弦神島における非日常的な日々   作:caose

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 ストライク・ザ・ブラッドの第3巻の開始です。


天使憑依兵器
天使襲来


『実験体XDA-7、覚醒レベル上昇。』

 機械音と共に無機質な部屋の中で少女は起床した、起き上がろうとすると両手の手錠が

鈍い音を部屋に奏でさせると更に声が響いた。

 『血圧、心拍数共に増加。体温+0,3、血中コルチゾール濃度急上昇、

手順2544に基づき〈天使システム〉を第61から第101迄濃度を上昇させます。』

 その音声と共に近くで備え付けられている薬物らしきものが入ってあるグラスから

管を通してその・・・仮面をつけた少女に向かって注がれると・・・何か

反応するかのようにびくりと反応して・・・少女の背中から白い羽が生えたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ずどどどどどと弾丸が放たれる音が聞こえる中全長170mオーバーの特殊合金の硬殻で覆われておりPIC発生エンジン2基と12門の対IS用の機関砲を装備してある巨大な

装甲飛行船・・・北欧アルディギアが保有する白群青色に染められ黄金の装飾が施された

王族とその従士団のみが搭乗することを許された専用艦『ランヴァルト』が・・・

何者かによって襲撃を受けてボロボロになっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「はあ・・・だる。」

 燃え上がる船上に立っているのは大柄な女、深紅のISスーツを身に纏った女性は右腕にISの装甲腕を纏い機械で造られた長鎗をその手に握っていた。

 そして女性の血に塗れたかのような赤い瞳と口から覗く純白のその牙は・・・吸血鬼である事が見てとれる。

 「ったく、手間かけさせてくれるじゃないの?かったるいったらありゃしないわよ。」

 吸血鬼の女性はそう言いながら槍を甲板の上を引きづりながら歩いて行くと黄金で

縁取られた白い装甲を纏った機体・・・『スレイブニール』アルディギアモデルを纏った近衛騎士団長が11モデル機関銃を手放して対魔族用魔術式ナイフを手に取ると青白い光を放ってこう言った。

 「貴様何処の雇われだ!ISを扱っているとなると『イ・ウー』の残存兵か?それとも『カオスブリケード』なのかどうか知らないがこの船を我らが聖環騎士団が守護する

『ランヴァルト』と知っての狼藉か?!」

 吸血鬼の女性はへへへと言いながら槍を構えると騎士団長に向けてこう言った。

 「だからさあ、言ってるじゃないの?アンタたちが後生大事に匿ってる腐れビッチの

小娘をさっさと差しだシャアこっちもあんた達を・・・・楽に殺してあげるからさあ!」

 そう言うと同時に深紅の長鎗を爆発的な魔力の波動を纏って・・・・

突っ込んできたのだ。

 「思いあがるな逸れ吸血鬼風情が!」

 騎士団長はそう言ってその爆発的な魔力を青白く輝くナイフで弾くとああそれねと

吸血鬼の女性はこう言った。

 「はあん・・・それがアルディギアが誇る『ヴェルンド・システム』かい?

全く面倒くさくてやる気が削がれるわね!」

 「やる気が削がれたのならばさっさと出て行くが良い!」

 そう言いながら攻撃していくと・・・船内で爆発が起きると漆黒の毛並みを持つ獣人が爆炎と同時に傷だらけの状態で現れるとどうしたんだいと聞くと獣人の男はこう答えた。

 「ああ・・・面倒なのがいてな。」

 そう言うと同時に爆煙と共に姿を見せたのは・・・各パーツごとに金色で縁取られた

全身を白で統一されたISがそこにあった。

 「お・・・王女殿下!」

 そう言って騎士団長が膝まづこうとするといいえと銀髪の少女は騎士団長に向けて

こう言った。

 「今はその時ではありません、この者達を倒す事こそ我々の今の戦う理由です。」

 そう言うと少女は右腕にアルマント型のビット『アヴァロン・ヴェール』を

クロー状態にして構えると吸血鬼の女性はISを・・・全身に纏わせたのだ。

 赤色の装甲

 肥大化してまるで雪だるまみたいな脚部

 その手にあるのは紅い長鎗

 背面部は打鉄弐式をベースにしたミサイルコンテナ

 両腕は機関砲を装備したそれに対して銀髪の少女はデータバンクからある機体の名前を見つけるとこう呟いた。

 「『レッド・ドーン』、元々はアメリカが製造した第3世代で高速機動と同時に

イメージインターフェイスにおけるミサイルの誘導操作を可能とした・・・アメリカから手に入れた・・・CIAかしらね?」

 「悪いがクライアントの情報は言わないのが鉄則だしそれに幾ら王女専用に

カスタマイズされているとしてもね、あんた程度じゃああたしには勝てねえって事を・・教えてやるよ。」

 そう言って紅い長鎗を構えていると・・・レーダーに反応があり何ですと思っているとちぃい!と吸血鬼の女性は漆黒の獣人の男を引っ手繰るかのように素早く取ると

銀髪の少女はこう聞いた。

 「あら?逃げるのですか??」

 「とんでもねえさ、アンタみたいなビッチを殺さなきゃ依頼料貰えねえがこっちも何分色々出ねえ・・・じゃあな王女様・・・ここでくたばりな。」

 そう言って吸血鬼の女性の背後から・・・人影が見えたのだ。

 それは翼を生やした人であったがその右腕が巨大な・・・キャノン砲であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「な・・・何だあれは?」

 「まさかあれは・・・・!」

 銀髪の少女は不味いと思って騎士団長の元に向かおうとするがそのキャノン砲を持ったナニカはこう呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ーー限りなき願いを持って・・・魔女に与える鉄槌を。

 その言葉と共に緑色の閃光が装甲飛行船を襲い・・・大爆発と共に消えて行った。

 そしてその爆発の閃光から・・・一つの煙が海に向かって堕ちるのが見えると

吸血鬼の女性は獣人の男に向けてこう言った。

 「引き上げるよ、あの威力じゃあ生きてたとしても大方虫の息だ。」

 「そりゃあそうだな、さっさとここから立ち去るとするか。」

 そう言うと2人は其処から立ち去って行った。




 次回は・・・古城達サイドから。
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