暁 深森は目の前にいる・・・若返った阿夜を見ていた、重度の魔力と血液不足から体が弱体化していて危険な状態から脱させるために肉体の年齢を古城と同じくらいの
年齢に迄戻したのだ。
そして深森はもう一人の・・・雁字搦めに紐で拘束させたベラルーシアを見て
(´∀`*)ウフフと笑っていた。
「全くあの子ったらIS迄持ち込むなんてねえ。」
そう言ってリラ・フランメを見るとさてとと言って・・・ベラルーシアに向けて
こう言った。
「ちょっと悪いけど貴方の魔力を血液と一緒に貰うわよ?」
「!!!」
それを聞いてベラルーシアは猿轡を付けられた状態で何故だと思っているのかむがむがと言うと深森はベラルーシアに向けてこう続けた。
「だって彼女の血液の方は一応だけど輸血できたから後は魔力なのよねえ、
魔力の方はしばらく休めば戻るだろうけど今はこの子を起こしてこの子の魔法を早く
特定したいから一刻も早く回復させたいのよお・・・と言う訳で貴方の魔力を
血液事採取しちゃうわねえ♪」
「むーむー!」
ベラルーシアはそれを聞いてふざけんなとか言っているのであろうが何も分からない為
ふんふ~んと鼻息荒しながら血液を・・・採取し始めたのだ。
そして暫くして・・・。
「よし、血液採取成功!」
「む・・・むう・・・。」
血液を如何やら結構盗られたようでフラフラな状態になっているとさてとと言って
阿夜の魔力を測定するために色々な機材を並べて・・・先ずは血液から凝縮させた
魔力の液体を濾し始めた。
魔力は属性によって液体の色が違うのだ、例えば火の魔法は赤で水は蒼の様に
色が異なる。
ベラルーシアの魔法は火魔法は赤であるが色は銅色、だが阿夜の魔力の色は・・・
これだ。
「白に見えるようだけどどちらかと言えば黒にも見える・・・灰色?けど灰色となると幻惑魔法にしては見極めが難しいわね、それに何よりも・・・
色々と混ざっている所も見て・・・ちょっと待ってデータから・・・これって・・・!」
深森は阿夜を見て・・・マジなのと言ってこう続けた。
「古城貴方・・・とんでもない子を拾ってきたわね。」
「草薙真明流・・・『狼ノ太刀』!」
「ドラゴンブレイク」
タケルは体を限界まで低く落とし下方から上方へ刀身を敵の顎下を目がけて
大きく振り上げると黒い甲冑の人間は上から下に力任せに叩き墜とすとガチ合って・・・がきがきと当たっていたのだ。
「やるな、この力正に思考の領域だ。一体どの位の習練を積んだ?」
黒い甲冑の人間はそう言うとタケルは6年は余裕だなと言っているとそうかと
黒い甲冑の人間はこう答えた。
「それだけでここ迄の力、お前もまた力を付けているようだな。」
「まあな、目的もあるし何よりも・・・俺には成さなければならない目的が
あるからな!」
そう言ってタケルは更に技を放った。
「鮫ノ太刀!」
そう言って今度は一瞬の間に背中に回り込んで一撃をお見舞いしようとして・・・
黒い甲冑の人間は自身も技を放った。
「タウラス。」
今度は腕一本で大剣を振り下ろしてそのすぐ後に・・・拳を剣に叩きつけたのだ。
「一撃目よりも・・・重い!」
そう言うタケルは其の儘・・・弾かれて吹き飛ばされた。
「タケル君!」
イリナが大声でそう言うとタケルは飛ばされたコンテナから出てくると・・・突き技を放った。
「犀ノ太刀!」
「テイルウエーブ。」
そう言うと今度は放たれた一撃を・・・逸らしたのだ。
「!」
「力だけでは頂点に辿り着けんぞ。」
そう言ってその儘その勢いを載せて振り下ろそうとしてタケルは不味いと思って
苦し紛れとはいえ技を放った。
「蜂ノ太刀!」
「!」
それを見て黒い甲冑の人間は間に合わないと悟ってその技を全て・・・受けたのだ。
そしてその儘全弾命中すると・・・鎧が砕け散ったのだ。
灰色の髪
鋼色の肌
それを見てあんた人間かよと言うと黒い甲冑の人間はこう答えた。
「前にも言ったが俺の先祖は竜殺しの一族、故に子孫にも同じような体質となった、
そして俺はこの体で幾度もの異形を屠った。そしてお前の技・・・恐らくお前が
本当に得意とするは異形殺し、俺はその技を使うお前と戦いたい・・・・来い少年。俺はお前を一人の剣士として・・・同じ立場の異形を狩る人間として戦いたい。」
そう言って黒い甲冑の人間はタケルに剣を向けるとそうかよとタケルは
剣を構えるとこう聞いた。
「あんた・・・名前は。」
そう聞くと黒い甲冑の人間はこう答えた。
「『ブルート・ダンブルグラフ』、『ゲオルギウス』を先祖に持つ元傭兵。」
タケルはそう言って構えると何やら『ブルート・ダンブルグラフ』は空間を歪ませて
そこに手を突っ込んで其の儘・・・何かを取り出した。
「そいつは・・・剣か?」
「如何にも、こいつは『アスカロン』、竜殺しの聖剣にして・・・魔導遺産。」
そう言うと『アスカロン』消えたかと思いきや『ブルート・ダンブルグラフ』の体を
包むかのように纏って・・・鎧と変わった。
『この状態の俺はあらゆる物理攻撃に対して一定の無効化をする、さて・・・お前も持っているだろう魔導遺産。』
そう言うとタケルは・・・ラピスを召喚すると其の儘鎧を纏うと互いに獲物を構えて
其の儘・・・攻撃を始めたのだ。
次回へと続く。