弦神島における非日常的な日々   作:caose

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 人はただそれを言う所は戦場でしかない。


死ぬな!生きろ!!

 アッシュダウンの姉妹の2人が互いを突き刺し合いそして・・・何やら魔力が体を

包み込むかのように纏わりつき最後には・・・一人の人間がその姿を見せた。

 

 

 

 

 

 褐色肌

 黒い長髪

 ドレスは紫色の・・・まるで夜の闇の如く薄暗い体の女性

 

 

 

 

 

 

 

 その女性は・・・うふふと笑いながらこう言った。

 『ああ・・・やっと・・・やっと・・・やっと私が出来上がったわ!

後は私の中の力がどれだけ強く成ったのかを・・・確かめてやるわ!』

 女性・・・『アッシュダウンの姉妹』の融合体『アーリシュ』が笑いながら

自身の手にある魔力を校舎の一角に向けて放つと・・・校舎にあった木が突如として

急成長して校舎を破壊したのだ。

 『あはははははははははは!見なさいよ貴方達!!私は今最強の力を手に入れたわ・・・これで・・・これで・・・私がこの世で唯一の魔女の女王よーー!』

 『アーリシュ』は大声でそう言って魔本を片手にさらに力を上げようとして魔力の吸収を始めようとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「兎に角だけど・・・先ずはあれを何とかしないとね。」

 ルクスはそう言って旧校舎から『アーリシュ』を屋上から見ていた、ゼノヴィアと共に旧校舎の・・・何ともまあゼノヴィアにとっては運命であろう・・・オカルト研究部に入っていたのだ。

 オカルト研究部はルクスがゼノヴィアと共に入った際に窓を突き破ったがために

窓ガラスが散乱して床にあった幾つもの魔法陣やグッズが傷ついていたが

それだけではなく掃除もやっていないのであろう埃が至る所にあるのを見て暫く

誰も来ていない事が伺えた。

 そんな中でルクスはゼノヴィアの方を見るとゼノヴィアはまるで・・・

殺気丸出しでルクスを睨んでいたのだ。

 ルクスに邪魔されたのが不満であったのであろうじろりと睨みつけているのを見た

ルクスはゼノヴィアに向けてこう言った。

 「あのさあゼノヴィアさん、あの時僕が君を助けなきゃさ・・・死んでたよ?」

 ルクスがそう言うが・・・ゼノヴィアは激しく怒り散らしてこう続けた。

 「死ぬか・・・死ぬ事に何も恐怖も無い・・・だがお前がアイツらを背に私を

ここに連れ出した事に怒っているんだ!何故私を連れて逃げたんだ!!魔女と言う悪を

討つ為に私は生涯を費やすと決めたんだ!?奴らを殺して殺して殺して殺して・・・

一人でも多くの魔女をこの世から駆逐すると決めたんだ!そうでなければ私は・・・私が家族を・・・妹を・・・私にとって命よりも大切なやっと出来た家族をこの手で殺めて

そして何よりも・・・そんな家族を殺して笑った私が・・・どうやってこれから

生きると言うべきなんだ!!」

 最終的にゼノヴィアが涙を流しながらそう言うのを聞いてルクスは・・・

ゼノヴィアに向けてこう言った。

 「ゼノヴィアさんさ・・・人は二度死ぬって知ってますか?」

 「・・・他の国の宗教概念等知らん。」

 「人はまず一度目なんだけど肉体的に滅ぶ、つまりはこの世から消えるけど

二度目の死は魂・・・つまり思い出してくれる人がいなくなってしまう事なんだ。」

 「・・・だから・・・何だ?」

 「君が死んでしまったら君の家族の事を誰が思い出すんだい?親戚とかはいるとしても思い出すのは少しだよ、君が最も思い出さなければいけないのに君が死んだら

家族はきっと悲しむだろうしそれに何より・・・僕達がそれを許さない。」

 ルクスがそう言うと更にこう続けた。

 「僕達35小隊、タケルにうさぎちゃん、イリナさんに僕だって悲しむ。そうなったら君と同じ人間が更に増えてしまうんだ・・・だからさ・・・死ぬよりも家族の為に

生きようと思ってよ!・・・死ぬとか言ってさ・・・逃げないで・・・!」

 ルクスはゼノヴィアに向けてそう言うとさてとと言ってルクスが

外に出ようとするのを見てゼノヴィアも出ようとするとルクスが止めてこう言った。

 「今のアッシュダウンの姉妹は何か様子が可笑しくなってるんだ、だからそれが何かを確かめてもしかしたら援軍を呼ばないといけなくなるから・・・携帯電話と

通信機を置いとくからもし通信機で僕がやられそうになったりやられたら

タケル達を呼んできてよね、そして携帯電話でそれを伝えた後は早急に逃げるんだよ。」

 良いねと言って外に出ようとするルクスを見てゼノヴィアはこう聞いた。

 「お前・・・私には死ぬなと言っておきながらお前は死ぬ気なのか!」

 「死ぬ気なんて毛頭にないよ、ただ僕はアッシュダウンの姉妹達が何をしているのかを確認していってもし強化とか何かしていたら戦闘記録を携帯電話に

送っとくようにしとくから・・・じゃあ・・・行って来る。」

 ルクスはそう言って出て行くのをゼノヴィアは何故と思いながら見送っていた、

死ぬ気は無いのに死に場所に行こうとするルクスを見て・・・納得いかんと思いながらもゼノヴィア自身はどうすれば良いのか・・・考えるしかなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『あら?性懲りもなく来たのね学生君?』

 『アーリシュ』がルクスに向けてそう言うと『アーリシュ』は更にこう続けた。

 『お友達は如何したのかしら?もしかして死んだのかしら?』

 「冗談は顔だけにしろヨ、僕がここに来たのは只一つ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・お前達をここで倒す為だ。」

 ルクスはそう言って『アーリシュ』に対してトランスチームガンを向けた。




 次回は戦闘。
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