「おい古城!何でこいつ迄載せてんだこいつはLCOの奴だぞ!!」
「いや、今は只の怪我人だ!こんままだと死んじまうだろうし何よりも・・・今こいつの魔力が0なんだ。急がねえと魔力欠乏症を引き起こして死んじまうぞ!!」
古城はそう言って阿夜の方を見た、魔力を無理やり奪われただけではなく
魔法における攻撃で血液迄足りなくなっていっているのだ。
古城は応急措置で仕方ねえと言って十二単を一度剥いで見ると傷口が酷かったことから
畜生と言って制服を脱いで止血しているがそれでも止まらなかった。
魔力欠乏症とは魔力が極端に弱まったことで発症する症例でこうなると体の免疫力迄にも影響力を与えてしまう。
特になりやすいのは魔力の高い人間であり今の状況だと阿夜の体が持たないであろうと思っているグレンが古城に向けてこう答えた。
「今の状態だと普通の医者じゃ対処出来ねえ、こいつと同程度の魔女か・・・
あるいは魔導医師が必要になる。」
「魔導医師・・・一人だが心当たりがある。」
「心当たり?誰だよ一体??」
グレンがそう聞くと何処だよと言って・・・古城が道案内を始めた。
「次の信号で止めてくれ、その先には白い建物がある。」
「白い建物・・・あそこか・・・『MAR』の研究所・・・東アジアに多数展開してる魔導複合産業企業ってお前こんな所に知り合い何ていたか?」
グレンがそう聞くと古城は溜息付いて・・・こう答えた。
「・・・家に帰って無ければまだここにいるはずなんだがな。」
「家って・・・まさかと思うがここにいるお前の知り合いって?」
グレンがそう聞くと古城はこう答えた。
「『暁 深森』・・・俺の母親がここにいるはずなんだ。」
夕暮れとなり騒動がひと段落したことから人が戻り始めている中万が一に備えて
各地にいた対魔導学園の生徒や戦鬼隊の人達が見張っている中で優一郎と三葉は
休憩も兼ねてファミリーレストランで食事をしている中優一郎は紅茶とケーキ、
三葉はパンケーキを食べていた。
戦闘でカロリーを消費してしまった事から休憩をしている中で優一郎は
外を眺めていた、あの戦闘の瓦礫か物資であろうトランスフォーマーが運んでいるのを
眺めていると三葉がどうしたんだよと聞いてきたのでこう答えた。
「いやな、あの戦いが終わった後なのに人がこんなに賑わっているのに驚いてな。」
「まあ普通に考えりゃあそうなんだけどな・・・ここにいるのは
全員波朧院フェスタの為に来ている奴らだからな、楽しみで来てるもんなんだよ。
まあそれでもあの騒動の後にこうやって楽しむ辺りあいつらの危機管理の無さが
浮き彫りになるよな。」
そう言いながら三葉はあむっとパンケーキを食べながら喜ぶのを見て優一郎は
パンプキンケーキを食べて三葉に向けてこう言った。
「お前さ、こういう風に食べていると只の女子高生って感じで・・・何か新鮮だな。」
「ぶふ!何言いやがるんだお前は!!あたしはちゃんとした女子高生だって言うか
お前と同い年だろうが?!」
「嫌そうじゃねえよ、俺はお前とは戦っている所しか見たことねえし学校にいても
風紀委員としての仕事が殆どだからこうやってプライベート・・・・にしちゃあ
落ち着く状態じゃねえがこうやって生き抜いている状態何て最近なかったからな・・・
お互いに。」
「そうだよなあ、大体ここ最近戦闘だし・・・何よりもあの中等部や
レイヴェルがいる時が多かったしな。」
「何か言ったか?」
優一郎は最後らへんが聞き取れなかったのか何だと聞くと三葉は何でもねえと
大声でそう言ってパンケーキの残りを頬張っていると優一郎は外を見てあれと呟くと
三葉はどうしたんだよと答えて聞くと優一郎が向いている場所を見ると
そこで目にしたのは・・・4~5歳位の西洋人形の様なドレスを着た
黒の長髪の少女がそこにいたので迷子かなと思っていると三葉がこう言った。
「保護するか、あたしらが保安部に引きわたしゃあ良いしな。」
「そうだな。」
優一郎がそう言ってお勘定と言って店から出てその少女を見ると優一郎は
あれと言う声を出した。
魔力の流れが誰かに似ているなと思っていると三葉が少女に向けてこう聞いた。
「どうしたんだお前?お父さんとお母さんは何処に居るんだ??どこで逸れたんだ?」
ん?と答えると少女は暫く三葉を見て・・・ぎゅっと抱きしめてきたので
寂しかったんだろうなと言って頭を撫でていると三葉に向けて・・・こう言った。
「会いたかったよ!ママ!!」
「「・・・・・・ん?」」
いきなりの言葉に三葉は何言ってるんだと思ったが暫くして・・・優一郎が
こう言った。
「ママって・・・お前何時の間にこんなでかい子供」
「あたしじゃねえよ!大方似ているなら間違えたとかじゃねえのかよ!!」
「いや今お前の事ママって」
「パパ!」
「・・・・・・俺?」
優一郎は今の言葉を聞いて自分に指さすと其れを聞いた三葉は・・・
ふぇっと呟いて暫くすると・・・内容が分かったのか赤面して・・・奇声混じりにこう言った。
「ふぇええええええええええええええええええええええええええ!」
衛宮 優一郎 三宮 三葉
親子になっちまった(笑)。
次回は親子連れ狼編の始まり始まり~~。(大嘘です)