「ええと・・・確か・・・こっちだったよな?」
ルクスはそう呟きながらゼノヴィアを探していた、波朧院フェスタに向けて
意見している中でルクスは出て行ったゼノヴィアを探していたのだ。
これ迄も色々と仕事があったが独断行動が幾つもあり
前のアルケミスト事件においても仲間を差し置いて向かって行きタケルの命令に
背き続けていたのだ。
此の儘では仲間がバラバラになる事を思ってルクスが探していると・・・ルクスは
ゼノヴィアを見つけることが出来たのだ。
ゼノヴィアがいたのは・・・墓地であった。
ゼノヴィアは墓地にアル教会に入るのを見て・・・ルクスも着いて行ったのだ。
「やあゼノヴィア・・・こんな所に入って何してるんだい?」
ルクスがそう聞くとゼノヴィアは・・・近くで飾ってあるマリアの彫像の近くで
座っているとぶっきらぼうにこう言った。
「何だ・・・何の用だ?」
ゼノヴィアがそう聞くとええとねとルクスはゼノヴィアに向けてこう答えた。
「波朧院フェスタに向けて色々と話し合いしてたんだけどさ・・・君だけなんだよ議論をしていないの・・・あのさ・・・僕達は仲間」
「私はお前達とは組まない。」
ゼノヴィアがルクスに向けてそう言うとこう続けた。
「私は私の目的だけで動いてる、お前たちの指図は受けないしお前たちに
害を被る事は無い。」
それで良いだろと言うといやねとルクスはゼノヴィアに向けてこう言った。
「君がどう思っているのかどうかは分からない・・・何故そこ迄憎しみに
囚われているのかを僕は知りたいんだ。」
「ふん・・・貴様は何故私のことが知りたいのだ?会ってまあ大体・・・
3か月も経っていない癖に何で私の事を気に賭けるのだ?」
そう聞くとルクスはゼノヴィアに向けてこう答えた。
「仲間だからだよ、仲間だからこそ君には危ないことをさせたくないって・・・
まあこの間僕も勝手な事やっていたけど僕は・・・君が何のために
そこ迄駆り立てているのかを知りたいんだ・・・聞かせてくれないかな?
僕の事は知ってるんだから。」
ほらと聞くとゼノヴィアは・・・ハジメに長い溜息付いて・・・昔の事を口にした。
「私には両親がいない、生みの両親は普通の家だったのだが・・・
・・・・・私は家族を殺したことがある。」
対魔導学園・カフェテラス
「ゼノヴィアの過去について一言で言えば・・・残酷の一言で済む以前なんだよ。」
「残酷・・・何があったんだよ?」
イリナの言葉を聞いて一体何なんだと聞くとイリナはタケルに向けてこう言った。
「ゼノヴィアはイタリアの小さな民家の出身だったんだけどそこで逸れ悪魔が
ゼノヴィアの家族を皆殺しにしたの。」
「皆殺し・・・!」
「うん・・・その時にエクソシストの人達が駆けつけたんだけどその時に
生きてたのは・・・母親が死ぬ寸前まで腹ばいになって守ってたゼノヴィアだったの。
そしてゼノヴィアは地元の教会が運営する孤児院に引き取られて・・・
7歳くらいだったかなあそれは良いご家族に引き取られたらしいの、資料だけだったけど優しいご家庭で自分よりも3つ低い年頃の女の子がいてね。写真で見たゼノヴィアは
本当に笑顔だったんだけど・・・ある事件がゼノヴィアを襲ったの。」
「何だよそいつは?」
タケルの言葉を聞いてイリナ・・・そして教会で自身の過去についてルクスに向けて語っているゼノヴィアが互いにこう言った。
「「魔女がやって来て・・・私(ゼノヴィア)は・・・家族を私(ゼノヴィア)の手で殺された(の)。」」
「「!!」」
ルクスとタケルはそれを聞いて目を大きく見開いているがあれはと言ってゼノヴィアはルクスに向けてこう続けた。
「そう、あれはこんな時期のハロウィンに浮足立っている頃だった。」
あの当時私の家の周りには多くの子供たちがハロウィンをしていてその深夜に・・・
魔女がやって来て家族を人質にした。
「待ってくれ!娘たちは・・・娘たちだけはどうか・・・どうか・・・!」
父親はそう言ってゼノヴィアと義妹を守ろうと立ちふさがっていると・・・魔女は
ゼノヴィアを見て・・・こう言ったのだ。
「だったら・・・助けてあげるわ・・・その子を使ってね!」
そう言って魔女はゼノヴィアに向けて魔法を放って・・・ゼノヴィアの体がびくびくと痙攣しながら歩いて行った。
「あ・・・いや・・・だ・・・!」
ゼノヴィアはそう言いながらも台所に行って包丁を取り出すと魔女は
ゼノヴィアに向けてこう言った。
「妹は助けてやろう・・・貴方達夫婦を犠牲にすればね。」
「いやだ・・・やめて・・・逃げて!お父さん!!お母さん?!」
ゼノヴィアがそう言うと・・・ゼノヴィアの義両親はゼノヴィアに近づくと・・・
ゼノヴィアに向けてこう言った。
「おいで・・・ゼノヴィア。」
「・・・え?」
「私達が貴方達を守るから・・・来なさいゼノヴィア。」
「嫌だ・・・嫌だいやだいやだいやだお父さん!お母さん!!来ないで辞めておねg」
そう言いながらもゼノヴィアは義両親に近づいて其の儘・・・2人を刺し殺した。
「あ・・・・ああああああああああああああ!」
ゼノヴィアは悲鳴を上げながらも何度も何度も義両親を刺し貫いたのだ、何度も・・・何度も・・・ナンドモ貫いて出しては出てくる紅い・・・赤い・・・アカイ血が・・・・ゼノヴィアは浴び続けてしまった。
「お・・・父さん・・・・お・・・母さん・・・。」
「あらあら貴方は良い子ね・・・けど残念・・・時間切れよ~~♪」
「へ?」
ゼノヴィアは何言ってるんだと思っていると・・・ゼノヴィアの体が勝手に
動き出したのだ。
「な・・・何で!」
そう言いながらゼノヴィアは・・・義妹の目の前に迄辿り着くと包丁を振りかざし
始めたのだ。
「やめて・・・止めて辞めて辞めて約束が違うよ2人と引き換えに
私と妹は助けるって」
ゼノヴィアがそう言うと・・・魔女はゼノヴィアに向けてこう言った。
「あら何言ってるのかしら?魔女が只人の約束なんて・・・
守る訳ないでしょーー!!」
魔女はそう言いながらゼノヴィアを操りそして・・・ゼノヴィアに向けてこう言った。
「じゃあねえ・・・妹さん宜しく可愛がってねえ。」
「おねえちゃん・・・やめて・・・怖いよ・・・おねえちゃん!」
「止めてーーーーーー!」
ゼノヴィアの悲鳴と同時に義妹の断末魔が・・・家一帯に響き渡った。
全てが終わりゼノヴィアが目にしたのは・・・変わり果てた妹の成れの果てであった。
呆然とするゼノヴィアに対して魔女は笑いながら・・・ゼノヴィアの耳元で
こう言った。
「笑え。」
そう言うと耳元で更にこう続けた。
「笑え笑え笑え笑え笑え笑え笑え笑え笑え笑え笑え笑え笑え笑え笑え笑え
笑え笑え笑え」
耳元で響き渡るその声に憔悴仕切ったゼノヴィアの心にじわじわと染み渡りそして・・
「・・・・あは。」
笑った。
「あは・・・あは・・・あはは・・・あははは・・・アハハ・・・あははははははハハハハハハハハハハハハハハハはっハハハハハははあははあ!」
笑った・・・三日月の様に・・・口が裂けるかのように・・・狂いそして・・・
・・・・・心が壊れえていく感触をじわじわと感じながら笑い続けて行った。
道化の様に・・・唯々笑ったのだ。
そして・・・その後へと。