がきんがきんと剣檄が港一体に響き渡る、タケルとブルートの戦いは辺り一帯の
コンテナを破壊しそして道路を破壊していた。
「やるな若い剣士。」
「あんたもな龍殺し!」
ブルートとタケルは互いの剣士としての実力に一種の尊敬の念を持ちながらも
互いに戦闘を続行していた。
互いに魔導遺産を持つ相手としては本来ならば敬意を込めて互いにちゃんとした・・・
それでこそこんな殺人じみた理由じゃない正々堂々とした剣士としての戦いをしたかったと思うタケルであったが・・・ブルートはその剣檄を感じて自身もそうだったなと
そう思いながらもブルートは只己としての剣を貫くがために突き進みそして・・・
互いの剣檄が・・・必殺技が襲いかかった。
「草薙諸刃流ーー『天邪鬼』!」
「ドラゴン・・・スカイ!」
互いにそう言うと同時にブルートは空高く舞い上がりそしてタケルは地上低くから・・・抜刀術で剣を抜くと同時に右足で力強く蹴り上げてそして・・・衝撃波がイリナに
襲いかかった。
「きゃああああああああああ!」
そしてその爆発の光が辺りを覆ってそして・・・タケルとブルートはその中で互いの剣を混じる相手に対して敬意を払い・・・己の最大の力を持って相対した。
「「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」」
互いの声が辺り一帯に響きわたりそして・・・勝敗が決した。
「ぐう・・・おおおおおおおおおおおお!」
吹き飛んだのは・・・ブルートでありそしてタケルはその勢いに乗じて更に技を放った。
「草薙諸刃流・・・『狒々脅し』!」
その声と共にバスターソードに姿を変えて其の儘・・・頭上目がけて一撃を放ったのだ。
「何故・・・止めを刺さない。」
ブルートはそう言って・・・寸止めをするタケルに向けてそう聞いたのだ。
『狒々脅し』は本来幻獣用の技であり大上段に構えてあえて自らを大きく
見せつける事で本物の殺気を纏う事で恐怖を与えて隙を創り出させて更に別方向から
一撃を与えると言う技であるがブルートの場合は自らの行く末を受け入れて大人しく
その技を喰らう気であったのに何故だと聞くとタケルはこう答えた。
「俺の任務は逃げた相手を捕まえる事だ、殺す事じゃねえし何よりも・・・
あんたみてえな剣士をコロスなんてこと俺はしたくねえんだ。」
だからなと言うとそうかといってブルートは魔導遺産の鎧を解除して・・・
こう言った。
「・・・最期に良い剣士と巡り会えた、俺は自首する。・・・最期にありがとう。」
ブルートはそう言って立ち去るのを見てイリナはタケルに向けてこう聞いた。
「良いのタケル君、捕まえなくて?」
そう聞くとタケルはこう答えた。
「良いんだ、それに・・・俺は剣士としてのあの人を信頼してんだ。」
タケルはそう言って・・・立ち去るブルートを見ていた。
そして別の場所・・・アッシュダウンの姉妹達は阿夜から奪い取った
魔導書を持ってこう言った。
「さア初めっましょう姉さま、この弦神島を魔力を持つ者達の楽園とするために。」
「ええそうね、我々の邪魔をする者達の力を・・・奪ってね。」
2人がそう言うと同時に・・・魔導書が怪しく輝き始めたのだ。
「な・・・何だこれは・・・力が・・・!」
タケルがそう言って何か力が吸われていくのを感じて倒れそうになると
イリナはタケルを支えるようにしてこう聞いた。
「どうしたのタケル君!」
「・・・ラピス・・・何があった!?」
タケルがそう聞くとラピスがこう答えた。
ーー申し訳ありあせん主、ナニカが魔力を吸収し力が出せません。
「じゃあ・・・俺の体が・・・死ぬのか?」
ーー此の儘ですと後90分後には主が死んでしまうでしょう。
「発生原因・・・分かるか?」
タケルがそう聞くとラピスはこう答えた。
ーー・・・場所は彩海学園、そこに魔力が集中していらっしゃいます。
「イリナさん・・・頼みがある。」
「何タケル君!?」
イリナがそう聞くとタケルはこう答えた。
「彩海学園に行ってくれ・・・それとだが・・・ルクス達にも伝えてくれ・・・
他の奴らにも伝えてくれって・・・!」
「タケル君はどうするの!?」
「俺は・・・行けない・・・今はさっきのダメージがな・・・。」
「分かったよタケル君!今から医療班呼んでくるからちょっと待ってて!!」
イリナがそう言って医療班を電話で呼ぼうとするのを見て・・・タケルはこう呟いた。
「後は頼むぜ・・・ルクス!」
「分かった!僕とゼノヴィアは彩海学園に行くから他の皆にも伝えるね!!」
ルクスがそう言ってゼノヴィアと共に向かって行く中ゼノヴィアはこう呟いた。
「彩海学園・・・またあそこか。」
「何だ・・・力が!」
「糞・・・何なんだよ一体!」
「パパ!ママ!!大丈夫?どこか苦しいの??」
茜がそう聞くと三葉と優一郎は互いにこう答えた。
「大丈夫だ・・・だけどなんだ・・・この不快感は?」
「それに。。。力が抜けていくようだ。」
三葉と優一郎は互いにそう言って原因を探ろうとしている中・・・茜から声が
聞こえた。
「まさか・・・もう始めたのか・・・儀式を。」
次回は古城達から。