冥界での戦闘の中アメリカでは・・・彼らにとっていつも通りの様な事が
起きていた。
「『ヴォルスタッグ』!『ファンドラル』!!『ホーガン』!?『シフ』!??
何故お前たちがここに!?」
「ねえ何であんた達は車によく轢かれるのよ!何車に因縁でもある訳?!」
ジェーンが車で轢いてしまった4人をどかすように引きづっていると
ダーシーとエリックは揃ってこう続けた。
「それにしても皆いい男だよねえ、一人位は紹介してほしいよねえ。」
「その前に彼らの足元にあるこの紋様も気になるな、これを解析すれば
北欧神話と交流をすることが出来ると証明できるな。」
そう言いながらエリックは車に向けてこう言った。
「『ヘリア』、トランスフォーマーしてスキャンしてくれ。」
『分かった、直ぐに解析する。』
そう言うとトランスフォームした。(見た目は『トランスフォーマー
ビースト覚醒』に出てきた『ホイルジャック』)
『ちょっと待っててよ、直ぐにスキャンするからな。』
そう言って眼鏡みたいなツインアイを操作している中でソーがこう言った。
「先ずはこいつらを町に運び出そう、救急車を出したとしてもこいつらが
どんな存在かスキャンされて北欧に送り返されるかもしれない。」
「そうね、貴方の場合は力を封じられてて人間とほとんど変わらないって
証明されてるけどけど彼らは・・・どうなのか分からないわね。」
ジェーンはそう言って『ヴォルスタッグ』達を見ているが彼らは
未だ寝ている様であった。
するとそのうちの一人・・・女性の方が魘されるのが聞こえてソーが走り寄ると
女性が目を開け始めた。
「ソー、どうやら彼女は目覚めそうだぞ。」
エリックがそう言った瞬間に女性はソーを見て・・・こう言った。
「ソー・・・ソー!」
ソーを見て驚くような表情をしているとソーは女性に対してこう聞いた。
「『シフ』、何故お前がここに来たんだ?」
「ソー、御父上から貴方に伝言を言いに来たのよ。」
「伝言・・・父上から?」
ソーはそれを聞いて目を見開いて驚いていた、自分はフロストジャイアント達が支配する惑星『ヨトゥンヘイム』に対して父オーディンの言うことを無視して
勝手に向かいそして・・・同盟が滅茶苦茶になる前に自分を追放することで
事無きを得たのに何故今戻ることを承認したのかと思っていると『シフ』が
こう言った。
「ソー、ロキが全神話・人類同盟を邪魔しに来たのよ。」
「!同盟・・・何故?」
ソーがそう聞くと新たに起きた・・・『ヴォルスタッグ』がこう言った。
「簡単だ、奴は『カオス・ブリケード』と呼ぶ組織相手に対抗する
悪魔・天使・堕天使勢力の呼びかけを拒否するようにオーディン様に直訴したがオーディン様はそれを良しとせず会談に参加したんだ。」
すると『ファンドラル』がこう続けた。
「そして奴はこれまでの北欧神話勢力下の被害者に対する代表と言って
会談場所まで乗り込んできてぶち壊したんだ。」
そして最後に『ホーガン』がこう締めくくった。
「そして奴は今冥界で悪魔の若手と人間の勢力相手が戦っている、だが奴だってバカじゃない。それなりに対策はしているだろうな、奴の元々は悪神。
あらゆる手段を使うだろうな。」
そう言っていると『シフ』がこう言った。
「ソー、御父上は貴方の全ての力を解放させると言っているわ。今すぐに
アスガルドに戻って力を取り戻すのよ。」
「・・・無理だ。」
ソーが『シフ』に向けてそういうとこう続けた。
「俺の力は全て『ミョルニル』に封じられていてアスガルドに戻った程度では
元に戻らん、もう俺は只の・・・人間なんだ。」
そう言っていると『シフ』は本当に目の前にいるのはソーなのかと
目を疑っていた、強い力を持ってあらゆる敵に対して不遜な態度で倒した彼と
同一なのかと思っているとソーはこう続けた。
「それに俺は人間になって分かったことがある、力があったところで
他者を慈しみ全ての生命を守る覚悟を持たなければ何もできない。
父上はそれを俺に教えさせるために態と俺の力を『ミョルニル』で
封じさせたのだ、そして気づいたのだ。『王』とは何か?『力』とは何か??
そして何よりも・・・『己』とは何かを学んだ。・・・町に行こう、そこで
もう少し詳しく話を聞きたい。」
ソーがそう言うとエリックはこう答えた。
「そうだな、先ずは情報を整理することが大事だ。『ヘリア』、変形して我々を町に送ってくれ。」
『分かった、今スキャンが終わったところだから何時でもできるぞ。』
そう言って元に戻るとそれじゃあ入るかと言って・・・全員はそれに承知して
中に入った。
一方ソー達がいる場所から数キロ離れた場所では・・・一つのハンマーが山に入ってあった。
そのハンマーは簡単な造りの様に見えるが見事な装飾がしているので一級品だと見る人が見ればわかるであろうそれは・・・バリバリと雷を鳴らしながら持ち主を今か今かと待ちわびていた。
そしてアスガルドには・・・ブラストが歩きながらワープゲートまで
歩いていた。
次回へと続く。