弦神島における非日常的な日々   作:caose

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 ここでは作戦会議です。


ゲーム準備

あれから九日後。

 「それじゃあこれから結界を張る。任務に必要な編成を発表する。」

 グレンが結界を張る際に編成するチームを発表すると言いグレンから花依が

前に出て髪を読み上げようとする中で・・・優一郎は目の前にいる古城に向けてこう言った。

 「隊長。」

 「うん?」

 「ありがとうございます。レイヴェルについて」

 そう言うと古城はこう答えた。

 「まあ気にすんな。あん時にお前がとった行動がアイツを追い詰めるのに

丁度良かったからな。それに居場所がばれた以上は変えるのが上等手段だろ?・・・まあお袋の質問攻めには苦労したな。」

 

 

 

 

 

 「・・・申し訳ありません古城様。私なんかの為に。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そう言って優一郎のすぐ後ろで・・・目深に被った帽子を身に着け、

マントはフードみたいに覆っている少女・・・レイヴェルがそこにいた。

 すると古城がレイヴェルに向けてこう言った。

 「いや、良いさ。幾ら奴が名のある会社の幹部クラスだからって・・・お袋に迄ナニカするとは考えていないしあの人に何かあったら・・・色々と面倒だしな。」

 そう呟いた。

 古城の母親は名のある臨床魔導医師でその才能は医療関係ならば

抜きんでている。

 然しまあ・・・正確には幾つかダメダメな所があるのだが有名な会社に

勤務してるため隠すには絶好の場所である。

 その間にもライザー・フェニックスがやっていると思われる不正の証拠を

手に入れるために奮闘するかと思いきや・・・そうは成らなかったのだ。

 何故なら・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ミラが突撃してきた日。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「何だこれ?」

 優一郎はそう言ってUSBメモリを回収した後にパソコンに繋ぐ前に《解析》で

何か魔術的なトラップがないのかを確認してみると・・・そこに映ったのは・・・

 「これは!!」

 優一郎はそれを見て驚いたのだ。

 そこに映っていたのは・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ライザー・フェニックスが今までやっていたペーパーカンパニーに対する金の

送金・・・だけではなく《フェニックスの涙》の偽の受注書や眷属の半数を

だまくらかして脅しとして録画された映像、違法賭博にて行っていた

非人道的行為等が事細やかに綴られていた。

 それを見た優一郎達は急いでグレン達にフェニックス家の会社の立ち入り調査を依頼するがグレンは・・・こう答えた。

 「いや、待て。公表は待て。」

 「何でだよ!?」

 優一郎はグレンの言葉を聞いてそう言いながら顔を近づかせた。

 何せここまでの外道行為がありながらも何故見てみぬ振りなんだと言って

問い詰めるとグレンはこう続けた。

 「まあ、待てよ。俺がそんなあほな理由で握りつぶすようなことするか?」

 「?」

 グレンはそう言ってこう続けた。

 「九日後に《レーティングゲーム》がある事は知っているだろう?」

 「ああ、古城隊長から聞いたぜ。」 

 優一郎はそう言うとグレンはこう続けた。

 「そこでだ、その場所でそいつの証拠をゲームを見ている全員が見たら・・・

どうなると思う?」

 「・・・成程な。」

 古城はそれを聞いて成程とそう思った。

 それが公開されたら間違いなく捜査が及ぶだろうし裏で違法行為を

していたであろう悪魔とその元締めの動きを見極めるにも丁度良いだろうとそう思っていた。

 然し優一郎はこう返した。

 「だけどもしこんなことしている間にも連中の身に」

 「そうは成らねえよ。そうなったらゲームどころじゃねえからな。」

 そう言うと作戦を説明した。

 「良いか、奴が参加させるのは騎士が1,僧侶が1,戦車が1,

女王と本人だけ。然も相手は《フェニックスの涙》が使えないと言っているが《レーティングゲーム》は知っての通りバトルタイプで然も混戦だってあり得る。

そんな中で奴が何かしらのモノを持っていないとは思えない。」

 「そこで奴が何かしらのルール違反をしたことが分かった時に

お前らが行動しろ。俺達はその間に更に証拠を詰める。」

 「もし何もなかったら・・・その証拠をグレモリーの家に送っとけ。何かしらの役に立つはずだぜ。」

 そう言うとグレンは全員に向けてこう言った。

 「それじゃあ全員・・・取敢えずの所しくじるんじゃねえぞ。」

 『ハイ!』

 そう言って全員スタンバイした。

 レイヴェルは安全の意味も込めて古城の母親が務めている医療部門に

居候することとなったが取敢えず言えば・・・苦労したようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「それじゃあ各員所定の位置に着け!」

 『『『『『了解!‼』』』』』

 そう言うと隊員たちは所定の位置に着いた。 

 優一郎達は学校から少し離れた場所で試合観戦をしようと準備していた。

 すると・・・近くで聞きなれた声が聞こえた。

 「貴様ら、ここで覗きとは貴様らもあの元3馬鹿と同じようになりたいのか?」

 「あ、那月ちゃん」

 「那月先生だ!!」

 古城の言葉を聞いて那月は持っていた扇子で叩くとレイヴェルを見て

こう言った。

 「其れで貴様が衛宮が言った女か。お前については情報通りだった。この試合が終わったら正式に立ち入り調査するつもりだ。」

 そう言うと古城は浅葱が調べた分の資料も渡すと那月はこう言った。

 「良し、後はタイミングだけだな・・・抜かるなよ。」

 那月はそう言って立ち去った。

 そして夜12時・・・・試合開始のベルが鳴った。




 次回は・・・ゲームかな?
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