弦神島における非日常的な日々   作:caose

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 基本的に優一郎は2人の特性を受け継いでいます。


優一郎とレイヴェルとの会話。

「お父様とお母様が共に魔術師ともなればええと・・・。」

 「ああ、自己紹介していなかったな。俺の名前は『衛宮 優一郎』。」

 「では・・・優一郎様。」

 「いや、その呼び名は止めてくんない?照れるんだけど。」

 「でしたら・・・優様と。」

 「そっちも・・・まあ良いや。それで何だ?」

 優一郎はレイヴェルに向けてそう聞くとレイヴェルはこう続けた。

 「あ、はい。それでしたらさぞ御立派なご家庭でしょねと思いまして。」

 そう言うと優一郎はこう答えた。

 「いや、そんなんじゃねえよ?」

 「?」

 優一郎がそう言ってこう続けた。

 「俺の家って元々親父が住んでいる家だしそれに母さんの生家って確か

今売りに出されてさ。そんなに裕福とは言えないよな感じがするな?」

 「どうしてですの?」

 優一郎の言葉を聞いてレイヴェルがそう聞くと優一郎はこう返した。

 「俺が母さんから貰った魔術って『宝石魔法』なんだけどこいつがとことんの

金食い虫でさ。良い宝石であればあるほど威力が高まるんだけど

その反面出費が嵩むからなあ。だから結婚してからはそう言うのも気を配ってて、

今じゃあ母さんが使う魔術は拳法も交えた体力強化と『ガント』だけだしな。」

 優一郎は笑いながらそう言った。

 そう、遠坂家の魔術はとにかくが付くほどの出費が嵩むのだ。

 その為家を売却し、父がこれまで培ってきた人脈を駆使して宝石商を片っ端から

連絡したりしてカッティングされて捨てられる予定の宝石の欠片などを

貰い受けるようになったのだ。

 「まあ、母さんはこれだけは絶対に売るなって言われてるけどな。」

 優一郎はそう言ってルビーのペンダントの様な物を見せた。

 確かに見る人がいれば高級な物だとすぐに分かるものだ。

 すると等々・・・優一郎はレイヴェルに向けてこう聞いた。

 「それじゃあ・・・あの魔術式について色々と聞きたいんだけど・・・

良いかな?」

 「・・・・はい。」

 レイヴェルはそれを聞いてそう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「それじゃあ先ずは名前だけど名前は?」

 「・・・『レイヴェル・フェニックス』ですわ。」

 「生まれは冥界か?」

 「・・・ハイ。」

 「何の目的で弦神島に?」

 優一郎の質問を聞いてレイヴェルは・・・こう答えた。

 「リアス・グレモリー様と兄でもあるライザー・フェニックスとの結婚に

ついてですわ。」

 「へえ、結婚とはあの先輩のファンクラブ暴動起こしかねええな。」

 優一郎はそう言って他人事のように紅茶を啜っていた。

 この淹れ方は士郎から教わったものだ。

 「ですが色々とありましてその・・・『レーティングゲーム』を

執り行う事になりましたわ。」

 レイヴェルの言葉を聞いて優一郎はこう答えた。

 「あれ?『レーティングゲーム』って確か成人しないと出来ないんじゃ?」

 そう言っているとレイヴェルはこう答えた。

 「ハイ、それで非公式の試合になりましたがルールは知っております

でしょか?」

 そう聞くと優一郎はこう答えた。

 「いや、・・・公式についてはまあ色々と俺達も手伝うから知っているけど。」

 そう答えたのだ。

 《戦鬼隊》では『レーティングゲーム』を弦神島内で行う場合は

人払いの結界を使って人が見えなくさせるようにしているのだ。

 何せリアルタイム並みに人が行きかう所まで再現されてしまう為

試合の妨げにならない様にしているのだ。

 「今回は非公式ともあり、またリアス・グレモリーは未経験者である事から

私達はペナルティーとしてある条件を兄さまが出しましたわ。」 

 「何だ・・・それは?」

 

 

 

 

 

 

 

 ここからはルール説明。

 ①フェニックス側は『フェニックスの涙』を使用しない代わりに

グレモリーチームには2本出す。

 ②チーム編成についてはグレモリーチームと同じ人数にする事。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「とまあ、こんなものですわ。」

 「何だかあの先輩ってプライド高そうだから相当抵抗したんじゃね?」

 「ええ、しましたわ。」

 そう言ってレイヴェルは紅茶を飲むと・・・優一郎に向けてこう言った。

 「優様って・・・紅茶を淹れるのが上手いのですね。」

 そう言うと優一郎はこう答えた。

 「ああ、それは母さんの教えだよ。何せ母さん仕事の時に紅茶は必須でさあ、

父さんに習ったんだ。」

 それを聞いてレイヴェルはヘエと言うと優一郎はこう聞いた。

 「それじゃああの魔術式についてなんだけどあれは一体何だ?」

 そう聞くとレイヴェルは暫くして・・・重く口を開いてこう言った。

 「あれは・・・『主従契約』ですわ。」

 「『主従契約』?」

 優一郎は何だそれと聞くとレイヴェルはこう答えた。

 「はい、あれは古から伝わる魔術の一種ですわ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「魔術自体は簡単でしてあれは主従関係を結ぶ者たちと

その間に仲介者がいる事で発動出来るんですが配下の位置を確認する事が

出来るだけではなく忠誠の維持を目的としておりましてもし裏切ったり

後ろめたさを感じれば呪いが発動されるのですわ。」

 「ふんふん。」

 「それは基本的に詠唱した者の特性に応じてなのですがある種族を使った契約は先代魔王から禁止とされましたわ。」

 「その種族って一体何なんだよ?」

 優一郎がそう聞くとレイヴェルはこう答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「サキュバスですわ。」




 次回は説明の続き。
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