弦神島における非日常的な日々   作:caose

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 約一年半ぶりの再開です!


悪魔の裏切り校舎
悪意の始まり


「あんた誰?って・・・アンタ確かグレモリー眷属の。」

 暗がりの中少女マリが目の前にいる少年・・・木場に向けてそう聞くと木場は

怖い顔してこう言った。

 「君達は聖剣・・・バルパーの居場所を知っているかい?」

 「それ聞いてどうするのよ?」

 「決まってる・・・復讐する為、聖剣を破壊するためだ。」

 「聖剣破壊って・・・アンタそのバルパーに負けたんでしょ?また戦って

負けるかもしれないわよ?」

 マリがわざとらしい表情でそう聞くが木場は表情を変えずにこう言った。

 「負けるわけにはいかない、だけど力が無い事は真実だ。僕は力が欲しい、

どんな敵ですら圧倒的に捻じ伏せれるほどの力が欲しいから・・・

寄越して欲しいんだ君達が持っているその力を。」

 そう言って魔剣を何本も出すと横から・・・神父が現れてこう言った。

 「駄目だよ君~?マリ君は僕の大切な部下なんだからさ~~。」

 「!!」

 一体何処からと木場はそう思っていると神父・・・ホーンテッドは笑いながら

剣を構え乍らこう続けた。

 「君は力が欲しいんだよね?」

 「ああ・・・欲しい・・・力が!」

 「だったら協力してもらえないかな?それだったら力をやらない訳

じゃないよ?」

 「協力・・・一体何を?」

 「それはね・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして暫くすると木場はこう答えた。

 「良いだろう、僕は君に協力しよう。」

 「はい、でしたらこれを与えましょう。」

 ホーンテッドはそう言って黒い球を手渡すと木場はこう聞いた。

 「何だいこれは?」

 「それは君が持っている神器に反応するものだよ、それで聖剣等易々と

破壊できるはずだよ♪」

 それを聞いて木場は・・・ニヤリと普段では見ない暗い笑みを浮かべて

こう言った。

 「これさえあらばみんなの仇が・・・やっと・・・・アハハハッハ!」

 笑っているのを見るとマリはホーンテッドの耳元でこう言って囁いた。

 「アンタ良いの?あれって確か未だ未完成の奴じゃないの?」

 「良いんですよあれは、あれを使ってくれると僕も助かりますからね♪」

 そう言いながらホーンテッドは今匿っているバルパーを思い出して

その後木場を見てこう思っていた。

 「(良いですよ良いですよ良いですよ~~♪その力を得て有頂天になっている

その顔が断末魔と後悔と狂気に何時染まるのか僕は近くで見てあげますから・・・楽しんでくださいねエ)♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「えー、あー。術式と魔法陣の詠唱との関係性は前の授業でも話したと思うが

深い関連性があり。」

 眠気を誘うかのような教師の声を聴きながら生徒達の声が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「あの噂って本当なの?」

 「英雄擬きを倒したのは雑魚小隊だって話じゃねえか?嘘だろおい??」

 「だが見たって奴は結構いるぜ、その証拠にアイツのあの女の子・・・

レリック・イーターらしいぜ?」

 「何言ってんのよ笑えるwwだってあの人銃使えないから刀しか

使えないんでしょ?どうやって英雄を倒したって言うのよ、馬鹿馬鹿しい。」

 生徒達は笑いながらタケルを見ているが正確に言えば・・・その隣にいる

レリック・イーター・・・『ラピスラズリ』であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今から1か月前

 颯月がタケルに向けてこう言った。

 「レリック・イーターの中でもミスティルティンは特殊でね、基本的に

契約者の側にいたがる傾向があるんだよ。」

 「・・・はあ。」

 「だからかなりの割合で君の日常に入り込むし何時も人型で側にいたがるから

迷惑だと思うかもしれないけどまあ一応は宜しくね。」

 「それはまあ・・・了解です。」

 「ラピスについては登録書を渡しておくから君はそれにサインする事だ、

これで君の借金は私が肩代わりする代わりに君は僕の云う事を聞く事だ。」

 良いねと言うとタケルは了承した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして放課後、禁忌区域に近い場所に建設されている教職員棟。

 そこにいるのは全員対魔のプロで高い実力を誇っている。

 そこにはタケルだけではなく・・・小隊全員が来ていた。

 「入っちゃって入っちゃって~~。」

 颯月が扉の奥からそう言うとタケルは一体何なんですかと聞くと

颯月は笑ってこう答えた。

 「おや、随分と忙しいね。やる気満々なのかい?そう言う事なら早速だけど

本題に入ろうか?」

 そう言うとそれじゃあと言ってこう答えた。

 「実は既に数チーム程声をかけているんだけどもうすぐこの学園で三大勢力が

会議を開くこととなってね、その為当時あの戦闘に参加していた君には是非とも

この会議に参加して欲しいんだ。コカビエルの言葉とあの英雄との戦闘に

参加していた君には供述して欲しいんだ・・・神の不在を知っているのは

君達なんだからね。」

 颯月の言葉を聞いてイリナは辛そうな顔をするのを見てタケルは

柔らかくだが・・・手に触れて握りしめるとこう言った。

 「大丈夫ですよ。」

 「あ・・・ありがとう/////」

 イリナはその行動に対して赤面していると颯月は笑ってこう言った。

 「良いねえ良いねえ青春で嬉しいよ僕は!それじゃあ後は宜しくねえ。」

 颯月の言葉を聞いた後に全員理事長室から出て行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 彩海学園旧校舎・オカルト研究部

 「それで七緒、裕人は今日休んでいるのね?」

 「はい部長、・・・先輩一体何処に?」

 「探して欲しいわ、何せ対魔導学園に行って事情説明をして欲しいの。

お兄様から招集されてるんだから。」

 「分かりました。」

 「何処に行ったのかしらね裕人君は?」

 「・・・気になります。」

 子猫がそう呟きながら空を眺めていた。




 次回はホーンテッドサイドです。
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