弦神島における非日常的な日々   作:caose

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 第2巻もこれで終わった。


その後について

 冥界。

 グレモリー領。

 「フェニックス卿。今回の婚約についてなのですが」

 『いや、その件についてはこちらからお断りの報告をしようとした所です。』

 リアスの父親がライザー・フェニックスの父親に今回についての事でお互いに

言っているようだ。

 『今回愚息がこれまで行ってきた悪事は既に魔王・・・貴兄の息子様から報告を承っております。それに伴い私達はあの子と・・・勘当することと決めました。』

 「勘当とはそれはまた・・・。」

 リアスの父親がそう言うとライザー・フェニックスの父親はこう続けた。

 『知っての通り私達は人間界においても薬品会社として財を成しています。』

 『会社とは顧客からの信頼で成り立っております。

それを害するようなことがあれば我々だけではなくそこで働いている社員達にも

迷惑を被ります。そうならないためには・・・致し方ありません。』

 「そうですか・・・今後とも良い関係が創築けれると思っておりましたが

残念です。』

 リアスの父親がそう言うとライザー・フェニックスの父親がこう言った。

 『お互いに欲が強すぎました。それぞれには既に純血種の孫がいるのにも関わらずそれでも欲したのは悪魔ゆえの強欲・・・いや、それを逃げの口実にするのは

どうかと思いますな。』

 するとリアスの父親がこう返した。

 「私もです。あの子の人生を私の我欲で・・・無駄にさせる所でした。」

 するとライザー・フェニックスの父親はリアスの父親に向けてこう言った。

 『あれは敗北と言うよりも一度全てを失わせた方が良かったのです。

今度こそ0からやり直させた方が宜しいのでしょうね。』

 『それにしても禁術指定の魔術をあそこまで使いこなすあの少年は

レイヴェルを・・・娘を必死になって守って下さった。人間と言うのは

我々よりも短命であるにも関わらずその時その時1瞬1瞬を精一杯に生きた結果、今や我々なんかよりも高い技術力を手に入れております。』

 するとリアスの父親もこう言った。

 「誠に、我々こそ人間のそう言う強さを見習うべきなのかもしれません。」

 リアスの父親もそう言うとライザー・フェニックスの父親はこう言った。

 『それでは我々はあのバカの後始末を致します故。』

 「ええ・・・これからも。」

 そう言って両者の通信は切った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あの後ライザー・フェニックスは逮捕され、悪魔の力を抑制する刑務所に

送られた。

 ライザー・フェニックスの眷属は本家が責任を取って面倒見ることとなった。

 主従契約の術式は全員外され、ある者はフェニックス家の会社に勤め、ある者は学校に通ったりと充実とした日々を送っている。

 また眷属の証でもある「イーヴィル・ピース」は弦神島が製造した

「内蔵式魔力抑制機(見た目は将棋)」を取り込ませることでその能力を

封じられた。

 然し気がかりなのは・・・奴に主従契約を教えた悪魔の足取りが・・・

消えてしまっていることだ。

 仲介としていた悪魔は既に・・・殺されており完全に見失ったのだ。

 これに伴い捜査は中断とされ、事件の幕は・・・何だか心残りが

ある感じで終わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして・・・レイヴェルはと言うと・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・朝か~~~。」

 優一郎はそう言って起きると既に・・・食事の準備がされていた。

 今日はパンとフルーツヨーグルト、サラダと南瓜スープであった。

 用意したのは・・・彼女であった。

 「おはようございます。優様。」

 「おはよう・・・レイヴェル。」

 レイヴェルであった。

 あの後本人の強い希望もあって優一郎の部屋に居候することとなったのだ。

 そして食事を終えて学校の準備をした。

 レイヴェルもまた学校に行けるように恐らくであるが・・・那月が裏で

整えてくれたようだ。

 そして2人が学校に行くためにモノレールに乗っている中でレイヴェルは

こう聞いた

 「・・・優様。」

 「?」

 「私はその・・・これからも優様の下で一緒にいても・・・

宜しいのでしょうか?」

 何を今更と思うであるようだが本人は至って真面目なのだ。

 悪魔でもあり今回の事件の発端は自分なのだ。

 家族からは気にしない様にと言っていたらしいがそれでもと思っていると

優一郎は・・・レイヴェルに向けてこう言った。

 「別に良いんじゃね?」

 「へ?」

 「お前が居たいからいるんだろ?だったらそうすれば良いじゃん?」

 「で・・・ですが?」

 「それに俺はもう決めたんだ。」

 「?」

 「俺は・・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「レイヴェルや皆の笑顔を守るヒーローになりたい。そう決めたからな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「/////////」

 レイヴェルは優一郎の笑顔から出た台詞を聞いて顔を赤くした。

 そして優一郎はレイヴェルの手を握ってこう言った。

 「だから今はさ・・・一緒に学校に行こうぜ!レイヴェル!!」

 そう言った優一郎の顔を見てレイヴェルは・・・笑顔でこう言った。

 「ハイ!」

 そう言ってお互いに学校に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 これから彼らには更なる困難が待ち構えているであろう。

 然し・・・彼らならばなんとかなるんじゃないかと思われる。

 何故なら彼らは・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 多くの仲間達が肩を並べて共に戦うのだから。




 暫く休載します。
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