弦神島における非日常的な日々   作:caose

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 続きです。


監獄結界戦乱④

 「あれが・・・仙都木 阿夜か・・・!」

 『恐らくな、だが何という魔力だ!これ迄にも色んな魔法系と戦ってきたが

こいつは別格だぞ!』

 アルビオンの言葉を聞いて確かにと思っていた、古城は今迄色んな面々を思い出すが

彼女は最も別格だからだ。

 滲み出る魔力から分かるようにその実力が間違いなく強いと分かったからだ。

 すると女性 阿夜は周りを見渡していた、その女性の服装は一言でいえば・・・

現実離れしていたからだ。

 平安時代の人間が来ていた十二単を白と黒の2色のみで統一しており瞳は

緋色の瞳であった。

 すると女性はアッシュダウンの魔女たちに向けてこう言った。

 「ご苦労であったなお前達、私を釈放させんがためにここ迄の戦いをするとは

見事見事・・・では始めようかこの弦神島におw」

 終わりをと言いかけた瞬間に・・・阿夜の体が触手によって貫かれているのが見えた。

 「「「!」」」

 それを見て古城、ベラルーシア、那月が揃って両目を大きくして驚いているとあらあらと青い魔法使いが阿夜に向けてこう言った。

 「うふふ、今回私達が来た理由は貴方の釈放ではありませんわ。」

 「な・・・に!」

 ならば何だと言うと赤い魔女が何やら呪符を取り出すとそれを阿夜に付けた瞬間に・・・阿夜の体から黒い霧の様な物が出始めたのだ。

 「な・・・これ・・・は!」

 まさかと言った瞬間に阿夜の足元に・・・1冊の本がそこにあったのだ。

 すると赤い魔女がそれを手に取るとこれが何なのか分かるかという問いにうふふと

青い魔女が笑いながらさてとと言うとまさかと言って倒れた阿夜は息絶え絶えに

こう答えた。

 「まさか・・・魔導書・・・私の・・・魔法を・・・奪ったと・・・言うのか!」

 「正解よ、これを使う事で貴方の魔法の魔法陣が描かれた魔法書が

手に入れるって言う寸法なのよ。」

 「私を出したのは・・・そう言う・・・意味だった・・・のね!」

 「ええ、今のLCOのリーダーであるあのお方が貴方の力を奪うがために画策したのよ。これで貴方はただ単に魔力があるだけの人間でしかないわ・・・それにあいつらを

釈放させる為に仕向けさせたんだし。」

 そう言って赤い魔女の視線の先にいる聖堂が・・・砕け弾けると同時に

姿を見せたのは・・・近代的な建造をした刑務所がその姿を見せるとマジかよと

古城がそう言うとアルビオンがこう続けた。

 『古城、恐らくだがあれが監獄結界の正体だろうと検討が付くぞ?あの聖堂は

那月の心象風景から造り出された紛い物であろうな・・・だがあれを管理していたのが

那月だとするなら・・・直ぐにグレン達に連絡するべきだ!厄介な奴らが出るとな!!』

 「おお分かった!」

 そう言って通信機を使おうとした古城であったがそれを・・・

ベラルーシアによって邪魔をされて携帯電話が破壊されると畜生と思いながらも

この攻撃に対応していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「監獄結界が変わった・・・何かあったのかあそこによって言うかこいつら

全員面倒くさいな!」

 グレンはそう言いながらもこの攻撃を退かせているがレギメント・ヘクセ達の

戦闘員達はまるで時間稼ぎをしているかのように戦っている感じをしているが

グレンは面倒だなと考えながら立ち向かうが何やらレギメント・ヘクセ達の動きが

変わって其の儘・・・転移のインスタントで出て行くのを見て何かあったのかと

思っていると同時に其の儘監獄結界に向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 監獄結界から出てきたのは・・・6人の人間であった。

 40代半ばのがっしりとした筋肉質体型のシルクハットを被った紳士。

 短く編み込んだドレッドヘアと派手な色遣いの重ね着と腰履きジーンズ、

流行遅れのファッションを身に纏った古城と同い年位の青年。

 菫色の頭髪の若い女性、美人だが退廃的で淫らな雰囲気のある色気を感じさせ

長いコートの下の衣装は露出度が高く、どことなく娼婦めいた気配を感じている。

 全身を甲冑で覆った恐らくは男性であろう背中にアル大剣が実力者であることを

物語っていた。

 老人であるが魔法が使えるのであろう嫌な気配を感じる。

 そして最後に眼鏡を掛けた男性、見た感じは知識者でインドア派な感じがする

漢服らしき服を身に纏った男性がその姿を見せた。

 彼ら6人は全員が監獄結界から出てきたという事はつまり・・・重大な犯罪経歴を持つ極悪人であると言う事だ。

 すると古城は畜生と思いながらこの状況を打開するための考えていたが・・・

それが全然ないことに更に焦りを見え始めるが何やらシルクハットの男性が

他の人間はと言っているのを聞いて・・・ドレッドヘアの男性が

シルクハットの男性に向けてこう言った。

 「どうした・・・・こいつだよこいつ!」

 そう言ってドレッドヘアの男性が左腕に付いてある鉛色にくすんだ金属製の手枷が

嵌められていた。

 そしてドレッドヘアの男性がシルクハットの男性に向けて攻撃して・・・

血しぶきをまき散らすと同時に貴様・・・何故とシルクハットの男性は

攻撃しようとした瞬間に・・・監獄結界から鎖が出てきてシルクハットの男性を縛ると

其の儘・・・監獄結界に戻されるのを見て古城はこう考えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「(まだ那月ちゃんが生きているって意味だ・・・監獄結界が生きていることが

その証拠だ!)」




 次回へと続く。
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