弦神島における非日常的な日々   作:caose

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 とある場所へと向かいます。


作戦へ

金曜日の放課後の廃教会の中にて複数の少年少女たちが子猫を抱き合いながら

色々と電話で家族に写真メールで見せながら飼って良いよと言った人たちが

夏音に向けて許可を貰ったことを伝えた後に飼う猫が段ボール箱の中に入れられて

去って行くのを見てありがとうございました!と言うとその中で生徒の一人である

『内田 遥』と『棚原 夕歩』が優一郎に対してこう言った。

 「ありがとうな優一郎、俺ん所の家皆動物が好きだからさ。それに夕歩も猫好きだから

俺達が家に入れる機会があってなあお前ら~~~。」

 そう言って『内田』はニコニコと繊細そうな顔つきで猫撫で声で撫でていると『棚原』が夏音を見ると夏音が銀髪を揺らして優雅に会釈するのを見てこう言った。

 「私さ・・・あの子の事苦手なんだよね。」

 「苦手って・・・何でだ『棚原』?」

 優一郎がどうしたんだと聞くと『棚原』がこう言った。

 「まあ別に人柄とかが嫌いじゃないんだけどね、私子供のころ暮らしていた家が

ここの麓だったから何度か行事に参加したことがあるんだけど・・・火災事故で

何十人も亡くなってしまったから彼女を見ると思い出すんだ・・・

あの時仲の良かった子達の事思い出しちゃったからついね・・・じゃあこれで。」

 じゃあねえと言って立ち去って行くのを見てその手に資料を持っている士方が

夏音に向けてこう言った。

 「これで最後だな、残った子猫はいねえのか?」

 士方がそう聞くとええとですねと言って・・・足元から子猫が現れるとこう言った。

 「先ほど見つけたこの子が最後です。」

 「いや何で拾うの嫌なんでだよ!?」

 士方が何やってんだと聞くとロスヴァイセが夏音に向けてこう言った。

 「叶瀬さん・・・流石に拾ったのでしたら最初に報告してください、

手順があるのですから。」

 「す・・・すみません。」

 夏音はロスヴァイセに向けて謝ると仕方ありませんねと言ってこう続けた。

 「後は私が教員の方々に聞いてみましょう、その間は北欧神話の総領事館にいる

知り合いに預からせましょう。」

 そう言って子猫を抱くとありがとうございますと夏音はロスヴァイセに対してお礼を言ったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その夜優一郎達は見回りの為に巡回している中でグレンの報告を聞いた事を

思い出していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「未登録の魔族が暴れてるって二週間前となるとアルケミスト社の第5研究所事件の後すぐだったよな?」

 「ああそうだ優一郎、だが暴れていたのは未登録の魔族じゃねえ・・・

転生タイプだ。」

 「転生って・・・転生悪魔なのか?」

 士方がそう聞くといやとグレンはこう答えた。

 「悪魔じゃねえ、まるで見たことねえナニカなんだが・・・これまで5人が

種族の分からねえ転生しているんだ。それが5件もあるもんで然も恐らくは

周期的には今日だと思ってるからこそ俺達は何かあると踏んでる、既に戦鬼隊にも

負傷者が多数いるもんだから手前ら気を付けとけよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 グレンの言葉を思い出していた優一郎達はテティスモールと言う西区にある

繁華街の象徴ともなっているショッピングビル周辺に来ていたが今日は金曜日で

然も商店街で祭りがある事から多くの人々がざわめきあっている事から優一郎達は

人の集まりに対して避けながら歩いていると与一はPADを取り出してこう言った。

 「それじゃあ僕達はここら辺でコードネーム『仮面憑き』についてなんだけど

どうも空から攻撃するそぶりを見せている事から僕達は上空を警戒する必要あるんだ、

僕と優君は皆とペアになってことに当たりたいんだけど内容は・・・僕と士方君が右を、優君と三葉さんが左でここら辺一体を見張れるビルと言えば・・・

ショッピングビルの屋上と商店街の上が妥当だって話だね。」

 与一はそう言ってそれじゃあ配るねえと言うとそれぞれそれを貰った後に優一郎は

全員に向けてこう言った。

 「そんじゃあ皆・・・始めるか。」

 そう言って全員所定の場所にへと向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 優一郎・三葉ペア

 「さてと、俺達は商店街の屋上に行くんだけど・・・お祭りで混んでるなこれ。」

 「そうだなあ、あたしらが上に行くためにはあの屋上に繋がる裏手の建物に

入らなきゃいけねえけど何で今迄気づかなかったんだろうな?」

 三葉はそう言いながら人垣をかき分けながら進んでいると・・・人の歩きの速さに

やばいと巻き込まれようとした。

 「まず・・・優!」

 三葉がそう言って手を差し伸ばして・・・三葉の手に優一郎の手が掴んだ瞬間に

よっと言って優一郎は三葉を・・・抱きしめるかのように寄せると三葉は優一郎の胸元に飛び込むような形で抱きしめると・・・三葉は一瞬で赤面して

内心あわわわとなっているが・・・流石は父親の血であろう鈍感めいたそれは三葉を見て疲れてるのかなって感じながらも三葉に向けてこう言った。

 「三葉お前疲れてんのか?何だったら俺が一人で」

 「だだだだだ大丈夫だ優!あたしは大丈夫だから!!」

 「そ・・・そうか・・・だったら・・・まあ良いけどよ。」

 優一郎がそう言う中三葉はこう思っていた。

 「(今雪菜って奴がいないんだ!ここで優を虜に出来る位に進めてやらあ!)」

 そう思いながら頑張ろうと思いながら屋上に向かって行った。




 次回は・・・襲撃。
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