数日前のイッセーと夕麻ちゃんのデートの日。
あの日は快晴で入念に練ったデートプランを作ってその通りに行って・・・そしてあの時。
「イッセー君、あそこ・・・行かない?」
夕麻ちゃんがそう言って指さしたのは・・・ラブホテルだった。
「え・・・つまりそれって・・・」
「///////」
「(よっしゃー!この日に備えておニューのパンツ着ていて
良かったぜーーーーー!!元浜、松田!俺は一足先に大人の階段上って
行くぜェ!!)」
そう思って息巻いてホテルに行って部屋に入ってそれで・・・。
「ねえ、イッセー君。私達の初デートって事で、一つお願い聞いて良い?」
「な、何かな、お、お願いって!!」
「死んでくれないかな」
そう言われた瞬間に背後から刺されて・・・そして・・・。
そして時間は巻き戻って現在。
「貴方は廃屋のビルの中で瀕死の重傷だったわ。瀕死であったけど貴方は私達が使役している使い魔が人間に化けて繁華街でチラシを配っていたのを貴方が
手にしたから私を呼び出して貴方を転生させたのよ。」
「転生って・・・どうやってですか!?」
イッセーはそれを聞いて驚きながらそう聞くとグレンはこう答えた。
「『悪魔の駒(イーヴィル・ピース)』でだろ?」
「イーヴィル・・・何ですかそれ?」
イッセーはそれを聞いて何だと聞くとグレンはこう答えた。
「それを言う前に悪魔についてなんだが今から1600年前に起きた
人類対聖書に伝わる3大勢力大戦争・・・この場合は悪魔対天使対堕天使付きの
4つ巴の戦争と16年前に起きた悪魔対勇者・天使・日本神話・妖怪における戦争で半分以上の悪魔が死に絶えてな。種の保存という名目で
『悪魔の駒(イーヴィル・ピース)』が作られたんだ。」
「そいつはチェスって言やあ分かるだろう?西洋版の将棋だ。それを模した
形状で能力も付与され、そいつを使って人間を悪魔に転生させるって奴なんだが
これがまた馬鹿な奴がいてな。無理やりに眷属にさせて従わせるって奴がいたり
嘘をついて従わせたりとやりたい放題だったんだがこの弦神島を中心に幾つもの
神話勢力がそれに対して『転生条例』って奴を策定してな。3大勢力の内、悪魔は渋っていたが残った勢力は全員署名しちまったからそれに合わせるような形で
悪魔も加わったのさ。」
「『転生条例』?」
イッセーはそれを聞いて何ですかと聞くとグレンはこう続けた。
「この条例はな、以下の規約を守っていなければ転生を認めねえって奴だ。」
①転生する際には本人とその家族、又は関係者と話し合った証明記載をすること
②転生する時には所属する組織、家を魔族調査課の仲介の元、脅迫が
無かったのかもチェックする。
③提出する際には必ず本人とその家族と上司となる人間が必ず揃って
提出しなければならない。
「まあ、こんなもんだが例外としては転生する人間が3大勢力の何れかによって死亡しそうになった場合に限り特例で認めるって奴があるんだがそれを利用して
金を払ってまで殺そうとする奴がいるからな。鼬ごっこだよ。」
グレンはそう言って肩を透かすとリアス・グレモリーはこう言った。
「そう、貴方は私、リアス・グレモリーの眷属として生まれ変わったのよ。
その証拠に」
そう言うとイッセーの背中から・・・黒い翼が生えてきたのだ。
「・・・マジで?」
イッセーはそう呟くとリアス・グレモリーはこう言った。
「まあ、日頃はあんまり使わないし慣れれば飛行は出来るようになるわよ。」
そう言うとイッセーはこう呟いた。
「けどそれって俺は一生先輩の下僕なんじゃ?」
そう聞くとリアス・グレモリーはこう返した。
「大丈夫よ。悪魔には爵位って言う階級があってこれは生まれや育ちによってもだけど中には成り上がりだっているしそれに・・・やり方次第では
モテモテな人生を送れるかもしれないわよ?」
「!!!!!!!!!!!!!」
イッセーはそれを聞いて目を見開くとこう聞いた。
「どうやってですか!?」
そう聞くとリアス・グレモリーはこう答えた。
「それ相応の努力を見せて長い年月の功績によっては・・・かしらね。」
「ウォォォォおおォォォォォオオォォォォォォォォ!!」
イッセーはそれを聞いて叫びながらこう言った。
「マジか!俺が!!ハーレムを作れるって事は・・・エッチな事も
ですよね!?」
「まあ、・・・貴方の眷属なら良いんじゃないかしら?」
「ウォォォォ!!悪魔最高じゃねえか!!超テンション上がってきたあああ!!今なら秘蔵のエロ本・・・いや、あれはダメだ。俺の宝だ。お袋に見つかるまではやって行けるはずだ!それとこれとは話が別だしな!!」
「・・・なんつう・・・阿保くさ。」
古城はそれを聞いて天を仰ぎながらそう言っていると
グレンはイッセーとリアス・グレモリーにある紙の束を見せてこう言った。
「それじゃあ明日親御さんとちゃんと話し合って・・・
もうこいつは事後承諾みてえなもんだから眷属になりましたって
証明書書いておけよ。明日には提出しておいてやるから終わったら
古城に着いて行って家に帰って明日には魔力診断するからちゃんと覚えとけよ。」
「え、何でですか?」
イッセーはそれを聞いて何故と聞くとグレンはこう答えた。
「あのなあ、ここは魔族が跳梁跋扈する国だぞ。魔力検測器に捕まったら
逃げようもないしお前アイランドガードに捕まるぞ。」
「あ。」
イッセーはそれを聞いて成程と思っていた。
確かに、魔族は全員特殊な宝石で制御されているため向こうで解除しない限りに力は使えないからこそ人間も暮らしていけるのだ。
「だからこそだ。明日リアス・グレモリーは付き合うから
それに従っておけヨ。」
「あ、はい!」
イッセーはそれを聞いてそう答えた。
そんなこんなで今日はそれで終わった。
次回は・・・何になるんだろう?