弦神島における非日常的な日々   作:caose

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 堕天使登場します。


謎にご用心

 「はあ?・・・兵藤先輩が女性と付き合う事になったって・・・浅葱、

お前騙されてねえか?」

 「本当よ!ネットの掲示板にそう書いていたんだからね!!写真も一緒だったし」

 「じゃあその写真が偽物ってのは?」

 「『モグアイ』に確認させたけど本当だったわ。10回も検査して!!」

 古城と矢瀬が浅葱に向けてそう言うが当の本人は確かだと言った。

 そして浅葱はこう続けた。

 「見た目はスレンダーに見えてスタイル抜群の黒髪の美少女。ホラこの子ヨ。」

 浅葱はそう言ってパソコンを操作してその映像データを見て矢瀬はヒューと

口笛拭いてこう言った。

 「こいつは確かに美少女だな・・・うん?この子の腕に付けている腕輪って

魔族証明の奴じゃなかったか?」

 「確かにな、材質は多分一般的な奴だ。指輪も着けているとなれば間違いなくだ」

 矢瀬の言葉を聞いて古城もこう答えた。

 弦神島に入った際、魔族は登録しなければならないのだ。

 魔力を使って犯罪を起こさせない様にするために。

 そして古城はこう続けた。

 「ま、俺らには関係ないだろ?兵藤先輩が誰と付き合おうがな。」

 ファーアと欠伸を掻きながらそう言って確かにと思って3人は別れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして数日が経った。

 

 

 

 

 

 

 

 「今日も見回り・・・あれは・・・兵藤先輩か?」

 その日の夜、古城は見回りをしていると猛スピードで走っている兵藤を見た。

 見た感じ陸上部ならば間違いなくレギュラー間違いなしと思えるほどの

スピードであったのだが・・・古城はそれを見て何かおかしいと思った。

 「(可笑しいな、あれほど速かったら俺らからも

逃げられてんじゃねえのか?)」

 そう思っているとアルビオンがこう言った。

 『古城気を付けろ、あいつからは・・・悪魔の波動を感じる。』

 「悪魔って・・・まさか!?」

 『恐らくな、一応那月教諭には話しておけ。』

 「ああ・・・そうする。」

 そう言って離れていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして次の日。

 「ああ、ここ最近のアイツから出てくる変な感じはそういう事か。まあ、

一応監視として式神を使っておくからもしもの時には・・・」

 那月はそう言って電話を切るともう一度電話をかけてある所にかけると

那月はこう言った。

 「ああ、私だ。お前ちゃんと登録したのか?」

 『・・・・・‼……!』

 「そうだろうと思ったよ。万が一があってはいかんからな。あいつとは

近いうちにコンタクト取っといて登録申請しておくように。」

 良いなと言って電話を切った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「それじゃあ今回もいっちょやるか。」

 「「「「了解!」」」」

 その日の夕方、古城の言葉を聞いて衛宮達がそう言って散らばると古城は

こう呟いた。

 「それじゃあ俺らは今日はあそこだな。」

 『ああ、確か前に兵藤を見た処だな。』

 アルビオンの言葉を聞いて古城は見回りをすると・・・。

 『古城、堕天使の気配を感じるぞ!』

 「何!?」

 『この感じは・・・走っている・・・誰かを追っているぞ!!』

 「ああもう、仕方がねえ!!」

 そう言って古城も走っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ふむ。主や仲間の気配がない、消える素振りも見せないし腕輪が

ない事と見て・・・貴様、《はぐれ》か?ならば、殺しても問題あるまい。」

 そう言って帽子を付けて、スーツを着た男性は懐から・・・光る剣を出した。

 このご時世だ、兵器として使っている国など幾らでもあるのだが

男はこう言った。

 「全く、この島では魔力は出せない様にしているし出来たとしても観光用に

作られたインスタント魔術。こう言う時に人間が作ったものを

使わないといけないとは如何せん納得がいかんな。」

 そう言いながら光る剣を兵藤に向けて振るうも腹に掠った程度で

あったのだが・・・。

 「がアアアアアアアア!!」

 兵藤は痛み狂うかのように膝を付くと男はこう言った。

 「痛むであろう?悪魔にとって光は猛毒だ。特に威力を上げれば簡単に

消滅出来る程にな。」

 そう言うと男は剣を振り上げてこう言った。

 「さてと、さっさと片付けておかないと奴らが」

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 「誰の事言ってんだおっさん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「!!」

 男はその声を聴いて1歩退くと・・・古城が刀を持って振りかぶって

斬り裂こうとしていたが避けられたので意味がなかったが古城は兵藤に向けてこう言った。

 「大丈夫かヨ?先輩!」

 「お前・・・何で」

 「今は喋るな!もうじき応援が来る!」

 古城がそう言うと男はこう聞いた。

 「ほう、貴様があの有名な《戦鬼隊》か?見るのは初めてだな。」

 古城を見てそう言うと古城はこう返した。

 「は!これからはいつでもどこでも見れるぜ!!」

 そう言うと古城は男に向けてこう言った。

 「アンタを殺人未遂で逮捕する!」

 ちゃきんと構えると男は光の剣の刀身を消すと古城に向けてこう言った。

 「生憎ですが私は忙しい身分なので・・・これで!」

 そう言うと懐から・・・煙幕弾を出して周りを煙で覆わせて・・・姿を消した。

 「ちぃ!あの野郎、インスタントを使いやがったな!!」

 そう言いながら古城は近くにある紙を見てそう呟くと兵藤に向けてこう言った。

 「おい大丈夫かよ・・・いや、そんなに酷い怪我じゃねえな。

後で取り調べがあるけどある事を言わないといけねえからな。」

 古城は失神した兵藤を見てそう言った。




 次回はイッセーについてです。
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