弦神島における非日常的な日々   作:caose

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 どうか大切にして・・・貴方を大事にしている人がきっといるから。


自分を大切にして

ルクスがトランスチームガンをアーリシュに向けるとホークフルボトルを装填して

バルホークに変身して向かって行くがアーリシュは落ち着いた様子で右手を掲げて・・・

巨大な樹木を使って攻撃してきたのだ。

 「ちぃい!」

 ルクスはそれを見て回避するがアーリシュが展開していた植物が突如として実を

発現させると・・・その実が爆発して小さな粒子が辺りに散らばると其の儘・・・

大爆発したのだ。

 「実が大爆発したって・・・いや違う!この実は全て爆弾なのか!」

 『違うわよ・・・この実は私達の・・いえ、私の魔力で造ったこれはあらゆる物が

作れるのよ・・・ほらこんな風に!』

 アーリシュがそう言うと同時に木の実が弾けると今度は・・・粒子が雷となって

ルクス目がけて襲いかかったのだ。

 「な・・・があああああああ!」

 その雷によってルクスが傷つくがそれでもと思いながらルクスはアーリシュ目がけて更に戦おうとするがアーリシュの変幻自在な攻撃に苦労していたのだ、

だが援軍が来ない中でどうやってこの状況を打開しようと考えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「家族を思い出せれる・・・其れが無くなったら誰も・・・父さんも・・・

母さんも・・・『マリ』・・・!」

 ゼノヴィアはそう呟いて家族の事を思い出していた、今迄家族を殺してきた

魔女共を殺して殺して殺して殺してそして最後に自分も・・・死ぬつもりだった・・・

だがそうすれば家族を思い出してくれる人間が一人もいなくなって家族は

死んでしまう・・・。

 「・・・二度目の死か。」

 そう言ってじゃあどうすれば良いんだと思っていると・・・声が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ーー御免なゼノヴィア、お前に辛い十字架を背負わせた。

 「・・・父さん?」

 ーー貴方は強い子だったから魔女に対して憎しみを持っているのも知ってるわ、

そして何よりも貴方は自分を憎んでいた。

 「・・・母さん。」

 ーーお姉ちゃん。

 「『マリ』・・・御免なさい・・・貴方だけを・・・守りたかったのに・・・

私は・・・!」

 ゼノヴィアはそう言って『マリ』に対して謝るが・・・『マリ』はこう返した。

 ーーううん、いいの。私はお姉ちゃんが生きていることが・・・私達を

覚えてくれてるから・・・お姉ちゃんはさ・・・今を・・・未来を生きていて欲しいの。

 「生きるって・・・どうやってだ!私に力など無い!!聖剣もなくあいつらを・・・

魔女共を駆逐するにしてもどうやって・・・どうすれば・・・!」

 そう言うと・・・『マリ』らしき光の塊をゼノヴィアが掴んだ瞬間に・・・

光の塊が1冊の本にへと姿を変えたのだ。

 「これは・・・本・・・しかもこの形状はバルパーが造った」

 ゼノヴィアがそう言って本のスイッチを押すと・・・音声が流れた。

 『ローレライの聖剣』

 その音声と共に・・・デュランダルが現れると今度はその姿形が・・・変わったのだ。

 青い刀身

 今までの太い剣とは違い細く・・・だが力強さを感じるその力にゼノヴィアはこれはと思っていると・・・『マリ』がゼノヴィアに向けてこう言った。

 ーー使ってお姉ちゃん、これでお姉ちゃんの仲間を助けてあげて

 『マリ』がそう言うと今度は・・・父親と母親が光の塊となるとゼノヴィアの

手を取ってこう言った。

 ーーお前のこの手は誰かを守るために・・・そして仲間の手を取る為の手だ。

 ーーだから貴方は向かいなさい、主の為ではなく・・・貴方を貴方と

見てくれる人の為に。

 それを聞いてゼノヴィアは・・・ルクスの事を思い出すとああそうかと言って・・・

ゼノヴィアはこう呟いた。

 「私には・・・仲間が既にいたんだな。」

 そしてその手に剣と本を持つとゼノヴィアは2人に向けてこう言った。

 「お父さん・・・お母さん・・・『マリ』・・・行って来るな。」

 それを聞いて3人は同時にこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 --『『『行ってらっしゃいゼノヴィア『お姉ちゃん』』』

 その言葉を最後にゼノヴィアから3人が消えると・・・ゼノヴィアはこう呟いた。

 「・・・行ってきます。」

 そう言ったと同時にゼノヴィアはルクスの元目がけて走り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「あ・・・ううう・・・。」

 ルクスはボロボロの中で立ち上がろうとしていた、バルホークのダメージは深刻であり飛行能力が喪失寸前になっている。

 だがそれに引き換えアーリシュはと言うと・・・傷一つ付いていなかった。

 『(´∀`*)ウフフ、諦めなさい坊や。貴方はここで終わりなのよ。』

 「ざけんな・・・手前らの都合で・・・この島を・・・仲間を・・・

殺させはしない!」

 ルクスがそう言って立ち上がろうとすると・・・ルクスの足元に無数の蔦が現れて

ルクスを締め潰そうとしていた。

 「あが!」

 『これで終わりよ坊や・・・私達の贄となりなさい。』

 そう言って潰そうとする中でルクスは薄れゆく意識の中・・・ゼノヴィア達の事を

思い出して・・・御免と思っていると・・・蔦が全て斬り落とされたのだ。

 『何?!』

 誰だとアーリシュが言うその先にいたのは・・・ゼノヴィアであった。

 「ゼノヴィア・・・さん。」

 「全く貴様は何死にかけているのだ・・・私に対しては死ぬなと

言っておりながらな。」

 そう言うとゼノヴィアが前に出てこう言った。

 「お前達を止める・・・家族の仇である魔女を倒しそして・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・私は未来を掴む!」

 そう言ったと同時に本から音声が流れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『ローレライの聖剣』




 次回はゼノヴィアが変身します。
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