弦神島における非日常的な日々   作:caose

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 因縁です。


因縁

「そんで・・・君は何処から来たのか知らないんだな。」

 「うん。」

 優一郎は少女に向けてそう聞くが当人はそう答えるのを聞いているが隣にいる三葉は

何やら・・・えへへと笑みを浮かべている表情であった。

 あの時少女からママと呼ばれそして父親が優一郎ともなればある意味心が

浮つくような感じであったがそれは・・・長くは続かなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 「見つけたぞ。」

 しゃがれた声でそう言うのはヨガの行者の様な雰囲気を漂わせている年齢が60歳ほどの年齢の割に大柄で骨ばった体つきの男性が出てくると優一郎達に向けてこう言った。

 「その少女を渡してもらうぞ戦鬼隊のせがれ共。」

 そう言うと老人の体から・・・炎が噴き出るとそれを見た優一郎は嘘だろと言って

こう続けた。

 「炎熱系・・・それもあの炎は・・・ルーン系統か。」

 「まあな、だがそれを見分けられるともなればお主・・・魔術師か?」

 「まあな、親父とお袋がそうだし。」

 「名は?」

 老人がそう聞くと優一郎は自身の名前を述べた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「衛宮 優一郎。」

 「衛宮・・・成程な、お主は士郎・・・・聖杯戦争の参加者にして生き残り・・・

いやマテ衛宮・・・まさか・・・お主の祖父・・・名は。」

  そう聞くとええと確かと言って・・・こう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「衛宮切嗣。」

 「!」

 それを聞いて老人の目が大きく見開くと老人はこう呟いた。

 「そうか・・・お主はあの男の関係者か・・・ならば容赦は出来ぬぞ

『魔術師殺し』の孫にして『剣製の魔術師』!」

 その言葉と同時に老人が炎を放ったのだ。

 「伏せろ!」

 優一郎がそう言って三葉達を伏せさせると其れのコンマ数秒足らずで・・・

炎が3人のいた場所の頭上を横切ったのだ。

 するとその近くにあった街灯が・・・炎で溶けたのを見てマジかよと思っていると

老人は優一郎に向けてこう言った。

 「この炎はルーンの炎、ルーンの力は我が心臓に直接刻まれとる。故に・・・

こう言う事も出来る。」

 そう言うと炎が形を変えて・・・数十羽もの鳥に変わると攻撃を始めた。

 「行け我が僕共よ!奴を焼き殺せ!!」

 その言葉と共に行く数十羽が優一郎目掛けて飛び立つとそれを見た三葉が天字竜を

解放して打ち落とすも炎は消えるのではなく・・・当たる前に散らばって巨大な炎の鳥に変わったのだ。

 「ああ糞!こいつ一体何なんだよ!!」

 「炎とは無形、水や風と同じく四大エレメントの1角で土を除けばあらゆる形に

変貌してしまう使い手一つでここ迄内容が変わる・・・故にお主程度では儂には勝てんぞ衛宮の血脈よ!」

 そう言って鳥から狼や虎と言った動物に変わって攻撃しようとすると・・・優一郎が

トランスペアレンシー・フレイムを抜刀するとエターナルフェニックスを付けると

優一郎が老人に向けてこう言った。

 「あんた・・名前なんだ?」

 そう聞くとそうだなと老人は優一郎に向けてこう言った。

 「確かにの、儂は名乗らずお主だけが名乗るのは少し卑劣じゃな。

我が名は『キリカ・ギリカ』、お主の祖父である衛宮切嗣とはカザフスタンでの

半世紀近く前にとある魔術組織を討伐する際に共に行動した。」

 「じゃあ仲間か?」

 「いや、あ奴は傭兵じゃったし儂はゲリラ兵としてその魔術組織を破壊するために

加わっただけだが・・・良き兵士であった。あれ程の銃火器をいとも容易く

使いこなせれるまさに戦場の指揮者であった、儂は嘗てあ奴に共にこの国を救うために

戦わぬかと勧誘したことがあったがあっちからはにべもなく断られたが・・・

その孫を相手取るとはこれぞ正しく天命!いざ参らん!」

 『キリカ・ギリカ』はそう言って炎の動物を優一郎目がけて放つと優一郎は・・・こう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「変身!」

 優一郎はそう言って仮面ライダーファルシオンになると

トランスペアレンシー・フレイムから炎を出すと火力が強かったのであろう炎が

消えるのを見るとふむと呟いて・・・こう言った。

 「ならば・・・これじゃ。」

 『キリカ・ギリカ』はそう言って自身の心臓に手を置くと・・・炎が体に纏うとこう言った。

 「お主の様な手合いにはこれが最も最適解じゃ・・・さあ始めよう。」

 『キリカ・ギリカ』はそう言って拳を構えると其の儘・・・優一郎も剣を収めて・・・互いに拳で戦い始めたのだ。

 「むう!この力・・・お主剣ではなくこっちが主流じゃったか!!」

 「まあな・・・母さんから教わったからな!」

 優一郎はそう言って更に魔力を込めて攻撃が強まって行くと『キリカ・ギリカ』は

衛宮切嗣の事を思い出していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『多数を救うには少数の犠牲はやむなしだと僕は師匠からそう教わったんだ、

だけど僕はね・・・本当は全部を救いたかった・・・正義の味方になりたいって

考えた事もあるくらいにね。』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「(衛宮切嗣・・・こ奴は目の前にいる娘が南宮 那月じゃとは知らんようだ。

だが・・・誰かを救いたいと言う願は・・・こ奴に継がれておるのはようわかる。)」

 そう思って優一郎を見ると・・・ふふふと笑みを浮かべて・・・こう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「脱獄してこ奴と戦わしてくれたことに感謝するぞ・・・切嗣。」

 そう言うと同時にその拳が腹部に強く当たって其の儘・・・そこで意識と同時に世界が暗く変わった。




 次回は別の所。
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