弦神島における非日常的な日々   作:caose

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 裕人は終わります。


裕人の終わり

「あれがバルパーの実力・・・本気で強いぞ。」

 タケルがそう言うとイリナもこう続けた。

 「うん、前に戦ったから私も分かるよ。彼の実力は正に折り紙付きだもの。」

 イリナもそう答えるとそれでもと立ち上がろうとする裕人が見えた。

 

 

 

 

 

 

 「くそ・・・僕は・・・・未だ・・・!!」

 「もうやめたまえ、君では幾ら戦おうが勝てないのだ。諦めて

剣を捨てるが良い。」

 「ふざけるな!僕は聖剣を破壊しなければいけないんだ・・・その為なら僕は・・僕がは!?」

 裕人がそう言いかけると同時に口から大量の血を吐き出したのだ。

 「裕人!?」

 リアスがそれを見てどうしたんだと思っているとそれはすぐに分かったのだ。

 「な・・・ナンダこれは?」

 裕人の胸から黒い石がガキガキと音を立てて裕人を侵食していたのだ。

 するとそれを見たホーンテッドは笑いながらこう言った。

 「おやおや?もしかしてタイムアウトですかねえ?」

 「お前!僕に何をした!?」

 裕人がホーンテッドに向けてそう行くとホーンテッドは・・・

真顔でこう言った。

 「分かりませんか?・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・貴方の体はもう限界なんですよ。」

 『『!?』』

 それを聞いて全員が驚いていると当たり前でしょうとホーンテッドは

そう言ってこう続けた。

 「何せ力が欲しいと言いますからね、だから僕は力を増幅させることが出来る

その石を与えましたが貴方はそれが・・・何もない所から溢れ出ていると

お思いでしたか?・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・あはははははは!馬鹿ですよ貴方は!!非常にお馬鹿ですよ!?何もない所から出る訳ないでしょ!ちゃんと出させてたんですよ!!・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・貴方の寿命を引き換えにしてね!!」

 「寿命・・・だと?!」

 裕人が驚くような表情でそう言うがホーンテッドは知らんぷりしてこう続けた。

 「何せ悪魔の寿命は長いですからねえ?そこでそれを使って

魔力や神器の力を増幅することが出来る様にしたので!まるで力が

溢れ出てくるように感じましたよね?そりゃそうでしょ!何せ自分の寿命を代価にしてるんですから至極当然!そして今の貴方は

今や寿命がもうないようですので・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・回収させてもらいますよ?貴方の神器をね!!」

 そう言った瞬間に全身に黒い石が貫くように現れて裕人を苦しめ始めたのだ。

 「あが・・・・がああああああアアアアアアアア!!」

 「裕人!?」

 リアスはそれを見て駆け寄ろうとするが・・・上空からアザゼルが現れて止めてこう言った。

 「やめとけリアス・グレモリー、もうアイツは助からねえよ。」

 「そ・・・そんなの!」

 「いや、見てわかるさ。アイツはもう終わりだしそれにだ・・・アイツは

お前だけではなく他の悪魔や今回の会議に参加している全員を巻き込んだんだ・・生きてたとしてもアイツには辛い日々が待っているだろうしどう考えても

死刑は免れねえだろうな。」

 「そ・・・そんな。」

 リアスはそれを聞いて膝を崩れ落ちるかのように倒れると裕人は・・・

バルパーに向けてこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「バルパー!!」

 「?」

 「コロシテヤル!お前は絶対にコロシテヤル!!例えこの身が朽ちても

コロシテヤル!?」

 「ほほお、私を殺すか?然しそんな事が出来る身体なのかい君は??」

 バルパーは意地悪く裕人に向けてそう聞くと裕人は・・・リアスを見て

こう言った。

 「部長!」

 「!」

 「助けて下さい部長!僕は先ほどの発言を撤回します!!だから僕に・・・僕にもう一度チャンスを!?」

 裕人がそう言いながら残った手をリアス目掛けて伸ばしているとリアスは何やらその手を掴もうとしようとして・・・アザゼルがこう言った。

 「止めておけリアス・グレモリー、お前がやろうとしている事は悪魔側にとって不利益だ。それに如何にお前が魔王の妹だとしても・・・

もうこいつを救う事なんて無理なんだ、サーゼクスですらもう生かす事なんて

出来ねえよ。」

 そう言ってその手を掴んで止めると裕人は・・・憎しみにあふれた表情で

こう言った。

 「ふざけんじゃねえぞ糞悪魔が!手前らグレモリーは眷属に対して慈愛を

持っているんだろ!!だったら助けるのが筋じゃねえのか!?呪われロ

悪魔どもが!堕天使共が!!天使共が!?そして人間達よ!!!呪われろ世界ヨ!お前達が全員神からの罰で地獄に・・・絶望の焔にやかれて

死んじまえーー!!!」

 そう言いながら最終的に裕人は全身を黒い石に取り込まれて・・・死んだ。

 いや、死んだわけじゃない。

 その体は石と成り果てて神器諸共封印された。

 するとホーンテッドは石と化した裕人に近づくとインスタントの術式が書かれた紙を石に張り付けると神器が現れたのだ。

 「そのインスタント術式・・・手前神器を抜き取ったな?」

 「その通りですアザゼル、僕はこう見えても知識に対して貪欲な物ですから

完成しないと気が済まないからね。さてと、データはとれましたしマリさん、

バルパーさん帰りますよ。」

 ホーンテッドがそう言うとアザゼルがこう返した。

 「おい待てよ、手前らここで無事に帰れると思うのかよ?」

 そう言った瞬間に全員が武器を構えているとホーンテッドは・・・ニヤリと

嗤った瞬間に足元に魔法陣が現れた。

 「転移魔法陣!手前予めセットしていたな!!」

 「ええそうですよ、元々はある目的のために使う予定でしたが仕方ありません。それでは皆様またのご視聴を楽しみに待って下さいね♪」

 そう言うとホーンテッドは・・・タケルに向けてこう言った。

 「それではまたお会いしましょう、次は戦場にて。」

 そう言った瞬間にホーンテッド達は姿を消した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「裕人・・・貴方は・・・私は・・・・。」

 「リアス。」

 朱乃がそう言って石と化した裕人に向かって泣くリアスを慰めようとするが

それでは何もならないと後に知ることとなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 この後この会議は弦神島で行われたことから『弦神条約』と呼ばれ数々の問題に関わり後に大規模な戦争に突入することとなった。

 あらゆる種族、人種、本土にある学園島、そして世界が・・・悪意と狂気と

戦乱が支配する時代がやって来たのだ。




 次回でハイスクールD×D4巻と対魔導学園35小隊第2巻が終わります。
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