「そろそろ着くよ。」
ルクスはゼノヴィアに向けてそう言いながら彩海学園に辿り着くと
そこで目にしたのは・・・魔力がまるで黒い膜の様に覆われておる彩海学園が見えたのだ。
「これ程の魔力・・・厄介な!」
ゼノヴィアはそう言って右手を虚空に向けるが・・・ゼノヴィアは無理かと言って
こう続けた。
「やはり空間魔法に必要な術式と魔力がも喰われるか・・・!」
糞がと言うがルクスは仕方ないと思ってルクスはバルホークの飛翔能力を最大に使った
突貫攻撃で魔力の膜の内側に突入したのだ。
魔力の膜の内側は魔力の濃度が強すぎて常人ならば絶死は免れないであろう環境の中
ルクスはゼノヴィアと共に突入するとルクスはゼノヴィアに特殊マスクを持たせると
こう聞いた。
「体の調子はどうかな?もし無理だったら直ぐに逃がす。」
「その心配はない、元々私はデュランダルの適合者だ。其の為か聖属性の力が
体内にあるのだ、それに・・・この武器でも魔女共を駆逐する事が出来るからだ。」
ゼノヴィアはそう言って大剣を片手にしてマスクを付けて魔力の恐らく集約されている場所に向かうのを見てルクスは仕方ないと思って・・・その先に向かって行った。
アッシュダウンの姉妹達は阿夜から取り出した魔力を使って弦神島の全ての魔力を
集めているのだ、その目的は・・・その魔力を一点集中させて爆発させることで
大勢の一般の人間達を殺すのに使うのだ。
アッシュダウンの姉妹達はこれから起きるであろう惨劇を妄想して楽しんでいると・・ルクス達が来たのを見てちぃいと舌打ちしてこう言った。
「あらお姉さま見て下さい、面倒な猿ですわ。」
「そうね、ですけど私達の贄となれるのを幸運にも思って・・・消えなさい。」
姉の魔女がそう言うと同時に巨大な・・・木がルクスとゼノヴィアに襲いかかると
2人は直感的に避けるのを見てあらあらと言ってこう続けた。
「避けるのが上手いですわねあのゴキブリ達は。」
「そうねお姉さま、ですけど私達には届かないから・・・甚振って綺麗な
お肉の塊にしちゃいましょう!!」
そう言って巨大な木はルクスとゼノヴィアを絶えず襲いかかっていた、その猛攻に
ルクスは畜生と思いながら避けているとゼノヴィアは・・・木の根を踏み倒しながら
アッシュダウンの姉妹達目がけて向かって行ってた。
「はああああああああ!」
「あらあらお姉さま、猪みたいな小娘がこちらに向かっていますわね。」
「本当ねえ・・・良い贄だわ!」
そう言うと同時に巨大な木がゼノヴィア目掛けて襲いかかってきたのだ、
其れを見たルクスは不味いと思ってゼノヴィアを助けようと向かって行ったのだ。
「何をする!」
「君が何をしようとしているのか分かっているの!ここは一旦退くんだ!!」
「離せ!私がどうなろうがあいつらを・・・あの化け物たちだけは私が
必ず殺さなければ」
ゼノヴィアはルクスが羽交い絞めしながらも離せと言わんばかりにじたばたとする
ゼノヴィアを見てああもうと思いながらもルクスは彩海学園の裏にあった・・・旧校舎に向かって行った。
「アッシュダウンの姉妹の魔法は個々で違う?」
MRIの研究所にて古城が阿夜に向けてそう言うとそうよと阿夜はタケルに向けて
こう答えた。
「あの子達の魔法を大抵の人間は木・・・つまり自然をベースにしていると思っているだろうけど違うわ、あの子達がアッシュダウンの姉妹と呼ばれた理由・・・
アッシュダウンと言う街にある樹木を使った魔法・・・姉は大地を使って樹木を回収し
妹の方は姉の魔力と言う痕跡を利用してそれを操作する・・・
それがあの2人の魔法の正体。」
阿夜はそう言って2人の魔法についての説明をした、用は2人の魔法は互いに互いを
利用した魔法であったがつまり2人の内のどちらかを止めれば・・・確実だ。
「だけどあいつらがアンタの魔法を奪ったと言って・・・本当にこの島を
あいつらの楽園にするだけが目的なのか?」
古城がそう聞くと阿夜は恐らくと言って・・・こう答えた。
「あの子達の目的はこの世界を自分好みにするだけに龍脈を利用して・・・いえ・・・まさか!」
そして彩海学園ではと言うと・・・。
「あと少しねお姉さま、あと少しでこの島一帯の魔力が手に入るわ。」
「そうね、そしてこれがうまく行けば・・・私達は完全な存在に進化できるわ!」
アッシュダウンの姉妹達が互いにそう言うがこれには理由があった、自分達の
魔法は互いに互いの魔力を媒介としなければ発動する事が出来ない事からLCOや
レギメント・ヘクセ達からは下扱いされていた事から彼女たちはそんな人間達を
見返すと言う想いからこの計画に対して更に自分達に手を加えたのだ。
それは阿夜に対して反対的な思想の上司も賛同して今発動されたこれを利用して
彼女たちは魔力を本として纏めて1冊の・・・特殊な本を造っていたのだ。
これで自分達は完全な魔法使いになると思い最後の処置を始めようとしていた。
その為に2人は隠し持っていたダガーを取り出して・・・
・・・・・互いを刺し貫いたのだ。
次回は其処から始まる・・・悪夢