弦神島における非日常的な日々   作:caose

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 第2巻スタート。


終わりのフェニックス
見つけた運命


 「朝か。」

 そういう中で・・・衛宮 優一郎は起床した。

 こいつは一人暮らしなのだがそうとは思えないくらいに綺麗に整頓していた。

 この日は粗挽きハムをジュッと焼いた後にサツマイモを蜂蜜で和えたスイーツと

カリッと焼いた食パン、冷やしコーンスープとグレープフルーツが入ったサラダを作って食事していた。

 そんな中で衛宮は今日の天気と弦神島のニュースをテレビで聞きながら

昨日動かした洗濯物を外に乾かしに行って、茶碗を洗った後優一郎は立てかけた

写真に向けてこう言った。

 「行ってきます、父さん。母さん。」

 そこに映っているのは・・・赤い短髪の男性とウエーブがかかった黒髪の女性が写っていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 優一郎は普段こうやって日常を送っていた。

 学校に行って授業を受けて部活では助っ人として剣道部又は弓道部に

足を運んでいる。

 そして夜になると《戦鬼隊》においても活動して色んな意味であるが充実した

日常を送っていた。

 そしてそんな夜において・・・とある人間と遭遇した。

 「ん?なんだあの子?」

 優一郎はそう言ってある・・・少女を見かけた。

 金髪の如何にもお嬢様みたいなドリルヘアーをした・・・美少女が。

 何やらふら付いていて熱がありそうな感じであった。

 「何だか体調が悪そうだな、それにあの子が付けている指輪って・・・。」

 そう言って優一郎は指輪を見るとこう言った。

 「ああ、あの子も悪魔か。となるとこの夜中でも動いているのは当然だな。」

 そう言って優一郎は立ち去ろうとした。

 何せ大抵の悪魔は夜中に行動する人間が大多数であるためこんな夜中においても行動するのだ。

 そう思っていると突如・・・その少女が倒れたのだ。

 「!?大丈夫かよおい!!」

 優一郎は急いで少女を担いで病院に行こうとする中で・・・ある事に気づいた。

 それは・・・。

 

 

 

 

 

 

 「何だ?この・・・痣みたいなの。」

 ソレハまるで首輪みたいに首の中心らへんにハートマークが付いた・・・

ピンク色の魔法陣であった。

 優一郎は何だと思って触ってみると・・・。

 

 

 

 

 

 

 「ファン♡」

 「な、何だ!?」

 優一郎は突如出た声に驚いている中で優一郎は・・・魔力を腕に込めてもう一度触って見ると・・・。

 「ヒャアアアアアアアアア♡♡」

 「・・・こいつか。」

 優一郎は恐らくこいつだなって思うと取敢えずと言って古城に向けて電話した。

 「あ、はい隊長。そのですね・・・あの・・・はい。分かりました。

ありがとうございます!!」

 優一郎はそう言って電話を切るとその少女を背負って・・・家に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 意外と思うかもしれないが優一郎は古城達と同じマンションに住んでいるのだ。

 その為かあの時古城が「後で那月ちゃんが様子見に行くから。」と

言ったそうだ。 

 そして優一郎は部屋に戻ると少女をソファーのある所に寝かせると

優一郎はええとと言って自分の部屋の机からある物を出した。

 それは・・・赤いルビーの様な宝石が入ったネックレスであった。

 すると優一郎は少女の頭を自身の膝に置かせると何やら呪文を唱え始めた。

 すると・・・少女がいきなり苦しみ始めたのだ。

 「う・・・ぐう・・・!!」

 「御免な。けどナンダこの術式、何だかこっち迄・・・変になりそうだ!!」

 そう言いながら何故か分からないが優一郎の顔が・・・赤く火照っていたのだ。

 そう言いながら優一郎は宝石と彼女の首をまるで・・・第3者からすれば

絞めるかのように指を回していると・・・優一郎の肩らへんから何やら・・・

脈みたいな何かが現れたのだ。

 そして其の儘・・・術が発動した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 何処か分からない暗闇の中。

 そこで・・・その少女が何やら全身を鎖で巻かれ、

身動きが取れなくなっていた。

 さあ・・・レイヴェル。

 「いや・・・イヤ・・・もういやあ。」

 俺に逆らうな。

 「もう・・・ユルシテ・・・。」

 俺に従え!

 「コンナ・・・コンナコト!」

 俺の・・・ハーレムとなれええええええええ!!

 「イヤーーーーー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 少女、・・・レイヴェルの悲鳴が響き渡ると同時に・・・声が聞こえた。

 

 

 

 

 

 『やめろーーーーー!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 声の主が現れると同時に・・・鎖が次々と砕け始めた。

 すると・・・闇から声が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

 レイヴェル!・・・・貴様ーーーーー!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その怨念の様な悲鳴と共に・・・闇が消えると優一郎がレイヴェルの手を取ってこう言った。

 『手を掴め‼』

 「え・・・」

 『手を・・・掴めーーーーー!!』

 「は・・・ハイ!」

 レイヴェルが優一郎の手を取った瞬間に・・・首の鎖が砕け散った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ま、こんなもんかな?」

 優一郎はそう言って少女、レイヴェルを見つめた。

 何やら憑き物が落ちたかのように落ち着いてた。

 すると・・・チャイムが鳴った。

 「あ、もう来たのかな?」

 優一郎はそう言って玄関にある覗き穴を見ると・・・確かに那月がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「成程な、それで。」 

 那月は取敢えずと言ってレイヴェルを見てこう言った。

 「分かった。その魔法陣は記憶しているか?」

 那月がそう聞くと優一郎はこう言った。

 「ああ、ちゃんとな。」

 そう言って優一郎は手帳にそれを書いて那月に手渡すと那月はこう言った。

 「良し、今日は取敢えずその娘は貴様が預かれ。明日の学校は休んでおけ。

良いな。」

 そう言うと那月は出て行った。

 そして優一郎は少女を見てこう言った。

 「俺も寝るか。」

 そう言って優一郎は少女のすぐそばで眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「それでは解析を頼む。」 

 那月はそう言って電話を切った。

 そして那月は手帳に描かれている魔法陣を見てこう呟いた。

 「何もなければ良いのだが。」




 次回は・・・ナゼあそこにいたのか?
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