
「いやどうも今さっきだが頭が痛いとか言ってそっから倒れちまったんだ!」
「倒れ・・・だれか医者を寄越せ!救護班を」
「もう無理だよ。」
「ルクス!」
そう言ってルクスが現れるとルクスはパソコンを操作してあるものを見せた、
それがこれ。
「さっき見つけたんだけど如何やらそいつの頭の中に爆弾が入ってて如何やら
外から出すとISコアから電気信号が流れて・・・10秒で死に至るようだよ。」
これが証拠だよと言うと古城は畜生と言ってこう呟いた。
「これじゃあ・・・償わすことが出来ねえじゃねえかよ・・・・!!」
その後だが子機たちはナラクヴェーラ・ドラゴンが止まると同時に機能停止し機体は
解析と同時に破棄が決まり総員で回収する事となった。
アルケミスト社からはこれは第5研究所単独における者と言う事で処理され
ヘイズは指名手配された。
尚タケルのメンバーは特別任務と言う事で単位と報酬が支払われた。
浅葱はこれの解析に貢献してくれたことで無罪・・・とまではいかないが
監視として・・・古城と同じマンションに引っ越させられたのだ。
「嫌なんでだよ!?」
「仕方ないでしょ?そうじゃなきゃ監視対象にさせられるんだからあ、凪沙ちゃん
これから隣近所だから宜しくねえ。」
「あ宜しく浅葱ちゃん!じゃあさ今日は皆で鍋パーティーしない?暑い中での
鍋パーティーって背徳感あって良いよねえ!!」
「ああそれ分かるわあ、あたしも本土にいた時はこたつの中で
冷たいアイス食べるって言うあれも中々よねえ♪」
「ほほお通ですなあ、良し!じゃあ今日は皆で鍋パーティーだあああ!」
いいぇえええええええええいとタッチする2人を見て古城はこう呟いた。
「勘弁してくれえ。」
そしてルクスはと言うと・・・。
「ヘイズがあれを完成させようとしているなら・・・僕も完成させないと。」
そう言ってパソコンを機動させて映っていたのは・・・ライダーシステムとベルトであったが一つ違うのは・・・
・・・・・特殊なIDコアと2つのシステムで使う新たなライダーシステムと
そのプロジェクト名が書かれていた。
『プロジェクト デザイア』
次回はストライク・ザ・ブラッドの第3巻です。