「霊媒・・・そんでISって・・・つまり奴らはアルディギア王国の全てを
欲してるって事で良いのか?」
古城はラ・フォリアを見て成程なと思っていた、メイガスクラフトは彼女の血液、
アメリカ軍はその国の技術を手に入れると言ういわば利害があっていたという事である。
するとラ・フォリアは古城達に向けてこう続けた。
「メイガスクラフトには叶瀬 賢生という嘗てアルディギア王国の前身でもある
バルト三国時代から仕えていた宮廷の魔導科学者でして彼が保有する技術の
ほぼ全ては霊媒を持つ王族が必要となっている事から私を攫おうと画策したのです。」
「叶瀬 賢生・・・調べたんだが夏音の養父だよな?」
「ええ、そして今回の首謀者です。」
ラ・フォリアがそう言うとそういやあと三葉はラ・フォリアを見てこう言った。
「あんたと夏音・・・完全に似ているよな?あんたと何かの血縁関係でもあんのか?」
「私達・・・そんなに似ていますか?日本人は西洋人の見分けが難しいと
お聞きしますが?」
ラ・フォリアがそう言って・・・まるではぐらかす様な言動を聞いていえと言って与一がこう返した。
「いえ・・・似すぎています、まるでそう・・・姉妹みたいに見えるほどに。」
そう言うとラ・フォリアは古城達を見て・・・答えを聞きたいと言わんばかりの
視線に仕方ありませんと言って・・・こう答えた。
「叶瀬 夏音・・・彼女は私の祖父の・・・子供なのです。」
「祖父って・・・いやマテ完全に」
「ええ浮気です、それを聞いた祖母は祖父に対して・・・まあそれは言うにも恐ろしき光景だったと母から聞いております。」
「それそうでしょ?間違いなく若い女性を孕ませたんだから。」
「然もそれが・・・賢生氏の姉なのです。」
「うわあ・・・つまり賢生さんにとって姪って事ですよね・・・。」
優一郎はそう言ってマジかよと思っている中ラ・フォリアは更にこう続けた。
「そして彼女は私にとっては・・・叔母に値するのです。」
「叔母・・・中学生に対して言う言葉じゃねえだろ?」
士方はそう言って頭を抱えていた、間違いなくラ・フォリアが年上なのに年下の叔母等普通ならば頭を抱える案件なのに・・・まさにラ・フォリアの祖父は
バカやらかしたとしか言いようがなかった。
するとあれと古城はラ・フォリアに向けてまさかと言ってこう続けた。
「じゃあ夏音は・・・王族になるんじゃねえのか?」
「ええ、正式に王位継承権に名はありませんが間違いありません。」
「お・・・王族」
「そしてその事を聞いたのはつい先日に祖父の重臣が他界してその遺言から
発覚致しましたので王宮は大混乱でして・・・だからこそ私が来たのです。」
「つまり元々の目的は弦神島の訪問じゃなくて・・・夏音を迎えに
来たって事なのか?」
「ええまあ、ですがそれを邪魔された以上叶瀬 賢生は何か企んでいると思われますが何か心当たりは?」
ラ・フォリアがそう聞くと・・・士方はラ・フォリアに向けてこう言った。
「ああ・・・あれはまるで・・・天使に見えたがどっか人工的だった。」
「となりますと・・・やはり賢生は『模倣天使(エンジェル・フォウ)』を。」
「『模倣天使(エンジェル・フォウ)』・・・何だよそいつは?普通の転生と
違うのかよ?」
三葉がそう聞くとラ・フォリアはこう答えた。
「元々悪魔の転生システムをベースにしたシステムを賢生が理論を提唱しました、
そしてそれを今は教会と天界が天使転生の為にその理論を使ってますが賢生が
保有しているシステムは恐らくは更に発展したものでしょう。他には何か違和感は
ありましたか?」
どんなことでも良いですのでと言うと暫くして・・・士方がこう答えた。
「そういやあだが・・・夏音が巨大な大砲みたいな兵器を出したがあの見た目・・・
ISの武器とは全然違ってたな。」
それを聞いてラ・フォリアは何か考えている中で・・・与一が何かを感じたのであろう外を見ていると・・・外を見てこう言った。
「隊長!船が来ました!!」
「何処の部隊か分かるか?」
古城がそう聞くと・・・与一がこう答えた。
「あの船は・・・敵だと思います!」
「ちぃい!だったらすぐに行動に移すぞ!!ラ・フォリアさんは万が一に備えて
待機しろ!?優と士方が前衛!俺と与一が後方!!三葉はラ・フォリアを守ってろ!?」
「「「「「了解!」」」」」
古城の命令を聞いて全員がそう答えて出てくると・・・2人の人間が見えると
ラ・フォリアが通信機でこう言った。
「彼等です、あの2人に私の船を襲って・・・親衛隊隊長は死にここに来ました。」
『ってなると・・・奴らがメイガスクラフトとアメリカ軍に繋がってるって奴か・・・総員攻撃準備だ!』
古城がそう言って先ずは与一が月光韻で船に向けて攻撃しようとして・・・
与一は古城に向けてこう言った。
「隊長!敵がもう一人・・・あれは・・・
皆大変だ!!あの船の中に・・・夏音さんがあの船にいる!」
それを聞いたと同時に船から声が聞こえた。
「限りなき祈りを持って・・・魔女に与える鉄槌を。」
次回は戦闘。