弦神島における非日常的な日々   作:caose

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 レーティングゲームについては・・・ダイジェスト感覚です。


試合開始。

「始まったな。」

 「ええ、お兄様はみはえ、イザベラ、カーラマイン、ユーベルーナを

加えていますわ。取敢えずの所ルールには従っていますわ。」

 レイヴェルはライザー・フェニックスのメンバーを見てそう言った。 

 そこから導き出される答えは・・・。

 「このメンバー編成は・・・恐らくハンデでしょね。」

 「ハンデ?」

 優一郎はレイヴェルの言葉を聞いて何でだと聞くとレイヴェルはこう答えた。

 「恐らくですが兄はユーベルーナを姫島様に当たらせて残りは雑魚だと

思っているのでしょう。相手を見くびるのが兄の悪い癖なんです。」

 レイヴェルはそのメンバー編成を見て・・・溜息交じりでこう言った。

 嘗ての試合も前評判で油断したために負けたのにと頭を悩ませていた。

 そんな中で始まった試合であるが・・・意外にもグレモリーチームが

優勢であった。

 「へえ・・・結構押してるな先輩。」

 古城がそう言うとレイヴェルはこう続けた。

 「初戦とはいえ確実にチームの能力を最大限に引きだしていらっしゃいますわ。

何よりもあの時間を止めることが出来る眷属が一番のダークホースですわね。」

 「そりゃあそうだろ?アイツは有名なヴァンパイアの倅だしああ見えて

頑張り屋だからな。」

 古城はレイヴェルの言葉を聞いてそう答えた。

 「然も時間停止に+してヴァンパイアとしての体力もあるからな。

ポーンの立ち位置を考えているな。」

 そう言うとあの事を思い出した。

 若しもイッセーが生きていたらこの試合にいたんじゃないかと思っているのだ。

 然し彼はもうこの世にはいない。

 それに仮に生きていたとしても何が出来たのかと思ってしまうのだ。

 そして試合を見守っていた彼らであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「今の試合じゃあもう勝ちは決まったも同然だな。」

 古城の言葉を聞いた後に全員が頷いた。

 子猫はユーベルーナの攻撃にあってリタイヤしてしまいそうになったが《フェニックスの涙》を使って残っったため何とか全員いるのだ。

 少数精鋭を軸としたグレモリーチームにとってあと1歩と言った処だ。

 そして等々・・・その時が来た。

 姫島の雷鳴、木場の剣を使った遠距離攻撃、橘が出した焔によって

ユーベルーナは・・・爆発に飲み込まれた。

 「良し!これで後はキング」

 「いや、未だだぜ。」

 「?」

 優一郎が言いかけている間に古城が割り込んだので何故と思っていると・・・

とんでもないのが写っていたのだ。

 それは・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「無傷・・・!!」

 

 

 

 

 

 

 

 無傷のユーベルーナがそこにいたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「あの総攻撃にどうやって耐えれたんだよ!」

 「そんなの無理だよ!ルークの力を使ったとしても!!」

 「じゃあどうやってアイツは出来たんだよ!!」

 早乙女、君月、三葉が揃ってそう言った。

 何かあるとしたら間違いなくあの時だとそう思っているのだが・・・

証拠がない。

 「一体どうやったんだ?」

 古城はそう言って中継映像を切り替えてさっきまでの映像を巻き戻して

見ることにした。

 そんな中で古城はもう一度浅葱に頼むかと思って映像を転送しようとすると・・後ろで声が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「待て、暁」

 そう言って現れたのは・・・。

 「那月ちゃん何で」

 「那月先生だと何遍言えば分かるんだ!!」

 那月が古城に向かってそう叱ると優一郎にある紙を渡した。

 それは・・・。

 「ほら、優一郎。お前が言っていた魔術式だがあれは」

 「サキュバスを使った主従契約・・・ですよね。」

 「そうだ、既にこの情報は悪魔側の外交部に渡している。この茶番試合が

終わるころには奴の全てが終わるな。」

 那月はそう言って出ようとすると・・・優一郎はある資料を手渡した。

 「何だこれは?」

 「・・・読んでおいてください。」

 優一郎の言葉を聞いて資料を読むと・・・那月の目の色が変わった。

 そして読み終えると那月はこう言った。

 「これは本土の手を貸さなければ成り立たん。後はこっちで対応するが・・・

どうしたんだ?」

 古城の状況を見て那月がそう聞くと取敢えずと言って君月が説明すると・・・

那月はこう答えた。

 「成程な、それは恐らくと思うが・・・転移魔法の1種だな。」 

 「転移って・・・どっからだよ?」

 古城はそう聞くと・・・那月はこう答えた。

 「既にマーキングしている場所だろうな。そう言うのは結界を作っている

《戦鬼隊》を買収したとしても一体誰なのかは分からんから除外すると

考えることと言えば・・・爆発する寸前に何かを引き出したと言った処だな。」

 「何か・・・・。」

 優一郎は那月の言葉を聞いてなんだとそう思っていると・・・

もしかしてと言って映像を見た。

 中継映像では既に《フェニックスの涙》を飲んだ橘以外が

全滅しているところであった。

 そんな中で僅かであるが・・・ナニカが光っているのが見えた。

 それを見た優一郎は古城に向けてこう提言した。

 「隊長、俺を結界の中に入れてください!もしかしたら何かの絡繰りが

分かるかも!!」

 そう言うと古城は少し考えて・・・こう言った。

 「分かった、レイヴェルも連れて行け。役に立つかも」

 そう言うと古城は優一郎に結界の一部解除ができる

インスタント魔術の札を出して優一郎に渡すと優一郎はレイヴェルに向けてこう言った。

 「良し、行くぞ!!」

 「ハイ!」

 そう言って2人は・・・向かって行った。




 次回は・・・もしかしたらもしかします。
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