弦神島における非日常的な日々   作:caose

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 楽しかった時間は終わる。


キセキの護送

「うわああ・・・きれ~~い。」

 「そうだろ?観覧車から見る景色って凄く綺麗なんだぜ。」

 タケルは外を眺めているキセキに対してそう言うと街の外を眺めていた、もうすぐ夕方で先ほどまで遊具類で遊んでいて最後にこれなのだ。

 タケルはキセキに対してもう少し此の儘一緒に居たいなと思いながら外を見ると・・・

タケルは窓の外にいる鐵を見て・・・そうなんだなと思ってキセキの方に顔を向けると・・まだ外の世界を眺めているのを見て・・・こう思っていた。

 「(神様・・・は死んでいるから駄目か・・・けど誰でもいい・・・誰でもいいから

キセキの時間を・・・如何かキセキの時間を・・・奪わないでくれ・・・!)」

 そう思っていたタケルであったが・・・現実は残酷であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「楽しかったね・・・お兄ちゃん。」

 「ああ・・・そうだったな。」

 タケルが楽しそうに笑っているキセキに向けてそう言うと観覧車の出入り口に・・・鐵が立っているのが見えるとタケルが前に出ると鐵がタケルに向けてこう言った。

 「どけ草薙タケル、私は草薙キセキを連れに来た。」

 「・・・待ってください鐵隊長・・・まだキセキには」

 「駄目だ、十分に楽しんでいたはずだ。何よりも・・・これ以上は彼女の心のバランスに支障を来すことになるだけではなく・・・魔力が暴走した際のリスクもある。」

 「・・・・・」

 タケルは鐵の言葉を聞いても納得がいかない様子であったが・・・キセキが前に出ると鐵に向けてこう言った。

 「あ・・・あの・・・私・・・行きま・・・す。」

 「待てキセキ!俺がお前を」

 「もう十分に・・・守ってもら・・・えた・・・から。」

 「キセキ・・・。」

 「お願い・・・します・・・お兄ちゃん達は・・・悪くない・・・から・・・

酷い事・・・しないで。」

 キセキがそう言うと鐵は分かったと答えて・・・鐵はキセキに向けてこう言った。

 「お前の兄は危険に巻き込ませぬと誓おう、先ずは新しく施設がある。お前の事を

受け入れてくれるそうだからお前をそこ迄護送する、その任務は・・・俺の指揮下

35試験小隊と共に執り行う物とする。」

 「・・・・え?」

 タケルは今の言葉を聞いて今なんて言ったって思っていると・・・鐵はタケルに向けてこう言った。

 「これより35試験小隊は俺の指揮下の元で草薙キセキの護送を

執り行うものとする・・・草薙タケル復唱!」

 「ははははははい!これより我々35試験小隊は草薙キセキを護衛する任務に

就きます!!」

 「良し・・・護送用トラックがそこにある、これより我々は鳳理事長が指定した場所迄護送する・・・駆け足!」

 鐵がタケル達に向けてそう言うとキセキを連れて・・・護送用トラックに

向かって行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「そんで・・・あれが護送用トラック?アルケミスト社の連中がリークしたのって信用できんの?」

 ビルの上でそう言うマリが双眼鏡で確認すると隣にいる・・・ホーンテッドが

そうですよと確認するとこう続けた。

 「ええそうですね、だけどアルケミスト社が何でリークしたのか僕は

気になりますけどねえ。」

 ホーンテッドはそう言いながらダインスレイブを磨いているとバルパーがこう言った。

 「取りあえず我々はあれを手に入れる事を考えましょう、アルケミスト社が

リークしましたがあれは元々貴方方魔女連隊が欲している人間ですから・・・

横取りも良いのではないでしょうか?」

 「まあそれも良いですね、魔女連隊もそれには納得していますし・・・さてと、先ずは彼女の力がどれほどの物なのかを確かめましょう。」

 ホーンテッドがそう言うとではお願いしますねとホーンテッドはヘイズに目を向けるとヘイズがスチームガンを構えて・・・こう言った。

 「そんじゃあ・・・暴れるぜ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「キセキ・・・御免な本当に。」

 「良いよお兄ちゃん・・・キセキ楽しかった・・・から。」

 キセキがタケルに向けてそう言うとキセキはイリナ達の方に目を向けるとこう言った。

 「ありがとう・・・ございます・・・お兄ちゃんの事・・・お願い・・・します。」

 「キセキちゃん・・・。」

 イリナは泣きそうになりながらも我慢しているキセキを見て何でと思っていると・・・運転席にいる鐵はタケル達に向けてこう言った。

 「全員構えておけ、我々が護送しているのはこの世で最も強い魔力を持った

魔女だという事を忘れるな。」

 「あの・・・一つ宜しいでしょうか?」

 ルクスが鐵に向けてそう言うと鐵は何だと返すとルクスはこう聞いた。

 「護送ですけど・・・偽装とかフェイクの車両を出さなくて良いんですか?

こういう時ってそう言うセオリーが」

 「むしろ逆だ、こうやっておけば相手はまさか1台だけとは思わないだろうからな。」

 逆転の発想だというと成程とルクスがそう思った瞬間に・・・爆発がトラックを

襲った。

 「「「「「!?」」」」」

 「糞!一体誰だ高速に爆発物を使った阿呆は!?」

 鐵はまあ決まっているがなと呟くと目の前にいた・・・レオルスを見たルクスがこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ヘイズ・・・!」

 するとレオルスはトラックに向けてスチームガンを向けてこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「さあ始めようぜ・・・パーティーだ!」




 次回は戦闘。
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