弦神島における非日常的な日々   作:caose

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 続きです


タケル対裕人Ⅱ

バランスブレイク

 禁手化と呼ばれるその現象は神器持ちにおいて滅多にない現象でその力は

世界を反転することが出来るという代物だ。

 それはまるでISのセカンドシフトの様な状況である。

 

 

 

 

 

 

 「何だアレハ!?」

 タケルがそう言うと目にしたのは・・・漆黒の尖って鋭い鎧を身に纏った・・・

裕人であった。

 『・・・魔剣創造鎧(ソードバース・スケイル)』

 「?」

 『この鎧の名前だ、この鎧は僕がこれ迄創造した魔剣を出せるんだ。・・・

だからこれで・・・聖剣にも勝てるんだ!‼』

 裕人はそう言って剣を幾つもそれも・・・全身に出して構えるて突進するが

タケルはその剣全てを・・・ガキガキと野太刀を使って受け流しながら

近づいて行った。

 然もそれだけじゃない、その魔剣を破壊して破壊した魔剣を握って・・・

新たなる魔剣を破壊していた。

 『何でだ!何で魔剣を破壊出来る!!何で君が使う魔剣は

破壊されないんだ!‼』

 何でだ!!とそう言っているとタケルはこう返した。

 「簡単だ。」

 『?』

 「俺には・・・帰りを待っている仲間がいるんだ。」

 『仲間・・・その程度で』

 「その程度だ!手前は仲間がいたから弱くなっちまったって言ってたが

そうじゃねえ!!手前は分かってるんだ!?仲間がいるからこその違う力に

目覚め始めていたんだって事に!!」

 『違うだと・・・違う!僕は聖剣を破壊する為に今日まで』

 「だったら何で手前は俺に押されてんだ!?」

 『其れは!‼』

 「そいつは手前が迷ってるからだ!手前自身が仲間を手放したくないっていう

守りたいっていう意志があるからだ!!だからこそ・・・手前はその気持ちと

向き合わなきゃ何も始まらねえって事学びやがれーー!!」

 タケルがそう言って裕人を思いっきり力強く・・・殴り飛ばした。

 『が・・・ハ!』

 裕人は仮面が右半分壊されると口から血を吐いたのだ。

 そしてその儘地面にぶつかると空を眺めていた。

 「何で・・・僕は弱いんだ?」

 裕人がそう呟くとタケルはこう答えた。

 「手前は弱いわけじゃねえ、只力の使い方を見失っただけだ。」

 「見失った?」

 「そうだ、手前は仲間と一緒に戦ってねえんだ。だからよ・・・俺達と

一緒に力つけて聖剣を壊すっていう目的果たそうぜ?」

 タケルがそう言って裕人に手を伸ばすと・・・声が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ーーイザイア

 「この声は?」

 「・・・どうして」

 ーーイザイア元気出して

 「・・・皆。」

 裕人がそう言って現れたのは・・・少し透き通った姿をした

少年少女達であった。

 ーーイザイア、君は十分に頑張ったよ。

 ーー僕たちは君が生きているだけで幸せなんだ。

 「幸せって・・・何だよそれ!」

 裕人がそう言うと大声でこう続けた。

 「僕には夢が無かったのに君達にはあった!だから生きるなら君達だって思ってずっと・・・ずっと復讐する事だけを考えて生きていたのに何で

そんな事言うんだよ!!」

 何でと言うと霊達はこう答えた。

 ーー君が生きている、それは僕達を覚えてくれるって事なんだ。

 ーー私達は死んだけどこうやっているのは・・・君が私達を

覚えてくれてるからなんだ。

 ーーだからもう泣かないで

 ーー聖剣を受け入れるんだ。

 「聖剣を・・・受け入れる・・・・」

 ーーそうだ、受け入れて未来に希望を持ってほしいんだ。

 ーー一緒に歌お?あの時みたいにこの聖歌を

 そう言って次々と聖歌を謡い始めたのだ。

 それを聞いてタケルはこう呟いた。

 「っへ、何だよこれ・・・いい歌じゃねえか。」

 そう言っていると裕人が立ち上がって皆を見て・・・腕から魔剣を出して

こう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「邪魔だよお前ら!」

 そう言ってズバッと!・・・彼らを斬り捨てたのだ。

 ーーイザイア

 ーー何で?

 そう言ったのを最後に霊達は魔剣に吸収されていった。

 『ソウルイート、この剣に斬られた霊達は吸収されて僕の力となる。』

 「手前・・・何でそいつらを!・・・仲間じゃなかったんじゃねえのかよ!?」

 タケルがそう言って来た、仮にも元々の目的は彼らの敵討ちじゃなかったのかと思っていたのだ。

 すると裕人はこう返した。

 『仲間・・・そんなものいらないって言うけど彼らは仲間ですら

なかったんだ。』

 「どういう意味だ?」

 『だってそうだろ?聖剣を受け入れろって言ってたんだよ皆?』

 「ああそうだ、受け入れて未来に希望を」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『そんな訳ねえだろうが!」

 「な!」

 『僕と同じ様に聖剣に恨みを持っていたのに何でそんな事言うんだよ

可笑しいだろ!あんなの僕の仲間じゃない・・・僕には仲間なんていないんだよ

誰も僕に聖剣を破壊してくれなんて言わないあんな奴ら仲間でも何でもない!‼』

 《主様、如何やらあのお方は自身が見たい現実以外は受け入れる気

ないようです。》

 「ああその様だな・・・ラピス。魔力を全て脚に集中してくれ。」

 《分かりました、丁度良く魔力は結構溜まっていますので

そろそろ出した方が良いと思っておりました。》

 そう言うとラピスはタケルの言う通り魔力を足に集中させていた。

 全身のばねというばねを収縮し、全身の力をため込み、骨ですら捻るほどの

瞬発力を出そうとしていたのだ。

 そう、タケルが放つのは草薙流のなかで突進力が強い技

 その技の名は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「草薙諸刃流・・・・・『滅槍一角獣』!!」

 そう言ったと同時に裕人も剣を構えてそのスピードを最大限にした。

 そしてその儘激突した。

 すると裕人が持っていた『ソウル・イート』が・・・罅をが出たのだ。

 『何で・・・何でだ!僕に何の力が足りなかったんだ!!僕に何が』

 「そういうのはよ・・・手前が知るべきなんだよ!‼」

 そう言って其の儘裕人の剣が壊れたと同時に其の突きは・・・

裕人の鎧ですら破壊して其の儘飛んで行ったのだ。




 そして勝った後。
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